【 2000年8月26日号 】

K6-2+の単体販売始まる、K6-III+が入荷する可能性も

K6-2+K6-2+

 Mobile K6-2+の単体販売が始まった。販売を始めたのはUSER'S SIDE本店で、価格は500MHzモデルで14,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。26日(土)時点ではすでに売り切れとなっていたが、来週にまた再入荷する予定があるという。

 Mobile K6-2+は128KBの2次キャッシュをコアに統合したSocket 7用CPUで、これまでメルコが独自のアダプタとセットにし、メーカー製PCユーザ用ODPとして販売された例はあるものの、CPU単体で販売されるのは国内ではこれが初めて。

 今さらSocket 7用CPUを単体販売しても売れないだろうと思う人も多いだろうが、同店によると、そんなこともないらしい。実は最初に販売したのは先週末で、これがあっという間に売りきれてしまったため、今回急遽再入荷することになり、そしてこちらもまた即完売してしまったのだという。当初は1回限りの入荷にとどめる予定だったはずが、売れ行き好調のため繰り返し再入荷させることになり、現在はさらに533MHzや550MHzモデルの入荷や、まだ販売実績のないMobile K6-III+も入荷できないかどうか調査を始めているとのこと。Socket 7ユーザーにとってはなんとも頼もしい限りだ。

 なお、K6-2+もK6-III+もモバイル用途で使うことを前提としているため、コア電圧は2.0Vと低くなっている。購入を考えるのならば、使用する予定のマザーボードがこの電圧に対応してるのかどうか、事前に確認しておく必要がある。

□Mobile Processors(AMD)
http://www.amd.com/products/cpg/mobile/
【2000/7/8】Mobile K6-2+/500MHzを採用したODPがメルコから登場
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20000708/k62plus.html

 (AMD製CPU)

[撮影協力:USER'S SIDE本店]


[前の記事]: 81.9GBモデル発売でIDE HDDの最大容量記録がまた更新
[次の記事]: 超小型タワー採用のベアボーンPCが近日発売に

[ Back ]戻る