“危険なゲーム”「POSTAL」でアキバが血の海?
そもそも「POSTAL」というのは、'99年に発売された2Dシューティングゲームで、登場キャラクターが市街地で市民を銃器で殺戮するなど「暴力表現が過激なので全米で発売禁止になった」という過激なもの。今回発売された「POSTAL パワーアップキット日本語吹き替え 東京・大阪版」には、このゲームの日本語音声や拡張機能のほかに、秋葉原と道頓堀(大阪)のマップが収録されており、それらのマップ上で殺戮劇を展開するという趣向になっている。
秋葉原のマップは、万世橋警察署前の交差点から三菱銀行前の交差点に至るまでの中央通り沿い周辺のみでやや狭いが、マップそのものはなかなかリアル。また、マップの中に登場する実在のショップが「SpuMap」(SOFMAP)や「LoX」(LAOX)、「タカラグ」(タカラダ)、「PEiN」(PCiN)などと微妙に変えられている点が笑える。ほかにもAMDの看板が「DAM」となっていたり、TOSHIBAが「SHITOBA」になっていたりする。アキバに行きたいけど行けないという人は、このゲームでアキバを疑似体験するのもいい。また、アキバを知っている人ならば、フェイク部分を見つけながらプレイすることで、より一層楽しめること間違いなし。
ただし、現時点ではPOSTALのゲーム本体(実売価格7,000円前後)/「パワーアップキット」(実売価格4,000円前後)ともに品薄。国内発売元のマイクロマウスでは、ゲーム本体と「パワーアップキット」をセットにした新パッケージを近日中に発売するそうなので、新規に買う場合は、そちらを買うのが良さそうだ。
□ポスタル パワーアップキット日本語吹き替え 東京・大阪版
http://www.micromouse.co.jp/wgame/postalj.htm
[協力:マイクロマウス]
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