「FSB 266MHz」に対応した製品としては、マザーボードやPC2100対応DDR SDRAM DIMMが既に発売されており、CPUの登場で「FSB 266MHz環境」がようやく全て出揃った。

[撮影協力:CUSTOMとPC-SuccessとUSER'S SIDE本店]

　これまでのCyrix IIIと同じ2次キャッシュのない「Samuel1コア」の製品で、FSBは100MHz。動作電圧と表面のロゴマークなどがこれまでのCyrix IIIと異なっており、動作電圧がこれまでの1.9Vより高い2.0Vに変更されているほか、ロゴマークも「VIA」の文字が大きい新タイプになっている。

　なお、この新ロゴマークは一部ショップが展示している「Samuel2コア」のCyrix IIIと同デザイン。

[撮影協力:OVERTOPとPCiN秋葉原とUSER'S SIDE本店とPC-Success]

　Transcend製のパッケージ品。

[撮影協力:コムサテライト2号店]

　バーチャルチャネルSDRAMはNECが開発した改良版SDR(Single Data Rate) SDRAMチップで、「PC133より1.3倍ほど速い」（メルコ）のが大きな特徴。既に64MB/128MBの製品が発売されているが、256MBはこれが初めて。

　使用するためには対応マザーボードが必要になるが、メルコでは特に自作PC向けの動作保証はしておらず、「対応機種」としてはNEC製デスクトップPCのVALUESTAR T VT1000J/6ZDなどが挙げられているのみ。

[撮影協力:コムサテライト2号店]

　既に発売されているKK266の姉妹モデルにあたる製品で、新たにUltra ATA/100対応IDE-RAID機能(AMI MG80649)をオンボード搭載している。4.1チャネル対応のサウンド出力機能や1MHz単位でのFSBクロック設定機能、コア電圧、I/O電圧の設定機能はこれまで同様に搭載している。

[撮影協力:フェイス]

　倍率変更用とコア電圧変更用のディップスイッチを搭載しているのが特徴で、倍率は5～12.5倍、コア電圧は1.475～1.850Vの範囲で設定可能。ただし、FSBに関しては100/133MHzの切替ジャンパが用意されているのみで、マニュアルにも詳細な情報は掲載されていない。
　ノースブリッジチップ冷却ファン用の電源コネクタがチップ脇ではなくマザーボード下方のCNRスロット脇にあるという特徴があり、そのためにファン用電源ケーブルが約20cmと非常に長い。

[撮影協力:コムサテライト3号店]

　基板デザインは、Apollo KT133チップセットを搭載したCT-7AIAとほぼ同じ。

[撮影協力:ソフトアイランド 秋葉原店]

　同社のATX版マザーボード「P4T」と同じく、ケースとマザーボードの間に挟むマザーボード大の金属板「Baseboard」が付属しているのが目立った特徴。
　この「Baseboard」は、CPUクーラー設置用パーツを固定する目的でケースに用意される「Pentium 4用固定穴」を代替するパーツで、これを使用することで「Pentium 4対応ケース」以外でもこのマザーボードを使用できるようになる。Baseboardの厚さはちょうどケース組み込み時に使用するスペーサと同程度で、ショート防止のためのラバーパッドも用意されている。
　なお、パッケージには電源に関する注意書きがあり、それによると「最低限+12Vに8.5Aの出力ができる230W電源が必要」で、「システムを確実に安定させるためには4ピンのATX12V電源コネクタがついた300W電源を推奨する」という。

　オンボードデバイスは、AC'97コーデックによるサウンド機能とRealtek RTL8139Cチップによる10/100Base-TX対応LANの2種類で、このほかにIEEE-1394インターフェイス用の空きパターンも用意されている。

　24日(土)現在、microATXフォームファクタの「Pentium 4対応ケース」は店頭販売されていないが、3月初旬～中旬頃にはPentium 4対応の300W電源を搭載したINWINの「IW-V700F-S」が発売される予定となっている。「3月20日前後から販売予定」というBLESSでは来週にもこの製品のサンプルが入手できるそうだ。

[撮影協力:コムサテライト3号店とPCiN秋葉原]

