【 2000年8月5日号 】

SDRAM DIMM用のアルミ製ヒートシンクでメモリも冷却

PM-MCCPM-MCC
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 最近のクーラー部品ブームが成せるわざなのか、単に夏だからなのか、ちょっと変わった目的で使用するクーラー部品が登場している。その名も「アルミ製熱伝導シート付メモリー用ヒートシンク PM-MCC」。アルミ製のPC用パーツを開発しているジャパンバリューが新開発した製品で、価格は1,429円~1,680円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

 名前のとおり、これは珍しいメモリ用のヒートシンクで、製品自体はアルミ製の板を加工したシンプルなもの。段差がある2枚のアルミ板がセットになっており、SDRAM DIMMをこれで両側から挟んで使用する。アルミ板の分、上方向に身長が伸びるかたちになり、DIMM全体の表面積はほぼ倍に拡大することになる。DIMMと接触する部分には熱伝導シールがあり、効率的な熱伝導はもちろん、絶縁効果も発揮する。

 メーカー側のうたい文句によると、この製品はメモリの冷却効果のほかに、静電気による故障防止の効果もあるという。確かに、絶縁されているアルミ板の部分を指で持てば、直接メモリチップに触れずに着脱することもでき、また扱いやすくもなる。

 ちょうどRIMMのHeatspeaderと同じような役割を、SDRAM DIMMにも付け加えることが出来るというわけだ。メモリの熱が気になるという人や、頻繁にメモリを着脱するという人にはもってこいのツールと言えるかも知れない。

□PM-MCC(ジャパンバリュー)
http://www.jjv.ne.jp/product/PM-MCC/

 (ジャパンバリュー PM-MCC)

[撮影協力:クレバリー1号店OVERTOP]


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