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Duron 850MHzバルクとCeleron 800MHzリテールが同時デビュー
Duron 850MHzはDuronシリーズの中では最高クロックのモデルで、年明け早々に発表されたばかりの新CPU。低価格PC向けのシリーズとはいえ、動作クロックが850MHzにまで達し、1GHzまでもうあと150MHzと迫ったことになる。店頭に並んでいる実物を見る限り、外見や基本仕様に特に変化は見られず、L1ブリッジが全てオープンになっているのも、これまでどおり。
その一方、アキバではDuronのライバルであるCeleronにも新しい商品が登場している。新たに出回り始めたのは、これもCeleron最高クロックのモデルにあたるCeleron 800MHzのリテールパッケージ品。すでにバルク品は2000年12月からフライング販売が始まっていたが、正式発表の2日(火)から約1週間強が経過して、ようやくリテールパッケージ品が出回り始めた。このCPUはデスクトップ向けCeleronとしては初めてFSB 100MHzに対応したモデルで、リテールパッケージ表面に印刷されている仕様一覧の中にも、しっかりと「100-MHz Systems Bus」の文字がある。実売価格は20,799~22,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
ただし、いずれも確実に性能が上がっているとはいえ、それぞれの上位シリーズにあたるPentium IIIとAthlonとの価格差がほとんどないというのが厳しいところだ。
□Duron 850MHz(AMD)
http://www.amd.com/products/cpg/duron/
http://www.amd.com/news/prodpr/21001.html
□Celeron 800MHz(Intel)
http://www.intel.com/home/celeron/
http://www.intel.com/pressroom/archive/releases/20010103bb.htm
(Intel Celeron 800MHz) | |
(AMD Duron 850MHz) |
[撮影協力:OVERTOPとBLESSとコムサテライト1号店とPCiN秋葉原]
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