[撮影協力:T-ZONE. PC DIY SHOPとOVERTOP]

　「初のDDR SDRAM対応マザーボード」として発売されたGA-7DXCとほぼ同じ基板デザインの製品で、チップセットもAMD-761＋VT82C686Bの組み合わせで変わりない。
　主な相違点は「FSB 266MHzへの対応」で、GA-7DXCでは「設定可能だがサポート外」とされていたのに対し、GA-7DXでは「正式対応」とされており、AMDの推奨マザーボードリストにも「FSB 266MHz対応製品」として記載されている。

　17日(土)現在、GA-7DXCの実売価格は約20,000～24,000円程度。

□AMD Athlon Processor Recommended Motherboards（AMD）
http://www1.amd.com/athlon/mbl/

[撮影協力:OVERTOPと高速電脳]

　基板上にはIDE-RAIDコントローラを搭載できるとみられる空きパターンが用意されている。

[撮影協力:TSUKUMO eX.]

[撮影協力:ZOA 秋葉原本店とパソコンCityパーツ館]

　今回発売されたのは、サウンド機能のみをオンボードで備えた694D Pro-@と、さらにIDE-RAID機能とIEEE-1394インターフェイスも搭載した694D Pro-@IRの2製品。

　694D Pro-@IRにはDV編集ソフトが付属している。

[撮影協力:TSUKUMO eX.]

[撮影協力:TSUKUMO eX.]

　ACRスロットはAMDやVIAなどが提唱するモデム/オーディオ/LAN向けの新スロット。専用の「ACR対応カード」を使用することでAMR同様にオーディオ/モデム/LANなどのインターフェイスが拡張できるほか、AMRと違ってプラグアンドプレイにも対応しているという特徴がある。
　似たような規格としてはIntelが提唱する「CNR」があり、既に多くのマザーボードに搭載されているが、CNRスロットが「CNR対応カード」のみに対応するのに対し、ACRスロットでは「ACR対応カード」と「AMR対応カード」の両者に対応しているという違いがある。
　スロット部品はPCIスロットを逆向きにしたもので、PCIスロットと紛らわしいが、ACRスロットの取りつけ位置はPCIスロットとはズレているため、取り付け位置を確認することでこの両者を区別できる。

　なお、M6VSBは、ユニークなACR/CNRの共用型スロット部品を使用しており、ACR/AMR対応カードのほかにCNR対応カードも使用可能。なお、マニュアルによると、このマザーボードのACR/CNRスロットはいずれも「モデムカードにのみ対応」とのこと。

　17日(土)現在、ACR対応カードは店頭発売されていない。

□ACR SIG
http://www.acrsig.org/

[撮影協力:TSUKUMO eX.]

　対応CPUは「最大933MHz」（ソフトアイランド 秋葉原店）とのこと。

[撮影協力:ソフトアイランド 秋葉原店]

　D-Sub15ピンのVGAコネクタが2つ搭載されたモデルと、VGAコネクタとDVIコネクタを搭載したモデルの2種類がある。コネクタの搭載方法に違いがあり、前者はシングルVGAのカードに増設ブラケットを取り付ける構造のため、PCに設置する場合はスロットを2本占有するかたちになる。後者は1つのブラケットにVGAとDVIコネクタが同居しているため、スロットは1つしか占有しない。
　PCIバス対応のGeForce2 MX搭載ビデオカードでTwinView対応なのは、この製品が初。

　箱パッケージはTwinView非対応の製品と共用で、製品モデルを確認する場合には側面の型番シールを見る必要がある。

[撮影協力:PCiN秋葉原とコムサテライト3号店]

　AGPタイプの製品で、TV出力端子を備え、TwinViewにも対応している。

[撮影協力:OVERTOP]

[撮影協力:ツクモParts王国]

　DVD-Video再生ソフトのWin DVD2000付き。

[撮影協力:ツクモParts王国とコムサテライト2号店]

[撮影協力:エルプラザとコムサテライト3号店]

