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1年半ほど前に話題を呼んだ“ふにゃふにゃ”キーボード「FOLD-2000」の後継機が出回り始めた。ビニールのような素材でできたフルキーボードでクルクルと巻いて収納できるという特徴は基本的に同じだが、キー配置や形状が変わっているほか、大幅にキーが増やされている。ファンクションキーが2段になり、音量調整やCD再生の制御キー、Internet Explorerの操作キーなどが追加され、多機能なキーボードに進化しているのだ。また、キーが若干小さくなったほか、背が低くなっており、結果的に以前より使いやすくなっている。もちろん日本語配列のキーボードなので応用範囲は広い。サブマシンやサーバーなどにいかが?製品名は「FOLD-6000」で、対応インターフェイスはPS/2。実売価格は3,480円~3,980円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。 □セリング(http://www.selling.co.jp/) |
キーボードの入力に合わせて両腕と首が動く、マスコット付きUSB HUBの新バージョンが発売になった。第1弾はプレイステーション用ゲーム“どこでもいっしょ”に登場する猫キャラクター、トロを採用して爆発的な人気を呼んだが、今度はサンリオの猫キャラクター「ハローキティ」を採用している。基本的な動作は全く同じで、2ポートUSB HUBの上に、キーボードを膝上に置いて座っているキャラクターがあり、これがユーザーのキーボード入力に合わせて腕や首が動き、さらに声を出したりして楽しませてくれる。新機能はスクリーンセーバーとの連動や、アラーム機能などの付属ソフトが増えたことなど。キティラーへのプレゼントにもいいかも知れない。実売価格は4,780円~5,380円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。WindowsとMacintoshの両方に対応しているのが嬉しい。 □ハローキティ USBハブマスコット(http://www.dct-net.co.jp/product/0106/02_001.html |
GIGABYTEが先日発表したばかりの“青いSocket 370”を搭載したユニークなマザーボード「GA-6OXET」が来週発売になるようだ。T-ZONE. PC DIY SHOPとTSUKUMO eX.ではサンプル品の展示を実施中で、「業界初!ブルーソケット&ブルーヒートシンク搭載!」などと特徴をアピールしている。もともとはi815EPチップセット(Bステップ)を搭載して次期Pentium IIIのTualatinにも対応しているというのが一番の特徴で、それを強調する目的からCPUソケット自体を青くしたという経緯があるようだ。FSBは最大200MHzまで設定変更可能で、ほかにVCoreやメモリ電圧、AGP電圧などを全てBIOSから変更可能という特徴も持ち、ソケットの色とは関係なく純粋にTualatin用マザーボードとしてなかなか期待できそうだ。実物をチェックしたければ、足を運んでみるといいだろう。TSUKUMO eX.によると、来週末入荷予定で予価は16,999円とのこと。 □GA-6OXET(http://www.gigabyte.com.tw/products/6oxet.htm) |
Guillemot(Hercules)に続いて、KYRO II搭載ビデオカードの第2弾が韓国SUMAから登場した。製品名は「PLATINUM K2」。同社の製品らしく黒い基板を採用した製品で、メモリはSDRAM 64MBを搭載している。Guillemot製と比較すると最大の違いは価格で、Guillemot製が20,000円前後だったのに対し、SUMA製は13,700円~14,800円と安い(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。少なくともライバルのひとつであるGeForce2 MXシリーズ搭載ビデオカードとは十分戦える範囲にあり、自作PCマーケットにおけるビデオカードのシェア変動に多少なりとも影響を与える可能性もありそう。なお、Guillemot製と同様、TV出力端子はついていない。 □PLATINUM K2(http://www.mcjpc.com/suma/news/k2.htm) |
未発表のまま廉価版RADEON搭載ビデオカードとして定着した「RADEON LE」に、兄貴分にあたる製品が突如としてデビューを飾った。その名も「RADEON LE Ultra」。見た目で「RADEON LE」と比較すると、ファンがついていること、ATIやRADEONのロゴが基板についている点などが違いとして挙げられる。実のところ、仕様としては「RADEON DDR 32MB」と同じで、一部細かい違いが見られる程度で基板もほとんど同じだ。裏面にある製品名を示すシールの内容も両者は全く同一。一部ショップの検証結果によると、コアとメモリの動作クロックはともに163MHzで、ATI独自のZ-Buffer管理機能であるHyperZ機能がオフになっているという。HyperZ機能がオフというのは「RADEON LE」と同じだが、おそらくこれもレジストリをいじるだけですぐにオンにすることができそうだ。廉価な「RADEON DDR 32MB」が欲しい人には願ってもない製品の登場だろう。実売価格は14,700円~15,799円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。 □RADEON DDR 64MB(http://www.ati.com/na/pages/products/pc/radeon64_ddr/) |
ハイパフォーマンスの小型PCを作りたいという人には朗報だ。小型デスクトップPCや小型microATX PCケースなどで使われるSFXタイプの電源に、初めてPentium 4とAthlon対応をうたった製品が出てきたのだ。Enhance Electronicsの「ENP-2120D」という製品で、電源容量は200W。SFXで200Wというのも珍しいが、Pentium 4対応の4ピンコネクタ(ATX 12V)を持ち、Athlonについては1.2GHzまでの対応をうたっているというのは、この製品が初めて。あとは廃熱の問題さえなんとかクリアすれば、SFX電源対応小型PCケースに「ENP-2120D」を装着すれば、手軽に小型ハイパフォーマンスPCが構築できるというわけだ。実売価格は5,780円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。ただし、6ピンのAUXコネクタはついていない。 □ENP-2120D(http://www.enhance.com.tw/gif/enp2120d.gif) |
アキバ恒例の電気まつりが16日(土)から始まった。7月31日(火)までの期間中、秋葉原電気街振興会に加盟しているショップで買い物をすると、5,000円毎に抽選券が1枚もらえ、抽選で現金が計10,000本当たるというもので、当選発表は8月12日(日)に行われる。これまで賞金は1等30万円、2等10万円などとクラス分けされていたが、今回はすべて5,000円で統一し、当選本数を増やして当選確率を上げるルールが採用されている。クジ運がないという人でも、今回ばかりは確率優先ということで期待できるかも知れない。なお、今回のイメージキャラクターはコメディアンの加藤茶。これからポスターやTV CMで何度も彼の顔を見ることになりそうだ。
□電気まつり(http://www.akiba.or.jp/2001summer/denki.html) |
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