【 2001年6月16日号 】

i845チップセット搭載マザーの展示開始、CPUソケットに注目

CT-9BJACT-9BJA
CT-9BJACT-9BJA
CT-9BJACT-9BJA

 IntelのPentium 4用次期チップセットi845を搭載したマザーボードがアキバに姿を現した。販売が始まったわけではないが、閉幕したCOMPUTEX TAIPEIの会場から直接送り込まれたというサンプル品が店頭に飾られている。

 i845は“Brookdale”の開発コードで知られるPentium 4用の次期チップセット。現在のPentium 4用チップセットi850がRDRAMのみのサポートとなっているのに対し、この新型チップセットは従来のSDRAMが使える仕様になってぃるため、これを搭載したマザーボードが登場すれば、Pentium IIIなどの既存システムからPentium 4へ移行しやすくなる環境が生まれることになる。また、マザーボードも6層基板ではなく4層基板で製造できるため、製造コストが大きく引き下げられるという点でも期待されている。

 展示されているi845搭載マザーボードはCHAINTECHのCT-9BJAで、現在T-ZONE. PC DIY SHOPで展示中。目を引くのは、i845のNorthBridgeがまるでPentium IIIのような形状をしていること、そしてCPUソケットが新型の478ピンになっていること。ソケットの構造自体は従来のものと変わらないものの、サイズがだいぶ小型化され、マザーボード全体の中に占める割合としては極めて小さくなっているのが印象的だ。

 ただし、そのかわりCPUクーラーが巨大化しているようで、CPUソケットを囲むように設置されている、CPUクーラーのリテンションキットと見られる四角いプラスチック枠が異様に大きい。現行のPentium 4用マザーボードには、CPUクーラーの固定用として4つの穴が開けられているが、なんとその4点を結んだ四角よりもさらに大きい。ここにCPUクーラーが設置されるとなると、CPU自体は小さくなったものの、逆にCPUクーラーは巨大化し、結果的にマザーボード上に占めるCPU+クーラーの領域は以前より大きいという皮肉な状態になる。

 あくまでもサンプル品の展示であるため、これがそのまま製品として出てくるかどうかはわからないが、国内でこれだけ広く一般にi845チップセット搭載マザーボードが公開されるのは初めて。この目で確かめるにはいいチャンスだ。買い物ついでに同店に足を運んでみるのもいいかも知れない。

 なお、同店では入荷時期や価格はまったく未定とのこと。

□CT-9BJA(Chaintech Computer)
http://www.chaintech.com.tw/PRODUCTI/mainboar/S478/9BJA.htm

 (CHAINTECH CT-9BJA)

[撮影協力:T-ZONE. PC DIY SHOP]


[前の記事]: 40GBプラッタ採用の3.5インチHDD「U6」がSeagateからデビュー
[次の記事]: PC700 RIMMのPC800化ツールが発売に、その名も「USO800」

[ Back ]戻る  

Copyright (c) 2001 impress corporation All rights reserved.
E-Mail:akiba-pc-info@impress.co.jp