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最強のUSBヘッドホンアンプを使いたい!デュアルESS DAC仕様でBluetoothにも対応の「FiiO K9 PRO ESS」

15万円割れでもスペックは盛り盛り、PCオーディオ沼を一旦ゴールしたい人にもアリ!text by 久保勇

 2010年頃からしばらくPCオーディオブームが続いていましたが、その頃にお気に入りの機器を見つけてそのまま使い続けている人はそこそこ多いのではないでしょうか。

 PCオーディオブーム以前のサウンドデバイスは、高機能なモデルはDTM向けのモデルがほとんどで、オーディオ向けのモデルは数少ない状況でした。DACチップに32bitで⊿∑型のモデルが出だした頃からオーディオ向けのUSB接続対応サウンドデバイスが増え始め、ESSのDACチップ「SABRE32 Ultra DAC(ES9018/ES9016)」を搭載したモデルが山ほど出てきたあたりがブームのピークだった印象があります。この頃、PC用の再生ソフトが一気に高機能/高性能化したタイミングでもあり、セッティングを詰めたり新しい機能を試すのも面白い時期でした。

 自分もPCオーディオブーム以前はDTM向けのRME Fireface UCを使っていましたが、ESSのES9018を搭載した機器はめちゃくちゃ音が良いと聞いて、フェデリックス CAPRICEを発売日に買ったり、DSDがどうしても聞いてみたくなって同じくESS ES9018搭載のMytek STEREO192 DSD DACに買い替えたり、フルバランス設計/バランス接続対応の機器は一段上の音と聞いてパイオニア U-05を導入したりと(このモデルはレビューもしました)、数年に渡って乗り換えを繰り返していました。

 その間、サウンドデバイスと合わせヘッドホンアンプも複数台乗り換えたりしていましたが、2015年頃に一旦これでゴールでいいかな?という機器が揃って以降はそのまま使い続けています。その頃からいつの間にか10年近く過ぎていたわけですが、久々にごっつい仕様のサウンドデバイスに触れたので、今時のモデルがどのような性能を持っているのかをご紹介します。

 今回取り上げるのはFiiOの「K9 PRO ESS」で、DACチップ2基のデュアル構成に内部は完全バランス設計、USB接続時はPCM 384kHz/DSD256(Native)対応とスペック値はばっちりなモデル。価格は安値店では14万3千円前後で販売されています。

DACチップ「ES9038PRO」×2基搭載で完全バランス設計のUSBヘッドホンPCM 384kHz/DSD256のハイレゾ再生対応の高性能機

FiiO K9 PRO ESS

 まずはK9 PRO ESSのスペック面から見て行きます。自分がPCオーディオ系のDACやヘッドホンアンプを選ぶ際に、ゴールにしたいポイントは以下の3点。

・DACチップ×2基搭載で内部がバランス設計のモデル
・バランス駆動のヘッドホンが使用できる
・USB接続時にPCM 384kHz/DSD256以上に対応

 なぜこだわりたいのか、K9 PRO ESSの機能と合わせて紹介していきます。

音質はデュアルDACチップが有利、ES9038PRO×2基搭載はPCオーディオではある意味ゴール

K9 PRO ESSはDACチップにESSの上位モデル「ES9038PRO」を2基搭載。

 K9 PRO ESSに搭載されているDACチップはESSでは最上位クラスの「ES9038PRO」。ダイナミックレンジは最大140db(mono mode)で、高級機に採用が多いDACチップです。後継DACチップとしてES9039PROが最近登場しましたが、数値的な性能はかなり近いのと、同等クラスの製品として現在併売されているので、現状はES9038PROを搭載していれば、DACチップは音質的にはほぼ最上位ものを搭載してると考えて問題ありません。

 また、オーディオデバイスは左右でチップや回路を分離して処理した完全バランス設計の方がダイナミンクレンジやノイズの面で有利なので、理屈上は音質が良くなります。

 もちろんDACチップ1基で音が良いオーディオデバイスもありますが、DACチップが2基だったらもっと綺麗な音だったのかとか、よりヘッドホンやスピーカーの性能が引きがせるのではないかとか、購入後に沼にはまってしまう事はよくある話なので、どうせ買うなら後々後悔が無いという点からも妥協せずに選びたいところです。

