Quantumから最新IDE HDDの「Fireball Plus LM」シリーズが登場した。ショップに出回り始めたのは10.2GBモデルと15GBモデルで、価格はいずれも15,000円前後(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。このシリーズはMaxtorやWesternDigital製HDDに続く、10GBクラスの大容量プラッタと7,200rpmの高速スピンドルを採用した高速HDD。シークタイムは8.5msで、バッファは2MBを搭載している。一部ショップの告知によると、静音性にも優れ、IDE RAIDカードのFastTrak66とも相性がいいとのこと。このシリーズには、ほかに20.5GB、30GBのモデルがある。 □Fireball Plus LM(http://www.quantum.com/products/hdd/fireball_pluslm/fireball_pluslm_overview.htm) |
Pentium IIIのSECC2からFC-PGAへの移行が急速に進みはじめている。アキバではFC-PGAモデルの流通量が急増する一方、一部を除いてSECC2モデルの流通量は急減中(詳細は「CPU最安値情報」参照のこと)。そして、今週はi820チップセットを搭載したマザーボードで初のFC-PGA版Pentium III対応Socket 370マザーボードが2製品出るなど(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)、マザーボードもFC-PGA対応への動きが活発化している。流通筋には4月にFC-PGA版のCeleronが登場するという話も出ており、Intel製CPUはFC-PGA全盛の時代を迎えつつあるようだ。 |
マザーボードのBIOS ROMを簡単にバックアップする「RD1 ROM焼き だいじょうぶ!」の新型が発売になった。従来のDIPタイプROMに対応したモデルに加え、新たにPLCCタイプROMに対応したモデル「RD1-8X」「RD1-PL」が出たもので、前者がi810/i820チップセット搭載マザーボード用、後者がその他のマザーボード用となっている。いずれも価格は4,000円前後(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。また、従来のDIPタイプ用2製品も含めてリテールパッケージが一新されており、筒状のユニークなものから一般的な四角い箱パッケージに変更になっている。同時に全てROMの引き抜き工具が同梱されるようになったのは嬉しい点。自分のマザーボードをDual BIOSやダイハードBIOSと同じように二重化したい人は要チェックの製品だ。 □ROM焼きだいじょうぶ!(http://www.vertexlink.co.jp/product/platform/ioss/) |
ここ3週間のメモリ価格の動きは過去に例がないほどの乱高下ぶり。2月下旬に一度暴落して史上最安値を更新したかと思うと、翌週の3月初旬は突如急騰、そして今週はまた下げに転じてPC100 128MB(CL=2)の最安値は9,899円の1万円割れに復帰(詳細は「メモリ最安値情報」参照のこと)。まさにジェットコースター状態で、1日単位で店頭価格が大きく変化している。あまりに激しく動いているため、どのショップもこの先の展開が読めないと渋い顔だ。12日(日)の段階でまた大きく動いている可能性もあるので、要注意。 |
ハイエンドなマザーボードが大好きな人には朗報。なんとSamurai 64チップセットを搭載したマザーボードがアキバに上陸することになりそうだ。USER'S SIDE本店がMicron製マザーボード「MTSAM64GZ」の購入希望者を募集しているもので、10名集まるか、募集から2週間経過した段階で発注する予定とのこと。希望者が10名に達した場合は75,000円で販売され、10名より少ない場合は、これより高くなるそうだ。希望者の数は随時ホームページ上で公開される。Dual Slot 1のマザーボードで、64bit/66MHz PCIスロット2本、64bit/33MHz PCIスロット4本、DIMMスロット8本、LANやUltra2 SCSIインターフェイスなどがオンボードというスペックになっている。詳細は同店の前仲氏か八田氏まで問い合わせて欲しいとのこと。 |
先週の450MHzと500MHzに続き、今週はSpeedStepをサポートしたMobile Pentium IIIの600MHzが販売開始となった。扱っているのはテクノハウス東映で、価格は55,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。SpeedStepとは、PCの動作中にCPUの動作倍率とコア電圧を動的に変更する技術で、これで高パフォーマンスモードとバッテリー最適化モードを切り替えることができる。このモデルでは、高パフォーマンスモードが動作クロック600MHz/コア電圧1.6V、バッテリー最適化モードが動作クロック500MHz/コア電圧1.35Vとなっている。SpeedStep対応のCPUがアキバで販売されたのは、これが始めて。 |
Microsoftが発表したコンシューマーゲーム機「X-Box」を彷彿とさせる、妙な改造PCがフェイスで展示されている。形こそX-Box(のデモ機)とは別物だが、本物のコンシューマーゲーム機のケースをそのまま使っているという点で、コンセプト的には先取りしていると言える。展示されているのは、NECが過去に販売していたPC-FXを改造し、中にmicroATXのマザーボードとDVD-ROMドライブを取り付けたPCで、一見すると良質な縦型コンパクトPCといったイメージ。店内では実際にDVD-Videoまで再生して、その実力を見せつけている。店員が趣味で作ったものだそうで、もちろん非売品。来週は松下の3DOを改造したPCも展示する予定とのこと。なお、同店では同時にApollo Pro133Aチップセット搭載でDual Slot 1対応の珍しいRIOWORKS製マザーボード「PDVIA」も展示中。展示内容の詳細については「その他のお買い得情報」参照のこと。 |
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