SSDは多数ショップが連休特価を実施、安値品が乱立し1万円近く急落する例も

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連休特価で幅広い製品が大幅安、数千円から1万円近い急落も

　今回調査の1週間前、9月18日(土)は敬老の日を含む連休「シルバーウィーク」の初日にあたり、それはそれは驚くほど沢山の特価や大幅下落が出現した。内容はPCIe 4.0対応の最速級から、大容量品、低価格品に至るまで多岐にわたる。ショップが展開する連休特価の目玉がHDDからSSDへ移って以来、間違いなく最大の「お祭り」だった。

　M.2/NVMeタイプはSamsungが顕著な動きを見せ、PCIe 4.0(Gen4)対応の「980 PRO」2TBが6,180円安の41,800円、1TBが1,999円安の22,980円、PCIe 3.0(Gen3)対応の「970 EVO Plus」2TBに至っては9,500円(26％)安の26,980円に急落。「970 EVO Plus」は1TBが9月11日(土)時点で既に4,501円(24.4％)安の13,979円に下がっていたが、それ以外は18日(土)に多くのショップで値下げを確認し、25日(土)にも安値での販売が継続されている。

PCIe 4.0(Gen4)対応のSamsung「980 PRO」2TBが41,800円、1TBが22,980円

Samsung「970 EVO Plus」も急落。2TBが税別24,527円(税込26,980円)を付けた

CORSAIR「MP600 PRO」の2TBが43,380円、1TBが21,980円

　Gen4はほかにCORSAIR「MP600 PRO」2TBが8,420円安の43,380円、1TBが5,300円安の21,980円を付け、こちらも25日(土)時点で継続中。CFD販売も「PG3VNF」1TBが3,498円安の12,980円など特価販売が見られたが、これらは18日(土)限りだった。代わってWesternDigital「WD Black SN750 SE」500GBが880円安の6,900円を付け、Gen4の500GBクラスで最安となっている。

　Gen3はKingston「NV1」2TBが21,980円、WesternDigital「WD Blue SN550」1TBが10,800円など、通常より1,000円ほど安い。25日(土)には「WD Green SN350」が一部で特価販売され、960GBが820円安の9,980円、480GBが900円安の5,280円、240GBが400円安の3,980円と、それぞれの容量帯で当日のNVMe最安となった。

Samsung「870 QVO」(2.5インチ)も全体的に急落。最大容量の8TBは8,090円安の79,800円を付けた

18日(土)にはSanDisk「Ultra 3D」4TBが44,980円を付けた(25日調査時点で売り切れ)

　2.5インチもまた、Samsung「870 QVO」が9～10％の全面安。最大容量の8TBが8,090円安の79,800円(1GB単価10.0円)に急落したのをはじめ、4TBが4,000円安の39,980円(10.0円)、2TBが2,000円安の19,980円(10.0円)、1TBが1,000円安の8,980円(9.0円)と、それぞれの容量帯で調査時点の最安だ。特に4TBは、在庫があったものとしては初の4万円割れを記録している。

　SanDisk「Ultra 3D」も18日(土)時点で4TBが3,420円安の44,980円を付けたが、25日(土)には安値のショップが売り切れていた。このほかCrucial「MX500」1TBが499円安の10,480円、「BX500」480GBが2,000円安の4,580円(1GB単価9.5円)、WesternDigital「WD Blue」500GBが1,412円安の5,368円、Kingston「A400」240GBが3,280円など特価が見られ、一部は25日(土)時点で継続中。以前出ていたColorful「SL500」256GBの特価販売品(2,480円)も再入荷した。

PCIe 4.0対応のCrucial「P5 Plus」は2TBと500GBが販売開始。

　新たな製品としては、Crucial「P5 Plus」の2TBと500GBが販売開始。最大データ転送速度はリード6,600MB/s、ライト4,000～5,000MB/s、耐久性(総書き込み容量)は300～1,200TBWとなっている。25日調査時の価格(最安値)は2TBが45,280円、500GBが13,380円。1TB(22,180円)については前回お伝えしたとおりで、シリーズが出揃った形だ。