内部は完全バランス設計。
基板は低ノイズ/低歪を徹底した分離レイアウト、処理する回路ごとにセパレートして干渉を最低限に抑える設計を採用。
デジタル部とアナログ日の電源も完全分離設計。
アンプ部分はTHXと共同開発の「THX AAA 788+」ヘッドホンアンプ回路×2基を搭載。

 アンプ部分はTHXと共同開発の「THX AAA 788+」ヘッドホンアンプ回路×2基構成。調べてみると、AAAはAchromatic Audio Amplifierの略で、おそらく色付けなどをせずニュートラルな方向で高音質を狙う意図を込めて名付けられたのかなと思います。後半の節で紹介しますが、音を聞いて狙い通りなんだろうなと感じる音色でした。

最終的にはヘッドホンのバランス駆動対応に行きつくUSBヘッドホンアンプ

ヘッドホン接続端子。
「XLR 4ピン バランス」、「4.4mm 5極 バランス」、「6.3mm標準プラグ」の3種をサポート。

 FiiO K9 PRO ESSが対応するヘッドホン接続の種類は、「XLR 4ピン バランス」、「4.4mm 5極 バランス」、「6.3mm標準プラグ」の3種類。2010年前後にブームになった際に多かったXLR 3ピン×2タイプのバランス接続には非対応。

 昔はヘッドホンをバランス駆動させるにはケーブルの改造がほぼ必須といった感じだったためXLR端子が2系統必要だったりしましたが、現在では4.4mmプラグ1本で済んでしまうところに進化を感じます。

 左右の音をセパレートして処理するヘッドホンのバランス駆動は音質面で有利なのですが、音色の傾向が変わってしまうヘッドホンもあり、音質は良くなったけど好みの音色ではなくなったといったことも多々あります。バランス駆動で使用するのが正義!と簡単にいかない部分はありますが、音質が向上するというのは他には代えがたい魅力があり、最終的にヘッドホンはバランス駆動に行きつく人が多いので、対応品をはじめから選んでおいた方が後悔はありません。

ボリュームはADCボリュームコントロール方式。
GAINや動作モードの切り替えスイッチなどもフロント側に搭載。

 ボリュームコントロールは、ADCボリュームコントロール方式を採用しており、ノブの回転変化量をAD変換した値に基づいてアナログボリュームICを制御する方法で音量調整が行われます。

 完全なデジタルボリュームの場合、4から5へ変えた時と6から7へ変えた時、見えている数字の差は同じ1だけど、実際の音量の上がり具合はだいぶ違うといったことがたまにあるので、こうした配慮はありがたいところ。

 また、ボリューム部分は左右の音量差(ギャングエラー)を排除した設計が採用されています。アナログの可変抵抗のボリュームは音量を絞った際に音量差が生じてしまう事は原理的には避けられないため、各社高級機はこうした問題を回避するための機能が搭載されていますが、FiiOのADCボリュームコントロールもギャングエラーの発生を回避する機構となっています。ヘッドホンは音量を絞って使うことが多く、左右で少し音量が違うだけで違和感を感じたりするので、対策がしっかりとられているのはポイントになります。

 フロントパネルにはヘッドホンの感度に合わせて調整できるGAINのスイッチがあり、高感度から低感度のモデルまで幅広いヘッドホンに対応可能。中間のMで使用していれば大概問題ないと思いますが、音量がとれ過ぎる/音量がとれないとなった場合は調整してみてください。

PCM 384kHz/DSD256対応でハイレゾもOK、Bluetooth入力にも対応の多機能モデル

USB接続時はPCM 384kHz/32bit、DSDはDSD256(DSD 11.2MHz)対応。
MQA Renderer機能にも対応し、MQA Core Decoder対応アプリケーションなどと組み合わせることで高音質再生が可能。

