エメドラ木村氏、呉ソフト社長などが登壇、レトロゲームトークショーを5月4日（祝）開催、新橋ツクモ

今回話題になりそうなゲームタイトルの当時の広告。エメドラはもちろん木村氏、アルゴーとシルバーゴーストは呉社長が手がけた作品だ

　レトロゲーム、レトロパソコン、盛り上がっていますね！ 秋葉原でも毎週のように新しい“レトロネタ”が登場して、AKIBA PC Hotline!でも話題に事欠くことのない状況です。

　そんなAKIBA PC Hotline!の2大レトロ連載「忍者増田のレトロゲーム忍法帖」、「ボクたちが愛した、想い出のレトロパソコン・ゲームたち」も、おかげさまで好評をいただいています。そこで今年のゴールデンウィークはファンのみなさんとの直接ふれあおうと考えて、レトロゲームのトークショー『レトロゲーム・リアルトーク ＃01』を新橋のツクモデジタル.ライフ館にて開催することにしました。

　開催日は5月4日、参加費は無料です。

第1部：エメラルドドラゴンの木村明広氏

　トークショーは3部構成。

　まず第1部はエメラルドドラゴン（1988年、グローディア／バショウハウス）やアルシャーク（1991年、ライトスタッフ）、サバッシュ（1988年、小学館[ポプコムソフト]）などのキャラクターデザインを手がけたイラストレーター木村明広氏が登壇。魅力的なキャラクターと美麗なグラフィックスで市場に大きなインパクトを与えた名作RPGをビジュアル面から支えた立役者に、裏も表もお聞きしたいと思います。

第2部：ログイン編集部OB会

　いくつものパソコン雑誌が群雄割拠していた時代、個性的な編集者と奇想天外な企画で一斉を風靡した「ログイン」（アスキー／現：KADOKAWA）の元スタッフが集まります。

　登壇は5代目編集長ほえほえ新井氏、6代目編集長髙橋ピョン太氏、レトロゲーム忍法帳、Wizでござるよなどでおなじみの忍者増田氏、女子大生時代にはアーケードゲーム基板を集めていたという逸話が残る櫛田ナム子氏。先輩、後輩、上司、部下、同僚が入り乱れて思い入れのあるタイトルやエピソードで盛り上がります。

第3部：ファーストクイーン vs. ファイアーホーク？　レジェンド開発者対談

　第3部は“ゴチャキャラシリーズ”の呉ソフトウェア工房社長の呉 英二氏と、テグザーの続編“ファイアーホーク”（ゲームアーツ、1989年）のプログラマである大畑和幸氏。

　電波新聞社やBPSからのタイトル発表を経て呉ソフトを設立した呉氏と、その呉氏に影響を受けて業界に入ったという大畑氏の対談です。ゲームの裏の裏を知るプログラマのお二人ならではのディープなトークにご期待ください。

　司会は「ボクたちが愛した、想い出のレトロパソコン・ゲームたち」を執筆する佐々木 潤氏が担当します。

実機展示にも注目

　レトロゲームショップBEEP 秋葉原店に協力をいただき、会場では往年のパソコンゲームの動体展示も行なう予定です。

　まだ予定の段階で変更の可能性がありますが、以下のものなどをお見せしたいと考えています。

・PC-8801mkIISR以降の本体なにか
・エメラルドドラゴン
・シルバーゴースト
・スーパーゼノン ガンマ5
・アルゴー
・ファイアーホーク
etc.

　会場はツクモですが、なんとBEEPの出張販売所も設置予定。開発者、メディア、ショップと業界横断のレトロパソコンゲームイベントで春の連休は盛り上がりましょう！

ログイン編集部OBとして、ほえほえ新井氏、髙橋ピョン太氏、忍者増田氏、そして櫛田ナム子氏が登壇。
当時はベーマガ、ポプコム、コンプティークなどいろいろなパソコンゲーム誌がありました。そんな中でも一際異彩を放っていたログインを作っていたスタッフの今だから語ることのできる秘話に注目！