【 2000年11月25日号 】

DDR SDRAMの販売がスタート、PC2100とPC1600の2種類

PC1600 DDR SDRAMPC1600 DDR SDRAM
PC2100 DDR SDRAMPC2100 DDR SDRAM

 対応マザーボードより一足先に、DDR SDRAMの単体販売が始まった。販売を真っ先に始めたのはUSER'S SIDE本店で、価格はPC1600対応の128MB DDR SDRAMが22,800円、PC2100対応のDDR SDRAM 128MBが25,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。ただし在庫数は少なく、それぞれ5本の限定販売となっている。

 いずれも、Micron Technolgyの関連会社であるCrucial Technologyの製品で、メモリチップはもちろんMicron Technolgy製を採用している。チップの型番はPC1600が「MT46V8M8-8 B」(64Mbitタイプ,DDR200)、PC2100が「MT46V8M8-75 ES B」(64Mbitタイプ,DDR266B)となっている。型番からわかるように、PC1600は正式な製品だが、PC2100はあくまでES品。そのため、同店での保証内容もPC1600が永久保証であるのに対し、PC2100は初期不良交換のみとなっている。

 なお、DIMMの形状はいかにも従来のSDRAM DIMMと互換のように見えるが、実際には端子部分の切り欠きの位置が異なっており、まったく互換性はない。よって、DDR SDRAM対応マザーボードが出るまでは使いようがなく、今は入手したとしてもただ眺めるほかはない。

 もちろん、近々登場する予定のAMD-760チップセット搭載Athlon対応マザーボードを必ず入手するつもりだという人ならば、今のうちにメモリだけ手に入れて準備しておくのもいいだろう。

□データシート(PDF)
http://www.micron.com/products/category.jsp?path=/DRAM/DDR+SDRAM

 (DDR SDRAM)

[撮影協力:USER'S SIDE本店]


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