 FiiO K9 PRO ESSはUSB接続時に最高PCM 384kHz 32bit/DSD256に対応。MQA Renderer機能もサポートしているので、環境を整えれば音源が持ち本来の音で再生可能です。

 CD音源であればPCM 44.1kHz/16bitで、ハイレゾ音源でもPCMなら96kHz/24bit、DSDならDSD128(DSD 5.6MHz)あたりが多く、性能上限を使い切るような場面は普通に使っている分には滅多にないので、オーバースペック気味ではあります。ただ、PCオーディオの場合はアップサンプリング機能をもった再生アプリケーションも多く、対応サンプリングレートが高いほど、4倍、8倍といった感じで元のサンプリングデータに補完処理をかけられるので、この部分の性能が高いほど遊べる余地も大きかったりします。個人的にはPOM音源を高サンプリングレートのDSDにアップサンプリングして聴くのが好きなので、性能が高いほど嬉しかったり。

 また、超高サンプリングレートのファイルが手に入った時に、ダウンサンプリングなどをせずそのまま聴いてみたいと思うのがマニアというもの。音質というよりは満足感的にどうかといった面が大きかったりしますが、マニア視点であればこの部分の性能は高いに越したことはありません。

Bluetooth接続にも対応、Bluetooth接続のヘッドホンアンプとして使えるユニークな機能も。
LDACやaptX AdaptiveなどBluetoothでは高音質となるコーデックに対応。

 本体が持つ最高性能は引き出せないものの、FiiO K9 PRO ESSはBluetooth接続にも対応しており、無線タイプのヘッドホンアンプとしても使用できるユニークな機能を備えています。この手の製品では珍しい機能で、LDACやaptX Adaptiveといったハイレゾ対応のコーデックにも対応しているので、おまけではなくちゃんと使える機能だったりします。

USB DACとしても使用可能、将来的に別のヘッドホンアンプやスピーカーを使いたくなった際に

 FiiO K9 PRO ESSはUSBヘッドホンアップとしてだけでなくUSB DAC/プリアンプとして使うことも可能。本体前面のスイッチからヘッドホンアンプモード、DACモード、プリアンプモードが切り替え可能になっています。

デジタル入力はメインのUSBの他に、COAXIAL、OPTICAL、Bluetoothを搭載。
単体USB DACとして使用した場合はLINE OUT×1系統、XLR×1系統が利用可能。

 アナログ出力はRCA×1系統、XLR×1系統。アナログ入力はRCA×1系統、4.4mm 5極 バランス×1系統を備えています。メインの用途がヘッドホンアンプだと思うので、購入後しばらく使うことは無いかもしれませんが、アンプを変えて音色の変化を楽しんだり、スピーカーを使用したくなった時に活躍するはず。ES9038PRO×2基搭載のDACと考えてもK9 PRO ESSは割安なので、DAC機能目当てで購入するのもアリな製品だったりします。

小型金属筐体で卓上の置けるサイズ感

 FiiO K9 PRO ESSの本体サイズは200mm(横幅)×224.5mm(奥行)×72mm(高さ)で卓上に置けるサイズ。縦置きにも対応しており、ちょっとしたスペースがあれば設置可能です。

 筐体はアルミニウム合金製で本体重量は2.7kg。本体がコンパクトなので、持った時にサイズとのギャップから重く感じるかもしれませんが、オーディオ機器らしさを感じます。

本体裏面側、多くの端子類はこちら側に搭載。
本体側面、冷却用に通気口があります。
本体裏面側
縦置きにも対応。
ボリューム部分にはイルミネーション機能も搭載。

ドライバはASIO対応で、再生中のステータスも確認可能

 FiiO K9 PRO ESSははWindowsの標準USBオーディオクラス2.0ドライバでも動作するものの、性能をフルに発揮するには専用ドライバが必要で、ASIOなどを利用するには専用ドライバが必須となります。

 ドライバは「製品サポートとお問い合わせ」の中のFAQなどの下にUSB Audioドライバーソフトウェアの項目が用意されておりダウンロード可能。ドライバが入ったUSBメモリなどは付属していないので、まずはここから入手しましょう。

