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Ultra ATA/100対応の新Apollo Pro133A搭載マザーが登場
第1弾はAOpenの「AX34 Pro II」、黒い基板が特徴
【パッケージ】 | 【AX34 Pro II】 |
【新サウスブリッジ】 | 【黒と銀の組み合わせ】 |
【貼り紙(1)】 | 【貼り紙(2)】 |
サウスブリッジが新型番のVT82C686Bになっている。
●サウスブリッジが新型番に
「AX34 Pro II」に搭載されているApollo Pro133Aチップセットは、従来とはサウスブリッジが異なり、チップの型番がVT82C686AからVT82C686Bに変更されている。機能的にはIDEコントローラーが新しくなり、Ultra ATA/100対応になったというのが大きな違い。
マザーボードとしてのスペックも先代の「AX34 Pro」とはやや異なり、4本だったPCIスロットは6本に増やされ、その代わりISAスロットは廃止、またDIMMスロットも3本から4本に増やされている。見た目で大きく変わっているのは色で、これまで緑色の基板に金色のチップセット用ヒートシンクという組み合わせだったものが、新たに黒い基板と銀色のヒートシンクというシックな組み合わせになっている。サポートするCPUがSocket 370用のPentium IIIやCyrix III、FSBやVCoreが可変、ジャンパレス設計などといった部分はこれまでと同様だ。
●完全日本語版パッケージ入り
新旧のサウスブリッジはピン互換性があるため、今後出てくる新型マザーボードはもちろん、既存製品もリビジョン変更というかたちで徐々にVT82C686Bを採用した最新版に切り替わっていくことになるのは確実。その皮切りとなるのが、この「AX34 Pro II」というわけだ。
新Apollo Pro133Aは機能的に大きな進歩はないものの、HDDのインターフェイスは確実に強化されており、あわよくばサウスブリッジ全体のパフォーマンス向上も期待できるかもしれない。Apollo Pro133A搭載マザーボードの入手を検討しているという人は、この「AX34 Pro II」もひとつの有力候補に加えてみてはどうだろう。
なお、「AX34 Pro II」は完全日本語版パッケージ入りで、マニュアルも日本語版が同梱されている。
□AX34 Pro II(AOpen)
http://aojp.aopen.com.tw/products/mb/ax34proii.htm
http://aojp.aopen.com.tw/company/news/2000/misstake.htm
http://www.aopen.com.tw/products/mb/ax34pro2.htm
□Apollo Pro133A(VIA Technologies)
http://www.via.com.tw/products/prod133a.htm
(AOpen AX34 Pro II) |
[撮影協力:コムサテライト3号店とパソコン工房秋葉原店とPCiN秋葉原と高速電脳]
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