【 2000年12月23日号 】

BURN-Proof対応の16倍速CD-Rドライブ登場、カラーモデルも

WAI1610SシリーズWAI1610Sシリーズ
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 予告どおり、星野金属工業からBURN-Proof対応の16倍速CD-Rドライブ「WAI1610Sシリーズ」が発売になった。同社の総アルミ製PCケースWiNDyシリーズに合わせたカラーモデルのほか、標準的なノーマルアイボリーの色を採用したモデルも出回っている。

 「WAI1610Sシリーズ」はバッファアンダーラン防止機能付きのCD-Rドライブとしては初めての16倍速対応製品。16倍速という書き込みスピードだけで見れば、11月にヤマハから「CRW2100E-VK」という製品が出ているが、こちらはバッファアンダーラン防止機能を備えておらず、両者のインパクトの差は明らか。

 内蔵用のATAPIインターフェイス対応ドライブでCD-Rの書き込みは16倍、CD-RWの書き換えは10倍、CD-ROMの読み込みは40倍速という高速性能を持つ。三洋電機のドライブ「CRD-BP1400P」をOEM採用した製品で、フロントベゼルには「W MEDIA DEVICE」というオリジナルのブランド名が記されている。

 カラーモデルのほか、標準的な色の製品も同時発売されたため、WiNDyユーザーならずとも、とにかくCD-Rに対してスピードと安定性を求めるという人は誰でも気軽に手を出せる。ただし、販売元のソルダムによると、今回発売されたノーマルアイボリー色モデルは、あくまでも1,000台限定出荷の製品とのこと。もうじき年内の流通が止まってしまう時期でもあり、購入を考えている人は早めの決断が必要になりそうだ。

 なお、書き込みソフトとして「B's Recorder GOLD for Windows」と「B's Clip for Windows」が付属している。実売価格は32,799円~34,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

□WAI1610Sシリーズ(ソルダム)
http://www.soldam.co.jp/wmd/cdrw02/

 (星野金属工業 WAI1610Sシリーズ)

[撮影協力:高速電脳OVERTOP]


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