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台湾で最新の4K LEDプロジェクターを体験、カラフルな鳥で有名なメーカー「ViewSonic」の支社に行ってきた

寝室向けのプロジェクターやゲーム向け液晶などを展示

3匹の鳥が特徴のメーカーロゴ
台湾支社の社内では本物の鳥が飼育されている。

 COMPUTEX開催期間に合わせて、モニターメーカーの「ViewSonic」台湾支社を見学する機会が得られた。

 日本ではビジネス向けや汎用向けモデルのメーカーというイメージが強いかもしれないが、実はコアユーザー向けの尖った製品も展開している。今回はそうした中から個人的に気になった最新プロジェクターを紹介しよう。

 なお、一般ユーザー向け液晶ディスプレイの新モデルなどは僚誌PC Watchのレポートで紹介されているので、そちらも併せて確認してもらいたい。

持ち運びも考慮された4Kプロジェクター「X10-4K」HDR10に対応するほか音声での制御も可能

 社内を見学していてはじめに目に付いたのは、4K(3,840×2,160ドット)の解像度に対応するプロジェクター「X10-4K」。最大120インチのスクリーンサイズを映し出すことができるという。

 LED RGBBテクノロジー光源を搭載しており、明るさは2,400ルーメン。デモ機での映像を見る限り、視認性も高く、映像も美しく感じた。

 サイズが261.0×271.0×166.0mm、重量が4.1kgの本体は、持ち運びを考慮した軽量設計になっており、本体には取っ手も用意されている。

「iFデザイン賞」を受賞しているという本体。
本体は持ち運びできるように取っ手を備えている。
4K解像度とHDR10に対応した映像。
背面は専用のカバーで入出力端子などを隠すことができる。
底面には角度調整機能が搭載されており、3段階の調節が可能。
内部の冷却ファンは静音性に優れている。

 スマートWi-Fi接続をすることで、YoutubeやNetflix、abemaTVなどの視聴も可能。Amazon AlexaとGoogle Assistantといった音声制御にも対応しているという。

HDR10や音声制御などに対応。
YoutubeやNetflix、abemaTVに対応。
ニコニコ動画にも対応しているようだ。

 同社によると日本でも8月に発売予定で、市場想定価格は約200,000円とのこと。更に詳しい製品内容についてはメーカーのプロダクトページを参照して欲しい。

小型プロジェクターやゲーム向けモニターなども展示

 このほか、天井にも投影できる寝室向けの小型プロジェクター「M1+」、背面にRGB LEDイルミネーション機能を備えた144Hzのゲーミングディスプレイ「XG240R」、4K/HDR 10対応の27インチディスプレイ「VA2719-4K-Smhd」なども展示されていた。

 日本のユーザーも興味を持ちそうなモデルなので、日本での発売を楽しみに待ちたいところだ。

M1+
天井にも投影ができる小型のプロジェクター、最大解像度は854×480。ローカルストレージは合計16GBで入力ポートはHDMIやUSB Type-Cなど。
XG240R
144Hz駆動の液晶を採用したゲーミング液晶。背面にはRGBライティング機能を搭載しており、ThermaltakeやCooler Masterのソフトで制御が可能だという。
VA2719-4K-Smhd
現在日本で販売している「VA2719-2K-SMHD-7」のアップグレードモデル、4k解像度(3,840×2,160)対応のIPSパネルを採用した27インチ液晶。HDR10に対応している。

[撮影協力:ViewSonic]