【 2001年1月13日号 】

動くマスコット付きUSB HUBが登場、第1弾は「トロ」

トロはぶトロはぶ
トロはぶじたばたトロ

 動くマスコット付きUSB HUB。これはPC系周辺機器の新ジャンルとして大ブレイクするかもしれない。その第1弾として登場したのが、プレイステーション用の大ヒットゲーム“どこでもいっしょ”に登場する猫キャラクター、トロを採用した製品で、なんとキーボードやマウスの操作に合わせてUSB HUB上のトロが動くというユニークな機能を持つ。ドリームズ・カム・トゥルーというゲームや玩具のメーカーが開発した製品で、製品名を「どこでもいっしょUSBハブマスコット」という。

 手のひらサイズの2ポートUSB HUB上に設置されているのは、座ってキーボードを叩く姿勢をとっているトロ。付属のソフトと組み合わせることで、実際にユーザーがPCのキーボードやマウスを操作すると、それに合わせてトロの両手が上下に動き、頭が左右に揺れ、さらに声や音が出る。不思議な表情をしたトロがちょこまかとキーボードを叩く姿はなんとも可愛らしい。ちなみに、キーボートの左半分側のキーを叩いた場合はトロの左手が動き、右半分側のキーを叩いた場合は右手が動く。USB HUBとトロの動作とは直接の関係はなく、PS/2接続のキーボードやマウスでもトロは動作するので、USB機器を使っていない人でも楽しめる。また、ソフト側で音と動きの大きさや有無の設定も可能で、このソフトはWindows 98/98SE/MeのほかにWindows 2000やMacOSでも動作する。

 これまでにもメールの到着に合わせてマスコットが動く製品というのはあったが、ユーザーのキーボードやマウス操作に直接反応するマスコットが付いた周辺機器というのは珍しい。より愛着がわくという意味で、これは新たなデジタルペットとして大ブレークする可能性がありそう。今のところ、USB HUBと一体になった製品はこれひとつだけだが、反応がよければ続々と別製品が出てくることも十分考えられる。

 同社は、ほかにもPC用の周辺機器として、耳がクリックボタンになっている「どこでもいっしょトロマウス」という製品をラインナップしているほか、TVなどのリモコン操作に合わせて体が動く「じたばたトロ」も発売しており、今後もユニークな製品の登場が期待できそうだ。

 販売しているのはツクモ11号店LAOX THE COMPUTER館などで、実売価格は5,380円~5,980円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。また、ツクモ11号店では「じたばたトロ」も3,590円、「どこでもいっしょトロマウス」も3,580円で販売中だ。

トロはぶ ntoro5.mpg (約1MB / 9秒 / 320x240pixel / MPEG-1)
【トロUSBハブマスコット動作中】
じたばたトロ ntoro6.mpg (約1.1MB / 9秒 / 320x240pixel / MPEG-1)
【じたばたトロ動作中】

□どこでもいっしょUSBハブマスコット(ドリームズ・カム・トゥルー)
http://www.dct-net.co.jp/new_product/nProduct_old01.html#10643-0

 (ドリームズ・カム・トゥルー どこでもいっしょUSBハブマスコット)

[撮影協力:ツクモ11号店]


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