価格改定が近いと言われているAthlonとPentium IIIだが、すでにアキバでは先行した動きで価格が大きく下がり始めている。特にAthlonの値動きは大きく、500MHzと550MHzを除いて軒並み1万円後半の下げ幅を記録、最大の下げ幅となった800MHzでは18,000円安で一気に7万円割れという異例の下がり方となっている。これでAthlonとPentium IIIとの価格差が一層広がり、Athlonのコストパフォーマンスの高さが際立つ格好になっている。このあと値下げの動きが全般的に広がるのは確実。CPUの値動きに関する詳細は「CPU最安値情報」参照のこと。 |
ATIのRAGE 128 PRO GLを搭載したビデオカード「RAGE FURY PRO」がようやくバルクで初登場している。価格は17,800円~22,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。今回登場したのはATI RAGE THEATERをオンボードにしたビデオ入出力対応モデルで、コンポジットかS端子によるビデオ出力のほか、ビデオキャプチャも可能になっている。ただし、「添付ドライバでは日本語Windows 98上でビデオキャプチャ機能が動作しない」と告知しているショップもあるので要注意。メモリは32MBを搭載している。 □RAGE FURY PRO(http://www.ati.com/na/pages/products/pc/fury_pro/) |
TWO-TOP秋葉原本店の店先には現在、「Athlon 850MHz展示中!」という派手な貼り紙が出ている。が、26日(土)時点では実際には現物はなかった。実は先週末から25日(金)までAthlon 850MHz搭載PCのデモを行っていたものの、ある出版社が借り出していったため、今は一時的になくなってしまっているとのこと。来週中にはデモを再開する予定というから、気になる人は要チェック。同店によると、Athlon 850MHzを搭載したショップブランドPCは3月に発売する予定で、単体販売の時期については未定とのこと。なお、フェイスではAthlon 850MHz単体の予価として92,700円という価格が出ている。 |
何年も前のCOMDEXでデモされながら、一向に製品化されることのなかったフォースフィードバック対応マウスがやっと製品として登場。製品はLogitechの「WingMan Force Feedback Mouse」。構造的にはマウスパッド一体型マウスで、専用台に取りつけられたマウスを上下左右数cmの可動範囲内で動かして操作する。フォースフィードバックの種類は、大別して「振動」と「一定方向への圧力」の2種類があり、ゲームで使えるほかに、たとえば「ブラウザのハイパーリンク上にカーソルを合わせると振動する」「マウスカーソルを画面端に近づけようとするとマウスが重くなる」など、デスクトップ操作でも効果が体感できる。画面上で跳ねるボールをマウスで受けるデモプログラムを実行して体感してみると、その効果は驚くほどリアル。一度体験する価値あり。価格は14,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。 □WingMan Force Feedback Mouse(http://www.logitech.com/cf/products/productoverview.cfm/30) |
TWO-TOP秋葉原1号店では、AMI製の超(?)ハイエンドなマザーボード「MegaPlex II」を展示中。450NXチップセットを搭載し、最大4つのPentium II Xeon/III Xeonの動作に対応するSlot 2マザーボードで、なんとDIMMスロットはFlexATXサイズ程度はあるのではないかという巨大なライザーカードを利用し、16本も使えるようになっている。間近で見ると、その姿はまさに壮観。拡張スロットは32bit PCIバス3本と64bit PCIバス3本、64bit PCI/ISAバス1本を持つ。受発注扱いで販売するとのことで、価格は4Uラックマウントケースとのセットが780,000円。9Uラックマウントケースとのセットが888,000円とのこと。納期は要確認。価格もハイエンドなので、とりあえず「見るだけでも」という人は同店に足を運ぶべし。 □MegaPlex II(http://www.ami.com/motherboards/motherboard.html) |
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