ドライバは個別の製品に関するサポート情報のK9 Pro ESSの項目内の一番下からダウンロード可能。
セットアップはダイアログにそって進めていくだけで簡単に完了します。

 ドライバのセットアップが完了すれば、各種オーディオ再生ファイルでASIOでの動作が利用可能になるので、PC側の要因で音質が劣化しないビットパーフェクトでの再生(要対応アプリケーション)が可能になります。ドライバのアイコンを開くと各種ステータスが確認できるので、現在どの状態で再生されているのかなども視認できます。DSD変換やアップサンプリングなどを行っている時は正常に動作しているのか、自分が狙った設定どおりに動いているのか確認できて便利です。

ドライバのセットアップが完了すれば各種オーディオ再生ソフトなどでASIOでの動作が可能。
ドライバはステータスの確認なども行うことが可能で、再生中のサンプルレートや動作モードが確認可能。

録音/ビットレート問わず良く聞こえるタイプのヘッドホンアンプニュートラルの方向で高音質を目指した印象の音色

 機能の紹介が長くなりましたが、実際に試聴した際のインプレッションをお届けします。音が良いか悪いか端的にいうと良いモデルで、いろんなことに気付かせてくれるモデルでした。

 ヘッドホンはSennheiser HD800、再生アプリケーションはfoobar2000で、DSD再生/アップサンプリング用のプラグインを入れてテストしています。

まずは普通のヘッドホンアンプとしてシングルエンド接続で使ってみた

6.3mm標準プラグでまずは試聴

 初めに一般的なヘッドホンアンプとしてどのような音が楽しめるのか、6.3mm標準プラグで接続(シングルエンド接続)して試してみました。

 聴いた瞬間に感じたのが、「思いのほか普通」といった印象。言葉だけだと悪く聞こえますが、ニュートラルといった感じでの普通です。過去DTM向けのRMEの高級USBインターフェイスをはじめてつかった時も同じことを感じたことがあったので、味付けなどをせずに音質を上げていくとこの方向になるんだろうなと昔を思い出したりしました。

 高級ヘッドホンアンプは、音場が広く感じられるような味付けがされていたり、低音が良く聞こえるようにチューニングされていたり、クリア感や鮮やかさが強調されていたりと、メーカーやモデルごとに個性があったりしますが、FiiO K9 PRO ESSはニュートラルに寄せている感があります。

 音自体は細かい音までしっかり鳴らすタイプで、ノイズなども低いので、良い音質のモデルです。Bill EvansのWaltz for Debby (take 2)の地下鉄の音が聞こえるか試したくなるレベルの性能はあるので(試して聞こえました)、10万円オーバーの高級機らしい音でもあります。

 あまり音質が良くない音源も、アップサンプリングが少しかかっているのかな?といった感じにそこそこ聴けてしまう感じで鳴らしてくれるのはちょっと意外で、これは初めての経験でした。そのせいか、アプリケーション側でアップサンプリング再生を行っても変化がそこまで大きくない印象です。ニュートラルな特性を活かすなら音源に加工などをせずにそのまま素直に使うのがこのモデルには合っているかと思います。

XRL 4ピンで接続してバランス駆動で試聴、ノイズ感が減ってロックなどを聴くには良好

XLR 4ピン接続でバランス駆動でテスト

 続いてXLR 4ピンで接続してヘッドホンをバランス駆動させた際の音ですが、6.3mm標準プラグ(シングルエンド)で接続した時とは少し音の傾向が変わり、音のざらつきやノイズ感が減り、音が粒がギュッと詰まったような音質になります。

 バランス駆動でヘッドホンを使うと、経験上、元の状態より元気のある感じに音が鳴ることが多いのですが、FiiO K9 PRO ESSも似た印象です。音質の良し悪し自体は極端に変わるものではありませんが、音が左右完全に独立して鳴るのと、音色の傾向が少し変わるので、初めて使うと違和感があるかもしれません。バランス駆動にすると良さが失われてしまうヘッドホンもありますが、慣れると大概手持ちのヘッドホンを全てバランス駆動化にしたくなったりすると思います……。

