取材中に見つけた○○なもの

携帯ゲーム機風PCなど、UMPCの売れ筋をハイビーム 秋葉原本店で聞いてみた

数多くのUMPCの実機展示・販売を行っているハイビーム 秋葉原本店

 昨今、ポータブルゲーム機やタブレットのように利用できる小型PCが増えてきています。「気になるけど何を買えば良いのか分からない」「ほかの人はどの機種を買っているのだろう」という方も多いのではないでしょうか。

 今回はUMPCの実機を多数展示している専門店「ハイビーム 秋葉原本店」のスタッフに聞いた人気のUMPCをご紹介。購入を検討している方は参考にしてみてください。

Ryzen 7 4800UやNVMe SSDを搭載した携帯ゲーム機型PC「ONEXPLAYER AMD版」

 「ONEXPLAYER AMD版」は、Ryzen 7 4800Uや8.4インチIPSディスプレイ(2,560×1,600ドット/10点マルチタッチ対応)やメモリ16GB、Windows 11 Homeを搭載した小型PC。ストレージ(NVMe SSD)の容量違いで1TB・2TBの2モデルが販売されている。なお、同店では1TBモデルが人気だという。

 2つのアナログスティック、十字ボタン、A/B/X/Yボタンなどで構成された携帯ゲーム機のようなデザインを採用したモデルで、本体サイズは幅288×奥行き130×高さ21mm、重量は約819gとなっている。バッテリー容量は15,300mAh。

Intel Core i7を搭載したちょうど良いサイズ感の携帯ゲーム機風PC「ONEXPLAYER mini」

 「ONEXPLAYER mini」は、Core i7-1195G7や16GBメモリ、7インチIPSディスプレイ(1,920×1,200ドット/10ポイントタッチ対応)を搭載した小型PC。ストレージ(NVMe SSD)の容量違いで512GB・1TB・2TBの計3モデルが販売されている。なお、同店では1TB搭載モデルが人気だという。

 2つのアナログスティック、十字ボタン、A/B/X/Yボタンなどで構成された携帯ゲーム機のようなデザインを採用したモデル。本体サイズは幅262×奥行き107×高さ23~35mm、重量はポータブルゲーミングPCとしては比較的軽量な589g。バッテリー容量は10,455mAh。

タブレットスタイルでも使える10.1インチ2in1 PC「OneMix4」

 「OneMix4」は、10.1インチIPSディスプレイ(2,560×1,600ドット)やNVMe SSDを搭載した小型PC。ラインナップは搭載CPU(Core i5-1130G7・Core i7-1160G7)、ストレージ容量(512GB・1TB)、キーボード配列(日本語・英語)の違いで複数用意されている。

 ディスプレイをキーボードの裏側まで開くことで「タブレットモード」で利用できる点が特徴。ディスプレイは10点マルチタッチに対応するほか、2,048段階の筆圧感知をサポートし、別売りのタッチペンで入力も可能だ。本体のサイズは幅227×奥行き157.3×高さ9~17mm、重量は769g。バッテリー容量は10,000mAh(3.85V)。

 なお、同店では「Core i5-1130G7+512GB SSD搭載モデル」と「Core i7-1160G7+1TB SSD搭載モデル」が人気だという。

用途に応じてインターフェイスを変更できる2in1 PC「GPD Pocket 3 Ultimate版」

 「GPD Pocket 3 Ultimate版」は、Core i7-1195G7や16GBメモリ、8インチH-IPSディスプレイ(1,920×1,200ドット)を搭載した小型PC。ストレージは1TB SSD(PCIe 3.0/4.0対応)、OSはWindows 10 Home 64bitを搭載している。

 着脱可能なモジュール構造が特徴。本体奥の側面にあるUSB Type-Aポート部分は取り外すことができ、別売りのインターフェイスモジュールと入れ替えることが可能。このほか、ディスプレイを水平に回して裏返し、折り畳むことでタブレット型端末のように使用できる。

 本体のサイズは198×137×20mm、重量は約725g。バッテリー容量は10,000mAh(5,000mAh×2)。