ショップブランドのPentium III 1GHz搭載PC続々登場
フロンティア神代が発売した機種は「GB-1000GT」、ツクモは「TS-1000/30RC」。これまでのPentium III 1GHz搭載PCというと、側面に巨大なファンの付いたケースがどれも共通で使われていたが、今度の2製品はそれぞれ別のケースが使われている。フロンティア神代は先日発表したばかりの、前面にUSBポートを備えたオリジナルケースを使用しており、ツクモはA2011という市販のケースを使用している。ただし、両モデルともほかの仕様は非常に似通っており、マザーボードはIntel VC820、メモリはPC800 RDRAM 128MB、ビデオカードはGeForce2 GTS、HDDは7,200rpmの30GBモデルなどとなっている。価格も約38万円で横並び。今のところは機能的なところよりも、ケースの違いやサポートの点で差別化を図ろうとしているようだ。
どちらも店頭でデモなどはしていないが、フロンティア神代秋葉原店では同じケースを使ったAthlon 1GHz搭載PC「GB-1000KX」をデモ中。オリジナルのケースが気になるという人は足を運んでチェックしてみるといい。なお、Pentium III 1GHz搭載PCの「GB-1000GT」も店頭でデモすることを現在検討しているとのこと。
残念ながら、Pentium III 1GHzが単体で売られることはまだしばらくないようなので、Pentium IIIで最速のPCを使いたいという人は、当面はメーカー製PCやショップブランドPCを直接購入するしかない。
□TS-1000/30RC(九十九電機)
http://list.tsukumo.co.jp/news/spec01.html#mid1
□GB-1000GT(フロンティア神代)
http://www.frontier-k.co.jp/new_site/product/gigabreak/gb1000gt.html
(Pentium III 1GHz搭載PC) |
[撮影協力:フロンティア神代秋葉原店]
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