Apollo KX133チップセット搭載AthlonマザーボードがASUSからも発売になった。型番は「K7V-RM+A」。microATXフォームファクタのマザーボードで、AGP Pro対応のほか、公式にAthlon 1GHzをサポートしているのが大きな特徴。ただし、最低200Wの電源を使うことを強く推奨している点に要注意。一般的なmicroATXケースではこれに適合する製品は少なく、事実上ATXケースで使うしかなさそうだ。なお、この仕様はマニュアルやパッケージなどに記載はなく、マザーボードを包んでいる静電気防止袋にある注意書きを見てはじめて気が付く。また、「K7V-RM+A」という型番はサウンド機能有無の2モデルを区別するために国内の流通段階でつけられた型番のようで、メーカー側からは「K7V-RM」という1種類の型番のみアナウンスされている。価格は19,800円~20,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。ATXフォームファクタ版の「K7V」はまだ出回っていない。 □K7V-RM(http://www.asus.com.tw/products/Motherboard/SlotA/k7v-rm/) |
MPEG-2相当の形式で記録できるTVチューナー付きビデオキャプチャカード「SmartVision Pro」が発売になった。2月に発売された「SmartVision」の上位バージョンで、無料の地上波データ放送から配信されたTV番組表と連携し、画面に表示された番組をクリックするだけでTV番組の録画予約できるという基本機能に加え、生放送番組でもビデオデッキの一時停止機能のような操作が可能になるタイムシフト再生機能や、MPEG-2相当でのビデオキャプチャができるようになっている。ただし、“MPEG-2相当”というのは、あくまでも「MPEG-2をベースにした独自の方式」のことで、エンコードもソフトウェアで行うためにCPUもPentium III 500MHz以上の高性能モデルが推奨されている。また、メーカーが保証する動作環境は、430TX以降のIntel製チップセットを搭載したマザーボードとIntel製CPUのみと限定されているので、要注意。価格は29,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと」)。 □SmartVision Pro(http://www.psinfo.nec.co.jp/inet/bitcast/) |
HDDの動作音が気になって仕方がないという人には要注目の新型HDD「WD Performer」が発売になった。このHDDはWesternDigital製の新型IDE HDDで、WhisperDriveという技術を採用した静音設計のホームAV向け製品という位置付けになっている。スピンドルの回転数は5,400rpm。現在出回っているのは9.1GBモデルのみで、価格は11,980円~12,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。同シリーズには、このほか13.6GB/18.1GB/27.2GBのモデルがある。とにかく静かなHDDが欲しいという人なら、試す価値あり。 □WD Performer(http://www.wdc.com/products/performer.html) |
T-ZONE. PC DIY SHOPらを中心とする外神田3丁目付近のPCパーツショップ激戦区に、また新たなショップが誕生する。場所はTWO-TOP秋葉原1号店とOVERTOPの真正面にある長竹ビルの1F(ブロックE1-[b5])で、すでに新店舗のための工事が進行中。実は工事自体はしばらく前から行われていたのだが、そこが何になるのかはこれまで謎だった。それが外装工事もだいぶ進んだ18日(土)、窓ガラスに初めて店舗名が記され、ようやくその全貌が判明した。店舗の名は「ツクモ12号店」。ツクモ自身も具体的な住所こそ伏せていたものの、16日(木)付けで12号店の出店を発表しており、話はピタリと一致する。出店ラッシュを続けるツクモが、これでいよいよ本丸に出陣となるわけだ。もちろん新店舗はPCパーツショップとして運営される。オープンは24日(金)の10時。 □3店舗が新規オープン!(http://www.tsukumo.co.jp/news/000316.html) |
メモリの価格がまた急降下している。PC100 128MB(CL=2) SDRAMの最安値は9,000円を割り込んで8,499円を記録。実に先週比1,400円安という急落ぶりで、あわや過去の史上最安値8,250円を更新しようかという勢い。もはや各ショップで9,000円台は当たり前の状況で、平均価格の1万円割れも間近。このほか、PC133 128MB(CL=3)の最安値も1万円を割って9,999円になるなど、メモリはどのタイプも大きく下がっている(詳細は「メモリ最安値情報」参照のこと)。この連休中も、メモリは目まぐるしい値動きが展開されそうだ。 |
いち早くi840チップセット搭載マザーボードを入手しながら、64bit PCIのスロットを持て余しているというパワーユーザーには朗報。Ultra160 SCSIカードに続き、今週は新たな64bit PCI対応カードとして、ギガビットEtherカードが登場している。販売が始まったのは、プラネックスの「GN-1000SX」とエレコムの「LD-1000/SX」の2製品で、どちらもLevel One Communications製NetCeleratorチップを搭載した、ほぼ同じ内容の製品。インターフェイスは1000Base-SXに対応、SCコネクタを介して光ファイバーで接続するかたちになる。半二重で1,000Mbps、全二重で2,000Mbpsの高速通信が可能。価格は前者が52,800円~55,800円、後者が38,000円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。さすがにハブは安いものでも約10万円と高価で、とても全ての環境を整えるのは難しいが、ひとまず2台を直結してピアtoピアで高速通信してみるというのも面白そう。 □GN-1000SX(http://www.planex.co.jp/product/giga/gn-1000sx.htm) □LD-1000/SX(http://www.elecom-laneed.com/laneed/new_product/product/n1000sx.html) |
PCケースの新たなトレンドを予感させる、珍しいPCケースがツクモパソコン本店IIの3Fで展示中。なんと、それは総チタン製のPCケースで、文字通り何から何までチタンでできている。ドライブベイの目隠し板や拡張カードのブラケットカバーまで全部チタン製。チタンは軽くて剛性に優れ、なおかつ鈍い光を放って高級感さえ感じさせる高級素材。当然ながら価格もそれなりで、このまま製品化されると、電源なしで69,800円程度になりそうとのこと。決して製品化が決まっているものではなく、あくまでサンプル品を展示して反応を見ている段階で、10人以上の希望者がいれば製品化する予定とのこと。本当に欲しいという人がいれば、直接リクエストしてみると、そのうち製品化されるかも知れない。型番は「TI-888」。
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TWO-TOP秋葉原1号店は、店頭でAthlon 900MHz/950MHz/1GHzの予約受付を開始した。店内で告知している内容によると、900MHzは4月上旬入荷で予価99,800円、950MHzは4月中旬入荷で118,000円、1GHzは「4月末?」入荷で予価は149,800円という。予定通りに行けば、あと1ヶ月余りで1GHz近辺のCPUが単体で入手できるようになるわけだ。これで自作PCの世界もいよいよGHz時代の幕開けを迎えることになる。なお、これらCPUの予約注文はWeb上でも可能になっている。 □Slot A CPU(http://www.twotop.co.jp/simple/product_list.asp?deptlevel=2&opendept=10%2C247) |
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