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SSDやフラッシュメモリが急激に値下がりした1年、NVMe SSDも普及
～ ショップ店員が振り返るこの1年 その4 ～
2018年12月28日 05:00
2018年の総決算ということで、アキバのショップスタッフに今年1年で特に印象に残った製品や出来事について聞いてみた。
ツクモeX.パソコン館Cさん
SSDの大幅下落が一番大きいですね。Samsungが最初に値下げを始めて、ほかもそれに引っぱられて下がるという流れで、Western Digital、Crucialと三つ巴の戦いという感じでした。今だと、1TBが1万円台ですからね。低価格化でNVMe SSDも普及したし、容量も500GBや1TBクラスが主流になってきましたし、環境は大きく変わりましたね。
パソコンショップ アークCさん
SSDの価格が下がった事と、QLC NAND搭載SSDの登場が印象に残っていますね。2TB SSDなどは3万円台になってからはかなり数が出るようになりましたし、値下がりの影響の大きさを感じさせられました。反面、120GBクラスのSSDは売れなくなってきました。まあ、500GBクラスが8千円前後まで下がって手頃になり、一番売れるラインの製品になりましたしね。個別の製品では、3.2GB/sオーバーの「Intel SSD 760p」シリーズや、2TB SSDの格安品などは今年のヒット製品になりましたね。
テクノハウス東映Aさん
フラッシュ関連が全般的に結構下がりましたね。最安値を意識してやってきましたが、特価で仕込んだ製品の仕入れ値がどんどん下がって嫌な想いをした事も……（苦笑）。今年の前半に買った人から見ると、後半に買ったお客さんは特だったと思うかもしれませんが、うちも同じ気持ちです。
あきばお～零Aさん
まだ下がっているみたいですが、フラッシュの値下がりが激しかったですね。最近だとSanDiskのmicroSDXC 128GBが税込1,980円くらいになりましたが、安すぎて他のブランドは追いかけられないです。フラッシュは去年は値上がりして売れなかったんですけどね。他だと、安いスマートウォッチとかAirPods風のイヤホンはあきばお～全体でも相当な数が売れました。あとは、今年は災害が多かったので、モバイルバッテリーや乾電池、LEDライトがよく売れました。被災地に送るということで、まとめ買いする方もいましたね。
東映無線ラジオデパート店Aさん
スマートウォッチは結構売れました。以前のモデルと比べると、最近は安くてちゃんとしているというか、見た目が良くて、つくりがしっかりしているモデルが増えたので。ほかだと、特価で出した128GBのmicroSDXCカードが相当売れた事ですか。みなさん、何に使うのかはよくわかりませんが、「とりあえず安いから買う」という感じじゃないですかね。フラッシュ系は値段が下がって、SSDもかなり売れましたが、メーカー問わず、HDDに比べると本当に不良が少ないですね。
ツクモeX.パソコン館Cさん
HDDは14TBが出て大容量化が進んだとか、値段が下がって、6TBや8TBがよく売れるようになったとか。両方足すと主流の4TBを超える台数が売れているかもしれないですね。