久々のフライング販売、Pentium III 850MHzが発売に

　TWO-TOP秋葉原1号店とTWO-TOP秋葉原2号店は18日(土)からPentium III 850MHzバルク品の販売を開始した。

　Intelから先にPentium III 1GHzが発表されているため、気がつかない人も多そうだが、実は850MHzはまだ正式には発表されていない。つまり、これはアキバでは久々のフライング販売ということになる。価格は109,800円（詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと）。

　同店に入荷したのは、SECC2パッケージのSlot 1用Pentium III 850MHz。バルク品として少量入荷したものという。カバー上のレーザーマーキングは「850/256/100 1.65V S1 90110408-0126 MALAY i(m)(c)'00 SL43F」とあり、2次キャッシュ256KB、100MHz×8.5＝850MHzの動作クロック、電圧1.65Vといったスペックが読み取れる。なお、製造週は2000年第11週で、これは3月初旬製造にあたり、まさに“できたてのホヤホヤ”のCPUということになる。

　これでアキバで単体販売されているCPUとしては、AthlonとPentium IIIは最高クロックが850MHzで並んだことになる。ただし、Pentium IIIは800MHzも極端な品薄でほとんど流通しておらず、850MHzの販売も今のところ確認できた範囲では2店のみ。800MHzを超える高クロックなPentium IIIは貴重品という状態になっている。

　850MHzは同店が販売を事前予告していたこともあり、18日(土)朝から次々に売れているそうで、すでに残りの在庫は少ないとのこと。次回入荷も未定というから、入手したいという人は早めに行動したほうが良さそうだ。

[撮影協力:TWO-TOP秋葉原1号店]