　Apollo Pro266は新ノースブリッジチップのVT8633と、新サウスブリッジチップのVT8233を組み合わせたVIA製の最新チップセット。新たにPC1600/PC2100のDDR SDRAMに対応したほか、サウスブリッジの内蔵機能が強化され、さらにノースブリッジ - サウスブリッジ間の接続が従来のPCIバス(133MB/s)からVIA独自の高速バスであるV-LINK(266MB/s)に変更されているという特徴がある。
　サウスブリッジの強化点はLAN・サウンド・USBなどで、現在主流のVT82C686Bに比べると、新たに10/100Base-TX対応LAN機能（論理層のみ）が追加されたほか、内蔵サウンドの出力チャネル数が2チャネルから6チャネルに強化、さらにUSBポートが4ポートから6ポートに強化されている。このほか、AGP 4xやUltra ATA/100などの規格にも対応している。

　初の製品であるGA-6RXはGIGABYTEの製品で、フォームファクタはATX。オンボードで、サウンドチップのCreative CT5880とUltra ATA/100対応IDE-RAIDコントローラのPDC20265Rを搭載しており、同社独自のBIOS保護機能「Dual BIOS」も備えている。対応FSBは100/115/124/133/150/166 MHzなど。
　4本のDDR SDRAM DIMMスロットを備えたマザーボードはこれがはじめて。

□Apollo Pro266
http://www.via.com.tw/products/prod266.htm

[撮影協力:高速電脳とコムサテライト3号店]

　I/OパネルはUSBコネクタの上にLAN端子がついたタイプだが、このI/Oパネルに対応したシールド板は付属していないそうだ。

[撮影協力:TSUKUMO eX.]

　ソフトアイランド 秋葉原店では「370SAE-P」という型番を表示して販売中。

[撮影協力:ソフトアイランド 秋葉原店]

[撮影協力:カクタ ソフマップ]

　ビデオチップ冷却用クーラーはLeadtekロゴの「D」マークが入った横長タイプ。ファンはビデオチップの上ではなく、メモリチップの上にあたる位置についているが、メモリチップとヒートシンクは接触していない。
　カード上には動作状態を示す「ERR」「AGP4X」「PWR」というLEDを搭載している。

　日本語マニュアル付き。

[撮影協力:TSUKUMO eX.とパソコンCityパーツ館]

[撮影協力:コムサテライト3号店]

　現時点ではステレオ放送の受信には対応していないが、バーテックスリンクでは「公開時期は未定だが対応ドライバを開発中」としている。

　対応OSはWindows 98SE/Me/2000。

　リモコン付き。

□FAQ(ステレオ対応に関する記述あり)
http://www.vertexlink.co.jp/product/multimedia/tvrec/q_a.html

[撮影協力:BLESSとPCiN秋葉原]

　WinDVR ARENAはMPEG-1/2に対応したビデオキャプチャソフトで、タイムシフト再生や電子番組表のiEPGにも対応している。対応OSはWindows 98SE/Me/2000。

□製品情報(PDF)
http://www.infomagic.co.jp/pdf/WinDVRArenaMAX_newsrelease.pdf
□関連記事
【2000年12月23日】今週見つけた新製品(SmartVision Pro2)
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20001223/newitem.html#smvp2

[撮影協力:クレバリー1号店と高速電脳]

　対応解像度とビットレートはMPEG-2が最大352×480ドット/6Mbpsで、MPEG-1が最大352×240ドット/2Mbps。入力端子としては、S端子とコンポジットビデオ入力端子、ステレオ音声入力端子を備えている。

　ビデオ編集ソフトのUlead VideoStudio SE 4.0が付属している。

[撮影協力:PCiN秋葉原]

　容量30GBのWD300ABと容量60GBのWD600ABの2製品。

[撮影協力:T-ZONE. PC DIY SHOPとCUSTOM]

　、増設用のIDEコネクタも1つ用意されているため、さらに2台までのIDE-HDDを増設できる。IDEコントローラチップの種類は不明。

　対応OSはWindows 95 OSR2/98/98SE/Meで、購入後に領域確保とフォーマットをやり直すという条件ならばWindows 95/NT 4.0/2000などでも使用可能。ドライブ移行ソフトの対応OSはWindows 95/98/98SE。

　製品ラインナップは、容量10GBのHDDが一体化されている「UTM-HD10S」と、同じく容量20GBのHDDが一体化されている「UTM-HD20S」の2製品。搭載HDDのスペックは、「4,200rpmでバッファ容量2MB、平均アクセスタイム15ms」だそうだ。

[撮影協力:カクタ ソフマップ]

　このほか、バッファ容量に関してもシールによる訂正が行われており、元表記の「128KBytes」の上に「512KBytes」と書かれたシールが貼られている。

　ATAPI接続。

[撮影協力:Networkセンター秋葉原店とフェイスとパソコンCityパーツ館]

[撮影協力:高速電脳]

[撮影協力:TSUKUMO eX.]

