先週から販売の始まった「Afeterburner!」に続き、第2弾のAthlon用オーバークロックツールがアキバに登場。今度はイギリスのNinja Microsというメーカーが開発した「FreeSpeed Pro」という製品で、構造や機能は「Afeterburner!」と基本的に同じ。動作クロックの内部倍率と電圧値の設定ができ、設定用のスイッチには8連のディップスイッチが2つ使われている。輸入元はテクニカハウスジャパンで、簡易パッケージの中には日本語マニュアルも同梱されている。これを販売していたのはOVERTOP。ただし、少量入荷のため28日(金)時点で売り切れてしまったそうだ。価格は11,800円。来週に再入荷する予定とのこと。 □FreeSpeed Pro(http://www.ninjamicro.co.uk/freespeed.html) |
最近のAthlon 500MHzは中身が実質的に上位モデルと同じであることから、パワーユーザー達の間では以前から特に人気が高いが、ショップ側もこうしたニーズに合わせて在庫のアピールが派手になってきている。TWO-TOP秋葉原1号店では「緊急入荷! マニアの間で話題沸騰! Athlon 500MHz(46週)」と書いた貼り紙を店先に出しているほか、OAシステムプラザ東京本店では店内に「緊急値下げ! Athlon 500MHz なんとコアは650MHzだった!」という貼り紙を出すとともに、実際にAthlon 500MHzを“殻割り”してその証拠を見せるという、なんともわかりやすい直接的なアピールまで実施中。Athlon 500MHzへの“オーバークロック需要”は異常に高く、まるで一時のCeleron 300A MHzのような熱狂ぶりを思わせるほどだ。 |
ツクモ10号店ではMicrostarの新型Athlon対応マザーボード「K7 PRO」(MS-6195)を店内で展示中。展示されているのは、Creative製サウンドチップCT5880がオンボード搭載されているWorldWide仕様モデルと、サウンドチップが搭載されていない日本国内仕様モデルの2種類。「K7 PRO」は4層基板を利用し、マスターで動作する6本のPCIスロットを持っているのが特長。チップセットはMS-6167と同じAMD750。同店によると、入荷は間近だそうだ。実物を目にしたい人は、同店の「MSIコーナー」へ。 □K7 PRO(http://www.msi.com.tw/Product/mainboard/k7pro.htm) |
先週に続いてUltra160 SCSI対応の製品がいくつか登場している。まず、インターフェイスカードではAdaptecのDualチャネルUltra160 SCSIカード「ASC-39160」が約30,000円で登場し、さらにマザーボードではSUPERMICROからAdaptec製のUltra160 SCSIコントローラーがオンボードのi840チップセット搭載マザー「PIIIDM3」が69,800円、ASUSからは同様にUltra160 SCSIオンボードのi820チップセット搭載マザー「P3C-S」が50,000円前後で登場している。このほかにも、販売こそまだ始まっていないものの、BLESSでQuantum製Ultra160 SCSI対応HDD「Atlas V」のサンプル品展示が始まるなど、アキバでは着々とUltra160 SCSI対応製品が増加中だ。価格や販売ショップなどの詳細は「今週見つけた新製品」を参照のこと。 |
Maxtorから注目の高速IDE HDD「DiamondMax Plus 40」がデビューした。現在入手可能な製品はシリーズ最下位のモデルにあたる「51024U2」のみ。容量は10.2GBで、価格は13,980円~15,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。10GBクラスの大容量プラッタを採用したHDDでは、これまで5,400rpmの製品がいくつか登場しているが、7,200rpmの製品はこれが初。IDE HDDとしてはプラッタもスピンドルも最高クラスで、最大内部データ転送速度は43.2MB/sにもなる。現在4店で販売中。なお、同シリーズは10.2GBモデルのほかに15.4/20.5/30.7/41GBのモデルがある。 □DiamondMax Plus 40(http://www.maxtor.com/diamondmaxplus/40p.html) |
Flip-Flapが昨年末に突然営業を停止してからというもの、一等地にあるその店舗の行方が大きな関心事となっていたが、新たにクレバリーが3号店用の店舗として利用することになり、2月中旬~下旬に営業開始する予定であることが明らかになった。現在同店のWeb上で告知が行われている。すでに店舗の改装工事が進行中で、見る限りでは内装も外装も基本的な改装はもう終わっている。これでクレバリーは1号店から3号店まで、激戦区の中で同一直線上に3店舗が並んで営業するかたちになる。なお、3号店のオープンに合わせ、1号店も2Fを販売フロアとして新たにオープンさせる予定という。 |
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