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Apollo Pro266搭載マザーボードの発売ラッシュ、AOpenなどから計4種も
AOpenが発売したのは「AX37 Pro」。黒い基板に銀のチップセット用冷却ヒートシンクをセットにした同社お得意のマニアックなデザインで、電圧設定の変更や1MHz刻みでの細かいFSB設定の変更機能といったオーバークロック用の機能も豊富に備え、典型的なパワーユーザー向け製品として作られている。DIMMスロットは3本備えている。実売価格は17,700円~19,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。なお、日本語マニュアルが付属している。
EPoXからは、「EP-3VHA」が発売になっている。EPoXらしく、これもずいぶんとマニアックな仕様になっており、FSBは66MHz~200MHzまで1MHz単位で設定可能、VCoreは9通りVI/Oは7通りの設定が可能だ。また、マザーボード上にデバッグコードを表示するLEDが搭載されているのも特徴のひとつ。DIMMスロットは3つ用意されている。この製品で気になるのは、マザーボードの端に小さなスロットを実装するための「LMR」とシルク印刷された空きパターンが用意されていること。その位置やサイズからすると、AMRやCNRスロット用として用意されたもののようにも見えるが、マニュアルの各所にもLMRという記述があり、どうやら何らかの独自規格のスロットらしい。実際にはマニュアルに「製品版では削除されました」とある通り、スロットは実装されておらず、その詳細は不明。実売価格は17,980円~19,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
Soltekの製品は「SL-65DRV」。この製品はほかと比べるとオーソドックスなつくりだが、Apollo Pro266搭載マザーボードとしては珍しくAGP Proスロットを搭載しているのが特徴だ。これもDIMMスロットは3つ用意されている。実売価格は16,780円~18,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。DFIの「CD70-SC」も比較的オーソドックスなつくりで、DIMMスロットは3本ある。実売価格は18,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
この調子で行くと、Socket Aに負けじとSocket 370用もDDR SDRAM対応マザーボードが当たり前になる日も近そうだ。
□AX37Pro(エーオープンジャパン)
http://www.aopen.co.jp/products/mb/ax37pro.htm
□EP-3VHA(マスタードシード)
http://www.mustardseed.co.jp/seihin/epox/catarog/ep-3vha.htm
□SL-65DRV(Soltek Computer)
http://www.soltek.com.tw/English/products/65drv.htm
(AOpen AX37 Pro) | |
(EPoX EP-3VHA) | |
(Soltek SL-65DRV) | |
(DFI CD70-SC) |
[撮影協力:俺コンハウスとコムサテライト1号店とPCiN秋葉原とOVERTOP]
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