　付属の書きこみソフトはNero。

[撮影協力:DOS/Vパラダイス2号店]

　プレクスター製の16倍速CD-R/10倍速CD-RWドライブは、ATAPI接続版のみが発表・発売されており、SCSI接続版は特にアナウンスされていない。

[撮影協力:コムサテライト3号店]

　最大の特徴である「FD32MB」は、通常の1.44MB FDメディアに対して独自の追記フォーマットで書きこむ方式で、「Zone Bit Recordingによる線記録密度の向上」「2HD用書き込みヘッドでデータを書き込む際、SuperDisk用読み取りヘッドの幅だけずらして重ね書きすることによるトラック数の向上」「エラー訂正方式の改善」によって容量32MBを実現したという。
　データの読み取りはSuperDisk用ヘッドで行うようになっており、通常のFDドライブや既存のSuperDiskドライブでは読み込み不能。
　データの書き込み方式は、CD-Rのように書き込みたいファイルを一括処理する方式で、専用ライティングソフトの「SuperWriter 32」が付属している。一度書きこんだメディアに追加書き込みする「追記」にも対応しているが、現時点では「SuperWriter 32」が追記処理に対応しておらず、「ソフトのバージョンアップによって対応予定」（Panasonic）という。

　転送レートはSuperDisk使用時が平均600KB/s、FD32MB使用時が「約100KB/s」で、SuperDisk使用時に関しては従来の「2倍速SuperDisjk」(平均958KB/s)よりも低速。

　対応OSはWindows 98/Me/2000などで、Windows Me/2000ではOS標準ドライバでFDメディア/SuperDiskメディアの読み書きとFD32MBメディアの読み込みが可能。

　筐体はUSBケーブルを側面に固定できるタイプで、重量は310g。USB経由の電力のみで動作する。

　240MBの新SuperDiskメディアは本体に同梱されておらず、24日(土)の時点では単品販売も確認できなかった。ただし、一部ショップでは独自にメディアを添付してドライブを販売しており、複数のショップが「3月上旬から店頭販売する予定」としている。

□関連記事
【2月7日】1.44MB FDを32MBで使える新しいSuperDisk(PC Watch / 元麻布春男の週刊PCホットライン)
http://www.watch.impress.co.jp/pc/docs/article/20010207/hot128.htm

[撮影協力:T-ZONE. PC DIY SHOPとOAシステムプラザ東京本店]

　パケット通信専用の製品で、回線交換式の非同期通信やFAXの送受信には対応していない。

[撮影協力:アイ・ツー 東京店 DOS/V専科]

　デスクトップPC用のアダプタなどは用意されていないが、TSUKUMO eX.が行った検証によると「プラネックス製無線LANカード用オプションのPCIカード GW-DS110(実売価格6,900円)を介することで、デスクトップPCでも使用できた」そうだ。ただし、この使用法はメーカー保証外となるため、同店では動作保証できないとのこと。
　転送範囲については「鉄筋コンクリート構造のTSUKUMO eX.の2F - 5F間で通信できた」（TSUKUMO eX.）という。

[撮影協力:TSUKUMO eX.]

　机の下などに木ネジで固定する「レール」とレールから吊り下げられる「台座」、台座から伸びるアームで支持される「キーボード本体」の3部分からなる製品で、キーボード本体に関してはさらに右手パーツと左手パーツに分離されている。

　キーボード自体は英語版で、タッチパッドとパームレストがついている。接続インターフェイスはキーボード部分がATまたはPS/2、タッチパッド部分がシリアルまたはPS/2。

　ぷらっとホームでは、17インチ長のレールが付いたフルセットモデル(KB4517PC、66,800円)や21インチ長のレール付がついたフルセットモデル（KB4522PC、66,800円）を販売しているほか、台座＋キーボード（KB450PC、55,800円）やキーボードのみ（KB430PC、34,800円）でも販売中。

　KINESISではこのキーボードをマウントできる専用椅子も用意しているが、ぷらっとホームでは「これについても取り寄せ扱いで販売可能」としている。価格は「3種類あるうちの最も安いモデルで約7万円」とのこと。

[撮影協力:ぷらっとホーム]

　キーボードは透明感のある白いキートップを採用した日本語版製品で、マウスはホイール付きタイプ。

　メーカーはLG電子。

[撮影協力:パソコン工房秋葉原店]