　接続できるのはD2～D4端子を搭載したデジタル放送向けTVで、出力フォーマットはD2とD4の2種類。D4では最大1,280×720ドットの高解像度表示ができる。また、付属CD-ROMのBIOSと入れ替えることで、PCの起動画面も出力可能になり、BIOS設定などもTV画面を見ながら操作できるようになる。

[撮影協力:PCiN秋葉原と高速電脳]

　コネクタ数はUSBが外部2で、IEEE-1394が外部2/内部1。コントローラチップは、USBがOPTi 82C861で、IEEE-1394がNEC μPD72870A。

　基板は青色。

[撮影協力:T-ZONE. PC DIY SHOPとNetworkセンター秋葉原店]

　基板デザインは「外付けコネクタ」がある以外、他のIDE-RAIDカードとほぼ同一で、特に「外付け」を意識した機構はみられない。

[撮影協力:FRESH FIELD]

　搭載しているSCSIコントローラはSYMBIOS 53C1010-33で、LANコントローラはIntel 21143TD(2個)。

　対応OSはWindows NT 4.0とLinux。

[撮影協力:USER'S SIDE本店]

　公式発表がないために「たぶん30GBプラッタ」と言われている既発売モデル WD100ABと異なり、公式に「30GBプラッタ」と発表されている製品で、2枚のプラッタの約1枚半を利用している。
　内部データ転送速度は最小231Mbit/s～最大424Mbit/s（28.9MB/s～53MB/s）で、20GBプラッタ／7,200rpmのSeagate Barracuda ATA IIIの「最大500Mbit/s」に近い。

□関連記事
【2月10日】“たぶん30GBプラッタ？”のWestern Digital製HDDが店頭に並ぶ
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20010210/etc_wd100ab.html
【1月23日】米Western Digital、30GBプラッタの5,400rpm HDD(PC Watch)http://www.watch.impress.co.jp/pc/docs/article/20010123/wd.htm

[撮影協力:コムサテライト3号店とツクモParts王国]

　今回発売された10GBモデルのほかに15GBモデルもあり、PCiN秋葉原が「来週入荷」としているほか、BLESSでも近日中に入荷予定。

[撮影協力:PCiN秋葉原とコムサテライト3号店]

　ネジ穴のあいた数枚のアクリル板や専用工具などがセットになった製品で、HDDの金属カバーをアクリルカバーと交換し、スタンド役のアクリル製サイドパネルと組み合わせて「スケルトンHDD」を作成できる。ただし、完成した「スケルトンHDD」は「あくまでもインテリア」だそうで、改造後の動作は保証されていない。

　製品タイプはアクリル板の色別に3種類が用意されており、まったく透明の通常モデル(実売価格6,800円)のほか、蛍光グリーンと蛍光ピンクの2タイプが「初回限りの限定モデル」（実売価格4,800円）として格安で販売されている。

　同種製品としてはネジ穴の位置が違う「Quantum製HDD用」のMercy1（実売価格7,800円、アイ・ツー 東京店 DOS/V専科など）が既に発売されているが、発売元のバード電子によると「生産は完了しており、販売店にある在庫のみで販売終了となる」とのこと。

□関連記事
【2000年10月7日】HDDをインテリアに？HDDスケルトン化アクリルキット「Mercy1」
　http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20001007/etc_mercy1.html

[撮影協力:アイ・ツー 東京店 DOS/V専科]

　HDDの選択は、HDDへの電源供給とジャンパピンを制御することによって行われる構造で、使用しないHDDには電源供給されない仕組みになっている。

　2台のHDDは1本のIDEケーブルに接続しておく必要があり、動作時にはいずれもマスターとして動作する。また、発売元の3R Systemsによると、同じケーブルにスレーブのHDDを接続することも可能だそうで、HDD接続用コネクタを3つ備えた専用ケーブルもオプション品として用意されている。

[撮影協力:ソフトアイランド 秋葉原店]

　インターフェイスはPS/2またはUSB。

[撮影協力:T-ZONE. PC DIY SHOPとPCiN秋葉原]

　WindowsとMacintoshの両方に対応している。

[撮影協力:クレバリー1号店]

