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先週の32MB DDRメモリ搭載バージョンに続き、ATIからRADEONの64MB DDRメモリ搭載バージョンが登場した。この製品はメモリが64MBに増えているだけでなく、ビデオ入出力機能を備えているのが特徴。動画キャプチャはMPEG 1のほかMPEG 2もサポートする。ブラケット部にはVGAコネクタ、S-Video出力、コンポジット入力、コンポジット出力の計4コネクタがある。実売価格は42,800円~46,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。なお、店頭では製品名に「VIVO」という文字をつけている例もあるが、これはビデオ入出力機能、つまり“Video In Video Out”の意。 □RADEON 64MB DDR(http://www.ati.com/na/pages/products/pc/radeon64_ddr/) |
Aladdin TNT2のほかに、今週は統合型チップセットの新型としてSiS630Eもデビューを飾っている。製品はEliteの「P6STP-FL V1.1b」で、これは2月に発売されたSiS630チップセット搭載マザーボード「P6STP-FL」のリビジョンアップ版になる。FlexATXの小型マザーボードで、Socket 370用CPUに対応している。SiS630EとSiS630の違いは、ビデオメモリ拡張用スロットのA-DIMMの対応がなくなったことなどで、ほかは大きくは変わっていない。小型のマザーボードながら、ビデオもサウンドも10Base-T/100Base-TX対応のLANインターフェイスもオンボード搭載する多機能製品で、しかも価格は9,800円と安い(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。コストパフォーマンス重視の小型PCを作るにはぴったりの製品と言える。 □P6STP-FL V1.1(http://www.ecs.com.tw/ecs/ecs/p6stp-fl/p6stp-fl11.htm) |
かつてないほどの高いコストパフォーマンスを誇るSocket A対応マザーボードが突如出現した。EliteのApollo KT133チップセット搭載Socket A対応マザーボード「K7VZM」は、サウンドと10Base-T/100Base-TX対応のLANインターフェイスをオンボード搭載しながら、実売価格が11,800円~13,500円という超低価格な製品(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。Duronと組み合わせれば、かなり安上がりなSocket A対応PCを作ることができる。ただし、LANのコネクタがI/Oバックパネルになく、別途ブラケットを使って設置する必要があるため、内蔵LAN機能を使うと自動的にPCI用スロットが1本塞がれてしまうのが難点。microATXでPCIスロットは2本のため、LANを使うと残りはPCIスロット1本になる。 □K7VZM(http://www.ecs.com.tw/ecs/ecs/k7vzm/k7vzm.htm) |
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