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最強格のAMDゲーミングPC「ZEFT RX31AS」、Ryzen+Radeonでビジュアルにも優れた1台

パソコンショップSEVENのノウハウが活きるスペシャルモデル、AMDファンへ! text by 坂本はじめ

パソコンショップSEVENの「ZEFT RX31AS」。
Ryzen 9 5950X + Radeon RX 6900 XTのAMD最強PCといった構成のモデルだ。

 パソコンショップSEVENより、Ryzen 9 5950XとRadeon RX 6900 XTという、ゲーミングシーンにおけるAMD最強のCPUとGPUを組み合わせたゲーミングBTO PC「ZEFT RX31AS」が届いた。

 LEDイルミネーションが映える、3面ガラスパネル仕様のミドルタワーケース「ASUS ROG Strix Helios」を採用するこのPCは、性能とビジュアルを兼ね備えた逸品だ。

 今回は、最強構成のAMDゲーミングマシンといえるZEFT RX31ASの実力を、「Apex Legends」、「アサシン クリード ヴァルハラ」、「Microsoft Flight Simulator」といった人気ゲームチェックする。

 最上級のゲーミングPCを求めるゲーマーやコアなAMDファンには、その性能とビジュアルに注目してもらいたい。

AMDのゲーミング向け最強CPU&GPUを搭載する「ZEFT RX31AS」

 パソコンショップ SEVENのBTO PCである「ZEFT RX31AS」は、3面に強化ガラスパネルを備えたミドルタワーケース「ASUS ROG Strix Helios」を筐体に採用したゲーミングBTO PC。

本体正面。ガラスパネルを採用しており、ROGロゴやパターンが赤いのはLEDイルミネーションによるもの。
本体背面。マザーボードやビデオカードのインターフェイスにアクセスできる。

 CPUに16コア32スレッドCPUのRyzen 9 5950X、GPUにはRadeon RX 6900 XTという、AMDのゲーミング向け最強CPU&GPUを搭載している。

 プロセッサ以外の構成としては、DDR4-3200動作のメモリを32GB搭載、7GB/s級の速度を誇るPCIe 4.0 SSDのSamsung 980 PRO 1TB、360mmサイズのラジエーターを備える水冷ユニット「ASUS ROG STRIX LC 360 RGB」、80PLUS PLATINUM認証の1000W電源など、ハイエンドゲーミングPCにふさわしいパーツ構成となっている。

ケース左側面。薄くスモークの掛かったガラスパネル越しに、各パーツのLEDイルミネーションが映える。
ガラスパネルを取り外したところ。丁寧な配線によって美しく組み上げられている。
ケース右側面。こちらにもガラスパネルを採用している。
ガラスパネルを外した右側面。配線スペースはスモークパネルで覆われている。
トップパネル。通気口が設けられたトップパネルの上部には、50kgにまで対応できるファブリック製のキャリーハンドルを備えている。
トップパネルに配置されたフロントパネルインターフェイス。

 ゲーミング性能に関しては後節で紹介するが、先にCPUとSSDの実測値を紹介しておこう。

 CPU性能はCinebench R23で計測したが、マルチスレッド性能は25,147ポイント、シングルスレッド性能は1,609ポイント。現行のメインストリーム向けCPUでは最速クラスのスコアで、不満を感じることはほとんど無いだろう。

 SSDの方はOSがインストールドライブとして使用しているのでスペックの最高値まではでないが、CrystalDiskMark 8.0.1でのスコアはシーケンシャルリードが約6.4GB、シーケンシャルライトが約4.9GB/sと十分な速度だ。4Kランダムアクセスもリードが約87MB/s、ライトが約198MB/sとかなり速い。

黒と赤でまとめられたシックなビジュアル、所有欲も満たされる「ZEFT RX31AS」

 BTO PCは特注パーツのみで構成しているわけでは無いので、統一感の無い見た目になりがちだが、ZEFT RX31ASは使用するパーツを吟味することで、デザイン性の高いモデルに仕上がっている。

 ミドルタワーケース「ASUS ROG Strix Helios」の良さが引き立つよう内部パーツは選ばれており、イルミネーション部分が主張しすぎないようにバランス良く配置されている。派手さは抑えつつも遊び心はあり、品の良い高級感を感じるモデルだ。

