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HDDの急速な大容量化は、何も3.5インチや2.5インチだけの動きにとどまらない。CF+ Type IIサイズの超小型HDD「Microdrive」も同様で、今週は従来の340MBモデルから約3倍の容量に進化した1GBモデルが発売になっている。価格は54,800円~58,799円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。低消費電力化のためにスピンドルの回転数が4,500rpmから3,600rpmに落とされているものの、プラッタの記録密度が高くなっているため、データの転送速度は30.1~45.2Mbit/sから38.8~59.9Mbit/sに若干向上している。これを使えば、デジタルカメラやPDAの記憶容量が飛躍的にアップすることになり、これでまたモバイル機器の利用範囲が大きく広がりそうだ。なお、販売元が違う関係で2種類のパッケージが出回っているが、いずれも中身はIBM製の「Microdrive」だ。 □Microdrive(http://www.jp.ibm.com/pc/option/obi/ob01/09n4194/09n4194a.html) |
AMDのCPU生産が相変わらず順調ということなのか、発表間もないDuron 750MHzが早くも出回り始めている。計7店で販売されており、実売価格は17,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。ただし、動作クロック以外に目新しいところはなく、現状では上位のAthlon 750MHzと価格もほとんど変わらないため、製品としての特徴を見出しにくいというのが、今は実状。Athlonの価格が急落した今では、自作PCマーケットの中でDuronの位置付けが難しくなっているという面もある。 □Duron(http://www.amd.com/japan/products/cpg/duron/) |
カノープスから、初の国産GeForce2 MX搭載ビデオカード「SPECTRA F11」が発売になっている。例によって独自の基板設計により、映像出力用基板を分離することで映像信号の劣化を抑えるSSHテクノロジー、ディスプレイ特性にあわせて信号特性を変更できるDFSテクノロジーなどに対応、いつもどおりの機能性とクオリティを重視したつくりになっている。ただし、GeForce2 MX搭載ビデオカードはすでに他社製品では1万円台中盤が相場になっている中、この製品は23,800円~25,999円と高いのが難点(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。品質重視の人にとっては貴重な選択肢ではある。搭載メモリは32MB。 □SPECTRA F11(http://www.canopus.co.jp/catalog/spf11/spf11_index.htm) |
激戦区に新たなPCパーツショップ「LAOX PC・DO SHOP」が7日(木)にオープンした。3日(日)に閉店した「LAOX THE COMPUTER Outlet」を業態転換したもので、LAOXとしては初めてのPCパーツ専門店となる。同店によると、基本的には自作PCに関心のある初心者に向けたショップで、これまで対応できなかった層に対する新たな受け皿にするとのこと。1FがPCパーツ全般、2FがアウトレットPCの販売フロアになっている。オープンしたばかりで、今のところはまだ品揃えは十分ではないものの、これから徐々に整えていく予定になっているそうだ。現在、小物を中心に開店セールの特価品が並んでいるので要チェック。なお、PCパーツ専門店ではないが、9日(土)にはノートPC専門店として、ド派手な店作りの「ツクモパソコン本店III」もオープンしている。場所はツクモ本店IIの隣(ブロックC1-[d6])。 □プレスリリース(http://www.laox.co.jp/info/pre/000905.html) |
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