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NVIDIAのVANTA LTを搭載した初のビデオカードがASUSから発売になっている。8MBメモリ搭載したAGP用のビデオカードで、製品名は「VANTA2000」。VANTA LTは「メモリ8MBの低価格ビデオカードに最適」(NVIDIA)というVANTAの廉価バージョンにあたり、この製品を見る限り、ビデオチップのパッケージ形状もこれまでにないユニークなものになっている。外見から配線やピンがまったく見えないCSPのようなパッケージで、小型化が実現されている。なお、最近では珍しくクーラーがついていないことから、ビデオチップ自体の発熱はかなり抑えられているものと見られる。安くて目新しいカードを探している人向け。価格はリテールパッケージ入りで5,480円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。 |
Pentium III 1.0B GHzにちょっとしたミステリー。今週からこれまでのマレーシア工場製ではなく、コスタリカ工場製のものが出回り始めているのだが、この最新の製造品ではCPUコア周辺にちょっとした変化がおこっている。CPUコアが載っているOLGAパッケージの基板部の色が、マレーシア工場製では茶色がかった緑色だったものが、コスタリカ工場製では白っぽい緑に変化しているのだ。一部ショップでは「新製造ラインにリプレースしたばかりのコスタリカ産」だと説明しているが、性能的な変化と関係があるのかどうかは不明。CPUコア自身の色も変わっていると指摘する人もいるが、さすがにこれは微妙で判然としない。調べた限りでは、マレーシア工場製もコスタリカ工場製もsSpecはSL48Sだった。価格はバルクで138,000円(詳細は「CPU最安値情報」参照のこと)。 |
メモリが値上がりする一方、HDDは相変わらず大容量化と低価格化によるコストパフォーマンス向上が猛スピードで進行中。今週はMaxtorのDiamondMax 60シリーズに属する61.4GBの96147U8が24,500円の最安値をつけ、ついに単純計算による1GB単価が400円を割り込み、399円となった。このほかにも、WesternDigitalの45GBモデルWD450AAが417.7円の1GB単価になるなど、1GB単価が300円台突入間近になっているモデルが複数ある。メモリと違い、HDDに関しては程度の差こそあれ、値下がり一直線の動きに変わりはない。価格の詳細については「IDE HDD最安値情報」参照のこと。 |
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