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“冷蔵庫方式”でCPUを約-20度まで冷却するPCケース、VapoChillシリーズの最新型「VapoChill Socket」が発売になった。CUSTOMが88,800円で販売中(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。新型はPCケースが通風や排気を考慮した新設計のタイプに変更され、内蔵のコンプレッサーも改良されて冷媒も代替フロンに変更されている。また、CPUを設定温度に冷やすまでマザーボードへの電源投入を抑制するChillControlユニットも温度表示機能が追加されるなど改良が加えられている。本来はフロントパネルもスタイリッシュなデザインの新タイプに変更されているのだが、これは製造が遅れているとのことで、現在販売中のものは旧タイプのままになっており、購入者には後日発送されるとのこと。なお、今回の製品はSocket AとSocket 370用にデザインされたもので、Slot 1やSocket 423などには対応していない。 □Vapochill Socket(http://www.vapochill.com/products/) |
スヌーピーやタッチおじさんなど、ひところはキャラクターを利用したUSB接続のメール着信通知デバイスが流行ったが、なぜか今ごろになって郵便ポストをイメージしたオーソドックスな製品が出現。製品名を「SMART BOX」といい、形は円筒形の郵便ポストになっている。同梱されている専用ソフトがメールサーバーをチェックし、メールの到着を検知すると、ポストの投函口から封筒を飛び出させ、同時にLEDを点滅させてユーザーに知らせる仕組み。ソフトに差出人の重要度を設定しておけば、それに合わせてLEDの点滅や画面上のメッセージが変わり、飛び出した封筒を押し戻すとメールソフトが自動起動する仕掛けになっている。これまでのキャラクター型が女性向けだとするなら、こちらは男性向けか?輸入品だが、中には簡易日本語マニュアルと日本語化されたソフトが入っている。価格は2,980円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。 |
QDI製のマザーボードに日本語マニュアルの同梱と国内サポートが開始されたのを記念して、代理店が前代未聞のキャンペーンを実施中。なんとマザーボードにマウスと中国製の鉄観音茶を同梱して販売するというもので、2日(土)時点ではソフマップ1号店 Chicago Windows専門館とカクタソフマップが実際にこの組み合わせで販売していた。製品はi815Eチップセットを搭載したSoecket 370対応マザーボード「SynactiX 2E」と、Apollo KT133チップセットを搭載したSocket A対応マザーボード「KinetiZ 7T」の2種類で、価格はそれぞれ14,999円と14,799円(詳細は「その他のお買い得情報」参照のこと)。PCの組み立てが終わったら、このお茶で一服するというのがいいかも。 □SynactiX 2E(http://www.qdigrp.com/eng/Products/SynactiX2E.htm) □KinetiZ 7T(http://www.qdigrp.com/eng/Products/K7T.htm) |
Ladtek製のGeForce2 MX搭載ビデオカード「WinFast GeForce2 MX DH Pro」に奇妙な変化あり。ハードウェア自体は特に変わっていないようだが、どういうわけかDiamond製ビデオカードにソックリの新しい化粧箱に切り替わり始めている。正面右上に色違いのタブでスペックを表す点といい、赤地に白で社名を表記している点、また、炎をバックに精密な戦闘機の絵が描かれている点など、驚くほどよく似ている。とても偶然とは思えず、Diamondのブランドイメージを利用しようという意図があるとも考えられ、Diamond側の対応も含めて今後どう展開していくのか興味深い。もっとも、すでにDiamondはプロ用製品を除いてビデオカード市場から撤退しており、弱肉強食よろしく、消えたものの無形資産は生き残ったものが可能な限り利用するという動きなのかもしれない。製品はビデオメモリを32MB搭載してTwinViewに対応したもので、実売価格は16,800円(詳細は「その他のお買い得情報」参照のこと)。 □WinFast GeForce2 MX DH Pro(http://www.leadtek.com.tw/2834/Egeforce2mxdhp-1.htm) |
GeForce2 MX搭載ビデオカードと言えば、今や製品数の多さではダントツで、まさに火花散る激戦区。この状況から価格と機能だけで競争していくのは難しいと判断したのか、韓国のSUMA SYSTEMは一風変わった製品を投入してきた。同社は以前から黒い基板の製品を出していたが、今度はさらに金メッキヒートシンクと金メッキブラケットと金メッキコネクタを採用、黒基板+金メッキという高級感ある製品に仕上げて2製品を発売した。GeForce2 MX搭載カードを購入するつもりで、特にメーカーに執着がないのであれば、こういう見た目でインパクトのある製品もいいかもしれない。実売価格は、TwinView対応でTV出力コネクタも備える「PLATINUM GeForce2 MX TwinView GOLD EDITION」が16,800円~17,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)、TwinView非対応の「PLATINUM GeForce2 MX GOLD EDITION」が11,800円~12,980円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。いずれも32MBメモリを搭載しているが、チップの対応アクセススピードに違いがあり、前者が5.5ns、後者が6nsとなっている。 |
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