ヘビーゲーマー向きのマウスとゲームパッドがアスキーから登場

　アスキーからちょっと面白いUSBデバイスが発売になっている。製品は2種類あり、いずれも機能複合型のアイデア品だ。

　ひとつは「ASCII MOUSE USB(ASC-1602M)」というテンキー付きマウス。単なるテンキー内蔵のマウスは特に珍しくもないが、光学式マウスとしてはこれが初めて。また、左右ボタンのすぐ下についている丸型の4方向スイッチが標準でスクロールボタンとして動作するほか、スイッチで切り替えることでカーソルキーの代用に早変わりし、マウスポインタの移動キーとしても使える。片手でマウスを持って親指によってマウスポインタを操作するプレゼンテーション用の“手持ちマウス”としても使えるわけだ。

　また、テンキー部分に使うテンプレートとして、エンドランやバントなどの記述が入ったものも同梱されている。これは同社の野球ゲームであるベストプレープロ野球'00用のもので、これを使うと、基本的にキーボードなしでゲームの操作が全て行えてしまう。また、このマウスはPCだけでなくPlayStation 2での動作保証が正式にうたわれているという点でも珍しい。

　もうひとつは、小型のゲームパッド「ASCII PAD USB mini(ASC-1610P)」。これは、手のひらサイズに収まってしまう小さなゲームパッドであると同時に、マウスのエミュレーション機能内蔵というユニークな特徴を持つ。切り替えスイッチを動かすことで、マウスとゲームパッドのモードが切り替わり、マウスモードでは10個のボタンが利用でき、左右ボタンやセンターボタンとして動作するほか、カーソル移動の高速化用DASHボタンなどの役割も割り振られている。これも、ゲームパッド一つあれば、ほかにマウスを動かすことなく基本的なゲームの操作が行えてしまうという意味で、やはりゲーム用という位置付けの製品といえる。

　どちらもヘビーゲーマーなら要チェックなUSBデバイスには違いない。実売価格は「ASCII MOUSE USB(ASC-1602M)」が5,800円～6,800円（詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと）、「ASCII PAD USB mini(ASC-1610P)」が2,980円～3,680円（詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと）。

□ASCII PAD USB mini／ASCII MOUSE USB（アスキー）
http://www.ascii.co.jp/et/hardware/product/usb/1610/1610.html
http://www.ascii.co.jp/et/hardware/product/usb/1602/1602.html

	（アスキー PAD USB mini）
	（アスキー MOUSE USB）

[撮影協力:PCiN秋葉原]

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