　既に発売されている同社KP3310とほぼ同デザインの製品で、接続インターフェイスが「PS/2＋シリアル」からUSBのみに変更され、タブレットペンも有線タイプから無線タイプになっている。

　機能面での大きな変更はなく、「512段階の筆圧対応」や「ペンでポイントすることで動作する機能ボタン」といった特徴は従来通り。

　ナカガワメタル扱いの製品で、日本語説明書や日本語版ペイントソフト(PainterClassic)が付属する。

[撮影協力:クレバリー1号店]

[撮影協力:ぷらっとホーム]

　搭載ファンはNidec製の5,000rpmタイプ。

[撮影協力:高速電脳]

　具体的な根拠や動作保証範囲ははっきりと明示されていないが、オーバー2GHzの対応を目標に開発されたものとのことで、パッケージ上には「1.xG～2.xG対応」「どこまで冷やせるかはCPUの発売待ちです」と意味深な説明がつけられている。

[撮影協力:コムサテライト1号店とパソコンハウス東映]

　「熱対策の充実」をウリとしており、電源部のファンに加えて、背面ファン(8cm)と内部循環用ファン(8cm)を1つずつ備えている。また、拡張スロット部に「PCI CARD STOPPER」と呼ばれるPCIカード固定用パーツがついているという特徴もある。電源は450W。
　用意されている前面コネクタ類は、USB/サウンド/音量ボリューム/ゲームポート/IEEE-1394で、いずれも背面コネクタから引きまわすタイプ。

　フロントパネルの違いでアイボリー(ATX-4305+CA)とシルバー(ATX-4305+CAG)の2タイプが用意されている。なお、本体部分のカラーは2製品ともに銀色（クリアーアルマイト仕上げ）。

[撮影協力:コムサテライト3号店]

　「左ポート用」を「本体左側にUSBポートがある一般的なノートPC」に接続した場合、ハブ部のコネクタは後方を向くようになっている。

　2ポートタイプの製品でバスパワー専用。

　構造やデザインはシグマA・P・Oシステム販売の製品とほぼ同じだが、製品ラインナップに違いがあり、シグマA・P・Oシステム販売の製品には無かったカラーバリエーションモデルや3ポートモデルが用意されている反面、「右ポート用」「左ポート用」の区別がなく、全モデルが「右ポート用」のコネクタ配置になっている。

　バスパワー専用。

[撮影協力:ソフマップ1号店 Chicago Windows専門館]

　ソフトウェアタイプのR.S.TとQuickTech Professionalは、「本格的な検証能力」と「FDメディア1枚で起動できる身軽さ」がウリで、DDR SDRAMやDirect RDRAM、Pentium IIIやAthlonなどの検証にも対応しているとのこと。

　PCIカードタイプのP.H.D. PCIは、1枚のPCIカード上に診断用ソフトや表示用LED、設定用ディップスイッチなどをまとめた製品。QuickTech Professionalなどと同様の検証能力を持つほか、「最低限、CPUとPCIバスさえ動いていれば不具合内容を診断できる」という特徴があり、画面出力に不具合があるような環境でも画面を見ながら診断できるよう、独自の画面出力機能まで備えている（通常のVGA端子を使って画面出力することも可能）。
　なお、P.H.D. PCIを接続している状態では、Windowsを起動するなどの通常起動ができないため、この画面出力機能をWindowsのセカンダリディスプレイとして使用することはできないそうだ。

　いずれも「主に業務向け」の製品だが、同社ではQuickTech Professionalの機能を縮小した一般ユーザー向けのQuickTech Personalを準備中で、標準価格19,800円で3月中に発売する予定という。

　TSUKUMO eX.では、3FでQuickTech Professionalの動作デモを公開しており、3月10日(土)までの毎週金曜日（16時～閉店まで）と毎週土曜日（開店～閉店まで）は発売元の(株)ウルトラエックスの担当者が常駐している。また、希望があればP.H.D. PCIなどの他製品の動作デモも可能だそうだ。

[撮影協力:TSUKUMO eX.]