　USB接続の製品で、2ポートのUSBハブとしての機能も備える。

　ボディは黒色。

[撮影協力:PCiN秋葉原]

　Justy製コンパクトキーボードのJKB-109Cシリーズとよく似ているが、「Fn」キーやウィンドウズキー、アプリケーションキーなどの一部キーレイアウトが異なるほか、キータッチも微妙に違う。

[撮影協力:ぷらっとホーム]

　「親指シフトエミュレーション」機能は、JISキーボードのキー配列をソフト的に再配置するもので、「JISキーボードを親指シフトキーボードと見たてて入力する」ことを可能とするもの。
　この機能を使用するとキートップの印刷と入力内容が異なってしまうという欠点があるが、付属の「快速親指シフトキートップシール」をキートップに貼りつけることで、文字キーに関しては外見も「親指シフトキーボード化」することが可能。なお、「親指左」「親指右」のキーに関しては「無変換」「変換」キーなどに割り当てられる。

　このほかの機能としては、文字入力中に最終的な入力結果を予測することで、「キー入力回数を40％削減する」という「変換結果予測機能」や、入力中の語句を付属辞書やYahoo!で検索できる機能を備えている。

　付属辞書はEPWING形式で、国語辞典/漢和辞典/英和辞典/和英辞典/類語辞典/ことわざ・慣用句辞典の6種類。

　LAOX THE COMPUTER館では、購入時に提示することで店頭表示価格より1,000円引きで購入できる「1,000円割引券」がついた体験版を配布中。「1,000円割引券」の有効期限は3月31日までで、LAOX THE COMPUTER館のみで有効とのこと。

　ソケットへの取り付けは、固定金具にネジとスプリングを組み合わせた構造で、ネジを締めると金具がゆるみ、逆にネジを緩めると金具がロックされる。固定金具はスプリングで常に上方向に引っ張られており、CPUにはスプリングの圧力以上の力が掛からないようになっている。

　発売元の親和産業によると、同社が検証したCPUクーラーの中では一番の性能で、Athlon 1.2GHzでFinal Reality起動時でもCPU温度が42度にしかならかったという。

□親和産業による製品情報
http://homepage2.nifty.com/funny-face/MC370-D.htm

[撮影協力:PCiN秋葉原とCUSTOM]

[撮影協力:コムサテライト1号店]

　ヒートシンクの素材は「CGK747AL-BIG」がアルミ製で、「CGK761CU-BIG」がCPUとの接触面に銅を埋め込んだ銅＋アルミのハイブリッドタイプ。
　搭載しているファンは静音タイプで、既に発売されている「CGK742AL-SF」や「CGK760CU-SF」が搭載しているものよりも背が高い。

　具体的な根拠や動作保証範囲ははっきりと明示されていないが、パッケージ上には「1.xG～2.xG対応」「どこまで冷やせるかはCPUの発売待ちです」といった説明がつけられている。

[撮影協力:コムサテライト1号店]

　また、最上段のカバーには開閉可能なドアと押しボタンが設けられており、カバーをつけたままでもCD-ROMドライブが使用できるような構造になっている。

　筐体の構造は、既に発売されているMirror Black/Whiteと同様で、ベイ数の多さ（5インチ×4、3.5インチ×7(うち内部5)）や、ケース最下部にも5インチベイが用意されているといった特徴も共通。

　電源はPentium 4対応タイプで、「Pentium 4対応用」のCPUクーラーリテンションキット取り付け穴も用意されている。

□関連記事
【2000年12月28日】未来派デザイン？着脱可能な湾曲ミラー付きPCケースがデビュー
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20001228/etc_cybermirror.html

[撮影協力:BLESS]

　接続方式はIEEE-1394が背面コネクタから引きまわす方式で、サウンド入出力/USBはマザーボード直結タイプ。サウンド入出力/USBの接続ピンは全て1ピン単位に分割されており、各ピンの意味に関する説明もあるため、ほぼ全てのマザーボードに対応できる。ただし、「どのピンをどのコネクタに接続するか」は、購入者が各マザーボードのマニュアルなどを参照して独自に検証する必要がある。

[撮影協力:CUSTOM]

　販売しているソフトアイランド 秋葉原店では「今回入荷分は少量」としているが、来週中には再入荷する予定だそうだ。

[撮影協力:ソフトアイランド 秋葉原店]

　「クロックアップシールと併用できる」のが売りだそうだ。

[撮影協力:エルプラザ]