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“たぶん30GBプラッタ?”のWestern Digital製HDDが店頭に並ぶ
販売を始めたのはコムサテライト3号店。同店も半信半疑なのか、店頭の製品につけられている値札には、小さく“たぶん30GBプラッタかな?”と疑問符付きの注釈が書き加えられている。本当に30GBプラッタなのかどうかは、実際にベンチマークで転送スピードを計り、現行20GBプラッタのモデルと比べて速いのかどうかを確かめるしかないが、それ以外では型番末尾の「AB」という文字が重要な手がかりになる。
同社のHDDは型番最後の2文字でグループ分けされているが、すでに公開されている製品情報によると30GBプラッタ採用の40GBや60GBモデルでは、型番の最後は「AB」の文字がつくことになっている。ここ最近販売されている製品では、ほかに「AB」という型番を持つものはなく、これまでの型番の法則からすれば、確かに「WD100AB」も30GBプラッタを採用したシリーズの製品と考えるのが自然ということになる。
30GBプラッタ採用のモデルだと仮定すると、「WD100AB」はプラッタの3分の1だけを使った小容量モデルということになるが、転送スピードの点では高密度記録のプラッタのおかげでかなりの性能が出るはず。
容量はともかく、スピードにこだわる人には気になる製品だろう。ショップ側が完全に性能を保証しているわけではないものの、実売価格が10,500円と安いため(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)、いち早く30GBプラッタ製品を使ってみたいという人なら、リスク覚悟で手に入れてみるというのもありかもしれない。
なお、いくつかのショップの話によると、正式発表されている40GBや60GBモデルについては、2月下旬に出回る見込みという。
□WD Caviar 5400 RPM Drives(Western Digital)
http://www.westerndigital.com/products/drives/caviar5400.html
(Western Digital WD100AB) |
[撮影協力:コムサテライト3号店]
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