当時、アルミ製のPCケースは非常に珍しいものでした(撮影:Flip-Flap) 今回はアルミ製PCケースで一大ムーブメントを起こした星野金属工業(販売元:ソルダム)のPCケースを紹介します。当時、個人向けで3万円越えのPCケースはかなり高価な部類に入りましたが、実際に発売されるとハイエンドユーザーを中心に人気となりました(店名は当時のもの。すでに閉店しているショップもあります)。
カラーバリエーションも登場
アルミ素材の金属色と半透明のフロントパネルを組み合わせたMT-PRO2000のスケルトンモデル「MT-PRO2000S」(撮影:ツクモパソコン本店II) スケルトンモデルのカラーバリエーション「MT-PRO2000DP」(撮影:ツクモパソコン本店II) MT-PRO2000のブラックモデル「MT-PRO2000 Premium Black」。高級感のあるマットブラック塗装が施されており、価格は44,800円。(撮影:T-ZONE本店とツクモパソコン本店II) 外装にブラックアルマイト加工、内部もブラック塗装した数量限定モデル「MT-PRO1000 Premium Dark」。ブラックカラーのOptional Parts Kitを標準で搭載していました。価格は33,800円と上位モデル並み。(撮影:ツクモパソコン本店II) 外装がオータムレッド、内部がワインレッドのアルマイト加工を施した「MT-PRO1000 Dustproof Red」。ホコリの侵入を防ぐスポンジやフィルタカバーなどを新たに装備しており、価格は49,800円。(撮影:ツクモパソコン本店II) 星野金属工業は2000年以降も新モデルを続々と発売していきますが、他メーカーもアルミ製のPCケースに参入し、デザインや機能、そして価格面の競争が激しくなっていきます。