【 2000年1月29日号 】

Pentium IIIの品薄悪化、Athlonは攻勢に

品不足緊急入荷

 アキバでPentium IIIの品薄状況が悪化している。Katmaiコアを含む下位モデルの供給不足で品薄が深刻化し、各ショップとも“弾不足”に悩んでいる。特に600MHz以下のモデルは深刻な状況で、調査した限りで在庫店が残りあと僅か1店となっていたモデルもあった(詳細は「CPU最安値情報」参照のこと)。また、在庫ショップ数が10店を超えているモデルでも、1店あたりの在庫数はかなり少ないようだ。

 価格改定があったばかりだというのにモノが入らず、海外ルートでは品不足から逆に値上がりしているという状況で、各ショップとも一様に不満顔。国内の正規代理店側からは実際の注文よりも少ない数しか入らず、出荷延期を告げられているケースもあるという。また、いくつかのショップによると、具体的な話として、代理店側から550E MHzと500E MHzに関して2月中は注文を受け付けられないとの連絡があったという。こうした中で貴重な在庫を持つショップは、マザーボードとのセットや「お1人様1本まで」などの条件を付けて販売したり、店先にわざわざ目立つように貼り紙を出して在庫をアピールするなどの動きを見せている。

 一方のAthlonはというと、価格改定の効果で値が大きく下がり、同じクロックのPentium IIIよりどれも平均価格で1万円以上安くなって売れ行きは好調という。このところ対応マザーボードの値下がり傾向も顕著で、Athlonに対する値ごろ感が出てきたことも好材料になっているようだ。

 いろいろな要因があるにせよ、現時点でPentium IIIとAthlonの勢いに変化が起きているのは確か。年明けからアキバのCPU市場は動きが急だ。

[撮影協力:ソフマップ1号店 Chicago Windows専門館]


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