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Duron 800MHzとMobile K6-2+/550が出回り始める
Duron 800MHzは先週一部ショップでサンプル品展示が行われたばかりだが、約1週間が経過して並行輸入ルートからの流通が始まり、いつものようにバルク品として幾つかのショップが販売を始めている。価格はまだ“初物”ということもあって16,800円~17,880円と高く(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)、同クロックのAthlonバルク品とほとんど変わらない状態になっている。これは未発表CPUとしてのプレミアといったところか。なお、確認できた限り、出回っているものは全てL1ブリッジがオープンで、コア上のマーキングは「D800AUT1B AKBA0037EPFW 92418420xxx」となっていた(xxxは物によって異なる)。
一方のMobile K6-2+/550は、500MHzと533MHzモデルに続く、同シリーズの最上位モデル。コア電圧2.0Vのモバイル向けCPUというのが本来の位置付けだが、電圧やBIOSなどが対応しているマザーボードならば、そのまま通常のSocket 7用CPUとして使える可能性が高く、自作PCユーザーにとっては貴重なアップグレードパスとなる。K6-2/550と並び、Socket 7用CPUとして最も高いクロック(550MHz)で動作するCPUでもある。価格は12,800円~13,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
いずれも1万円台で買えてしまう低価格PC向けCPUだが、動作クロックの向上でかなりの性能が期待できそうだ。そして、低価格PC向けCPUが1GHzオーバーとなる日ももう間近だ。
□Duronプロセッサ(日本AMD)
http://www.amd.com/japan/products/cpg/duron/
□モバイルプロセッサ(日本AMD)
http://www.amd.com/japan/products/cpg/mobile/
(AMD Duron 800MHz) | |
(AMD Mobile K6-2+/550) |
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