【 2000年5月5日号 】

プログラミング可能な超小型自律ロボット「ワクチンくん」

写真裏面
プログラム転送用ケーブル内蔵プログラム用の「地図」
VAC3SPSSに付属するもの写真

 AIBOに似た“なんちゃってAIBO”の発売ラッシュが続く中、今度はいかにもPCユーザー向けの一風変わったロボットが発売になった。

 発売されたのはスリーディーが開発したゴルフボール大の小型自律ロボット「ワクチンくん」。ワクチンくんは、前面2個/底面4個のセンサーと2つのタイヤを備えたロボットで、内蔵CPU(Microchip PIC16F84)のプログラムを自由に変更できるのが最大の特徴。基本動作は前進・後退・回転といった単純なものだが、プログラムを作成することで複雑な行動にも対応し、「障害物回避」や「地面の模様をなぞる」といったようなことはもちろん、ワクチンくん同士で通信して連携動作することも可能になる。

 プログラム言語はBASIC風専用言語の「スーパーライター」が用意されているほか、PIC16F84用のアセンブラなどにも対応しており、いずれもPC上でプログラムを作成した後、パラレルポート経由でワクチンくんに転送する。

 ツクモパソコン本店の2Fで販売中の製品は、ワクチンくんシリーズの中でも「デラックスモデル」とされる「VAC3」シリーズで、本体のみのVAC3(実売価格6,800円)と、プログラム作成/転送キットや充電池セット(単5充電池と専用充電器)が付属するVAC3SPSS(実売価格15,900円)の2タイプが用意されている。本体色は3種類あり、両タイプともに青・緑・赤から選択できる。

 ワクチンくんの一番の魅力はなんと言ってもプログラミング。メーカーのスリーディもそのあたりのアピールには余念がなく、自作プログラムや自作ボディでチューンナップしたワクチンくん同士を戦わせる対戦トーナメント「ワクチン君バトル大会」も開催している。

 AIBOや“なんちゃってAIBO”達が一般向けロボットだとすると、このワクチンくんはいかにもPCユーザーに向けのロボット。残りのゴールデンウィークをこのワクチンくんを使ったプログラミングで暇つぶしというのも面白そう。

ワクチンくん【相撲】
waku1.mpg (約730KB / 15秒 / 320x240pixel / MPEG-1)
ワクチンくん【カルガモ君】
waku2.mpg (約532KB / 10秒 / 320x240pixel / MPEG-1)
ワクチンくん【あみだ占い】
waku3.mpg (約922KB / 19秒 / 320x240pixel / MPEG-1)

□スリーディ
http://www.3dweb.co.jp/
□ワクチンくん
http://www.3dweb.co.jp/vaccan.html
□第一回ワクチン君バトル大会の模様
http://www.3dweb.co.jp/festival.html
□Microchip
http://www.microchip.co.jp/
□PIC16F84 データシート
http://www.microchip.com/10/Lit/PICmicro/Japan/30430CJ/index.htm


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