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Intelから低価格なデジカメ「Pocket PC Camera」が登場
銀塩コンパクトカメラのような外観で、ホワイトとブルーの鮮やかなツートンカラーが印象的。持ち歩いて静止画撮影用として使えるほか、USBでPCと接続してリアルタイム動画撮影用CCDカメラとしても使える両用タイプになっている。玩具メーカー製の低価格デジカメには及ばないものの、15,800円~16,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)と安いのが魅力だ。
持ち歩いて使用する場合、VGAサイズ(640×480ドット)の静止画で最大128枚撮影可能なほか、2分間の動画撮影もでき、2秒間で5枚の連写機能やセルフタイマー機能なども備えている。操作はいたってシンプルで、撮影モードを選んでからシャッターボタンを押すだけ。手動でフォーカスの調整をすることも可能だが、映像表示用の液晶ディスプレイがなく細かな調整はできないため、基本的には無限遠の単焦点と考えたほうが良さそうだ。なお、デフォルトでは、撮影時に「カシャッ」というシャッター音が出るという愛嬌ある設定になっており、そのシーンを初めて見た人は思わず笑ってしまう。
おもちゃのようなデザインとはいえ質感は良く、静止画の画質もそこそこよいため、実用品として十分使えそうだ。スナップ写真用に持ち歩くもよし、NetMeetingなどのビデオ会議用CCDカメラとして使うのもいい。
国内ではすでに玩具メーカーの製品を中心に低価格デジカメが多数出回っているが、PCユーザーならば、あえてCPUメーカーの名前が入ったデジカメを使うというこだわりがあってもいい。なお、外観がまるで“目玉オヤジ”のような、低価格CCDカメラ「Easy PC Camera」も発売になっている。価格は5,900円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)
□Pocket PC Camera(インテル)
http://www.intel.co.jp/jp/home/pccamera/pocket.htm
(インテル Pocket PC Camera) |
[撮影協力:パソコンCityパーツ館]
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