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40GBプラッタ採用の3.5インチHDD「U6」がSeagateからデビュー
最大内部データ転送速度は436Mbit/s、容量は20GB~80GB
【ついにここまで!】 | 【ラベル】 |
【U6(表)】 | 【U6(インターフェイス面)】 |
【U6(裏)】 | 【60GBは約2万円】 |
20GB~80GBまで全5モデルのラインナップ中、15日(金)時点では60GBモデルのみが出回っている。
●プラッタ容量40GBは新記録
「U6」は11日(月)に発表されたばかりのSeagate製3.5インチIDE HDD。先週、一部ショップがSeagate発表前に入荷予告を行っていたが、まさに予告通り、発表直後に製品が出回り始めた。
このシリーズの最大の特徴は、内部ディスクであるプラッタの容量が40GBまでに高められていること。プラッタ容量は公式スペックではこれまで30GBが最大で、メーカー未発表のものを含めても、最近出回り始めたMaxtor最新モデルの33.3GBが最大であり、「U6」の40GBは記録更新ということになる。
プラッタの容量が大きければ大きいほど、データの記録密度は高く、当然データ転送速度は向上する。この製品出はスピンドル回転数が5,400rpmと標準的なため、同社の20GBプラッタ+7,200rpmの「Barracuda ATA III」が持つ500Mbit/s(約63MB/s)にまでは及ばないものの、それでも436Mbit/s(約55MB/s)にまで達する。
●静音性もウリ
大容量プラッタを搭載しているというほか、同社がSBT(Sound Barrier Technology)と呼ぶ静音性を高める技術を採用し、流体軸受けモーターやファームウェアの改良などでアイドル時の音は27dbに抑え、家電などで利用できるレベルにまで静音性を高めているというのも特長の一つ。
常にPCと接しているパワーユーザーにとって、スピードと静音性を両立したHDDというのは大きな魅力。HDDの新調を検討している人にとっては、このドライブはいい候補になるに違いない。実売価格は60GBモデルの「ST60020」が19,780円~21,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
なお、このシリーズではプラッタ2枚を内蔵した80GBモデルが最上位で、3枚を内蔵した120GBモデルは存在しない。いずれ、別のシリーズで出てくることになると見られる。
□U Series 6(Seagate Technology)
http://www.seagate.com/cda/newsinfo/newsroom/releases/article/0,1247,1133,00.html
http://www.seagate.com/cda/products/discsales/marketing/detail/0,1121,371,00.html
http://www.seagate.com/cda/products/discsales/marketing/detail/0,1121,375,00.html
http://www.seagate.com/cda/products/discsales/marketing/detail/0,1121,372,00.html
http://www.seagate.com/cda/products/discsales/marketing/detail/0,1121,373,00.html
http://www.seagate.com/cda/products/discsales/marketing/detail/0,1121,374,00.html
(Seagate ST60020) |
[撮影協力:OVERTOPとT-ZONE. PC DIY SHOPとコムサテライト1号店とTSUKUMO eX.]
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