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衝撃の問題作その3、漆工芸による10万円「手描き本金蒔絵ケース」
蒔絵とは、漆を塗った上に金や銀の粉などを蒔きつけて絵模様を表す、奈良時代から始まった日本の代表的な漆工芸。本来は硯箱や杯などの器物に施されるものだが、これを現代の器物であるPCケースに応用したのが「手描き本金蒔絵ケース」。ZOA秋葉原本店が独自に販売を始めたもので、桜をモチーフにした福島隆司作の「サクラ」と、平安時代の宮廷風景を描いた見城剛弘作の「源氏物語」の2製品がある。
価格はいずれも108,000円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。なんと、受注生産品ではなく、現時点で少量ながら在庫を持って販売しているというから驚き。ただし、見た目は確かに美しいものの、形状が箱型であるために、どうしても仏壇を連想してしまう感は否めない。また、オプションとして表カバーに蒔絵が施されたキーボードもあり、これは14日(月)から販売する予定になっているそうだ(価格は未定)。
最近では高速電脳が自動車塗装と同じ方式によるPC塗装サービスを始めており、過去には漆塗りのサーバー用ケースが売られたこともあったが、蒔絵まで施したけースというのはこれが初めて。
実際の質感などを確かめてみたいという人は、店頭の展示品で確認してみるといい。なお、元になっているケースはECE-4104OSTという型番の既製品で、電源はAMD推奨品のSeventeam製300Wを搭載しているとのこと。
□プロジェクト21
http://www.ig-club.com/service/kisitetu/kisi2.htm
(PCケース) |
[撮影協力:ZOA秋葉原本店]
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