 ちなみに、元気に音が鳴る分刺さるとまではいかないものの刺激のある音になります。ロックなどを聴くにはこちらの方が楽しく、はまる人ははまる方向の音。FiiO K9 PRO ESSと比べると、普段自分が使っている機材は音がキラキラ聞こえるようなクリア感がある方向に味付けされたタイプで、結構癖が強いものを使っていたんだなと気付かされました。

 HD800をバランス駆動で使用したFiiO K9 PRO ESSは自分の好みの音色とは違う方向ではあるのですが、ロックなどを聴くと生々しさがあったりと、相性の良いジャンルではFiiO K9 PRO ESSで聴いた方が音は良く、時間を忘れてだいぶいろいろな音源を聴いて楽しんでしまいました。

実はしっかり使えて可能性を感じるBluetooth接続

Bluetoothでスマホと接続してヘッドホンアンプとして使うのも結構アリ!

 FiiO K9 PRO ESSはBluetooth接続に対応している点も特徴。USB接続時と比べるとサンプルレートは96kHzが最高とかなりの制約がかかりますが、使ってみると意外とアリでした。

 6.3mm標準プラグで接続した節でも書きましたが、音質があまり良くない音源でも比較的聴ける感じにFiiO K9 PRO ESSは鳴らしてくれる感があるので、かなり圧縮された音源でもある程度聞けてしまいます。ゴロゴロしながら動画サイトの音をゆるく聞きたい時などにはかなり便利で、個人的にはかなり気に入りました。正直これから登場するUSB DAC機能を持つ製品には全て搭載して欲しいくらいです。

 LDACやaptX Adaptiveなど高音質コーデックにも対応しているので、ハイレゾ音源などを再生すると、スマートフォンでもここまで音質が上がるのかとちょっと感動したりもします。

 なお、接続用のアプリはSBC/AAC/aptX/aptX HD/aptX LL/aptX Adaptive/LDACと多数のコーデックをサポートしており、デフォルトの状態だと全てのコーデックが有効でどの形式で接続するかわからないので、スマートフォン側が対応していれば決め打ちでLDACやaptX Adaptiveのみを有効にして接続した方が良いです。さすがに低サンプリングレートのみしかサポートしないコーデックで接続した際は、ああやっぱりといった音になります。

全部入りのUSBヘッドホンを今探しているならFiiO K9 PRO ESS初めての高級PCオーディオ機器としても手堅い1台

 FiiO K9 PRO ESSは、上位のDACチップを2基搭載するヘッドホンアンプとしては手の出しやすいモデルです。ES9038PRO×2基搭載/バランス接続対応/PCM 384kHz/DSD256対応の製品が安値店であれば14万円前後で購入できると考えるとお得感があります。割安なのに全部入りというのがFiiO K9 PRO ESS最大の特徴かもしれません。

 音質はニュートラルな方で、万人向けととるか、もう少し個性が欲しいとるかは好みによりますが、変な癖が無い分初めての高級モデルには好適です。ニュートラルな音質が好みであれば、このモデルを買ってPCオーディオは当面ゴールというのもありだと思いますし、このモデルの音を基準に自分の好みの方向を再確認したりするのも良かったりします。

 本機の最高音質にはなりませんが、Bluetooth接続対応でスマホで利用可能なのは個人的にはかなり気に入ったポイント。FiiO K9 PRO ESSは音質がそこまで良くない音源でもそこそこ聴かせてしまうので、スマホと繋いで使うのも実用的だったりします。

 ワンランク上のUSBオーディオに手を出してみたかったり、買い替えを検討している人はFiiO K9 PRO ESSをチェックしてみてはいかがでしょうか。大手量販店などではデモ機も展示されており、秋葉原ではe☆イヤホン秋葉原店 本館ヨドバシカメラマルチメディアAkibaなどで試聴が可能です。

[制作協力:FiiO/エミライ]