 このあたりの構成のうまさは、BTO PCに数多くのカスタマイズプランを提供してきたパソコンショップ SEVENのノウハウと言えるだろう。

ゲームプレイで実際のパフォーマンスをチェックApex Legends、アサシン クリード ヴァルハラ、Microsoft Flight Simulatorでテスト

 それでは、AMD最上級のゲーミング向けCPU&GPUを搭載したZEFT RX31ASが、実際のゲームで発揮するパフォーマンスをチェックしてみよう。

 テストしたのは、「Apex Legends」、「アサシン クリード ヴァルハラ」、「Microsoft Flight Simulator」の3タイトルで、それぞれ、フルHDから4Kまでの画面解像度で、最高画質設定でのパフォーマンスを測定した。

フルHDなら280fpsオーバーのApex Legends

Apex Legends。

 Apex Legendsでは、144fpsでロックされているフレームレートの上限を300fpsまで解放して、フレームレートの計測を行った。

 フルHD時の平均フレームレートは286.4fpsをという、ゲーム仕様上の上限フレームレートに近い数値を記録。WQHDでは240fpsを超える248.2fps、4Kでも149.1fpsを記録している。現在最速クラスのゲーミングモニターと組み合わせれば、存分に高フレームレートでのプレイを楽しめるだろう。

フルHDでは上限である300fpsに達するシーンも多く、平均で280fps以上のフレームレートを記録した。
4K解像度でも平均フレームレートは140fps前後のフレームレートを記録している。

4Kなら70fps、フルHDなら150fpsが狙えるアサシン クリード ヴァルハラ

アサシン クリード ヴァルハラ。

 アサシン クリード ヴァルハラでは、描画品質プリセット「最高」でベンチマークモードを実行した。

 グラフィック品質を重視した重たいゲームの一つに数えられる本作だが、Ryzen 9 5950XとRadeon RX 6900 XTのタッグであれば、WQHD以下では120fps以上の平均フレームレートを記録し、4Kでも平均70fps以上というほとんどのシーンで60fps以上を維持できるパフォーマンスを発揮した。

4Kでも60fps以上を維持することが可能であり、美しいグラフィックで描かれるアサシン クリードの世界を、滑らかな映像で楽しむことができる。

4K/最高画質もイケる!Microsoft Flight Simulator

Microsoft Flight Simulator。

 Microsoft Flight Simulatorでは、描画品質プリセットを最高の「ULTRA」に設定し、離陸から3分間に渡って測定したフレームレートから平均値を算出した。飛行ルートは羽田空港から関西国際空港で、機材は「Daher TBM 930」。

 快適に遊べる基準が30fpsである本作において、ZEFT RX31ASはフルHDから4Kまで30fpsを余裕で上回る平均フレームレートを記録した。フレームレートが低下しがちな低空飛行でも、ほとんどの場面で30fpsを維持できるパフォーマンスと、Radeon RX 6900 XTが備える16GBの大容量VRAMにより、4Kかつ最高画質設定でも快適なフライトが楽しめる。

フレームレートが低下しやすい低空飛行時でも、4K解像度で30fps以上をキープできている。

4Kゲーミングを可能にするAMD最強タッグ搭載ゲーミングBTO所有する満足感も味わえる完成度の高い一台

 ZEFT RX31ASのゲーミング性能は、最新タイトルを4K解像度で楽しめるものであり、高フレームレートやグラフィックの美しさを追求したいゲーマーにとって魅力的なものだ。Ryzen 9 5950X + Radeon RX 6900 XTの構成なので、AMDファンにも響くものがあるだろう。

 PC本体の組み立ても見事なもので、スマートな配線とLEDイルミネーションによって、3面にガラスパネルを採用するケースのASUS ROG Strix Heliosの魅力を引き出し、優れたビジュアルのPCとして完成している。この高品質な組み立ては、BTO PCに数多くのカスタマイズプランを提供してきた、パソコンショップ SEVENの経験と技術があってこそのものだろう。

 ZEFT RX31ASは、BTO PCでありがちな安っぽさも無く、性能とビジュアルを兼ね備えた完成度の高いモデルに仕上がっている。こうしたセンスの良さを感じるモデルは、こだわり派ゲーマーの所有欲をきっと満たしてくれるはずだ。使うPCの構成やケースにこだわりたいのであれば、柔軟なカスタマイズに対応するパソコンショップ SEVENのBTOを検討してみることをおすすめしたい。

[制作協力:パソコンショップSEVEN]