【 2001年7月28日号 】

次は何色?黒に続いて赤と青の基板を使用したメモリが発売に

赤と青のメモリ赤と青のメモリ
赤と青のメモリ赤と青のメモリ

 6月末に全体が黒一色で統一されたメモリが発売になったことは記憶に新しいところだが、その「黒ずくめメモリ」続き、今週は赤色、青色基板採用のメモリが登場している。赤色、青色ともにPC133(CL=2)対応のSDRAMを256MB搭載し、価格はいずれも5,480円~5,977円と、黒色モデルの4,677円よりも若干高い値を付けている(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

 カラー基板を採用したパーツとしては、マザーボードやビデオカードなどがすでに登場していることから、今回のような赤色、青色基板のメモリを製作することも技術的には以前から可能だったと思われるが、いざ実物が登場してみるとやはり見た目のインパクトはかなり強い。ただ惜しむらくは、メモリチップ上に貼り付けられた金属板が黒のままという点だろうか。どうせならこの金属板も赤や青に着色して、赤ずくめ、青ずくめのメモリにしてほしかったという人もいるだろう。

 さて、こうなると気になるのは今後の展開だ。先に挙げたメモリチップ上の金属板のカラー化のほか、マザーボードなどで紫色、白色といった基板を採用した製品が存在していることから、当然メモリでも……と期待する向きもあるだろう。もしかすると、これまでにはなかった斬新なカラーリング、あるいはデザインのメモリが今後出てくるかもしれない。

 ほかのパーツに比べ、価格や性能などの面で同種の他製品との差別化が図りにくいメモリでは、カラーリングやデザインの面で製品の個性を打ち出していかざるをえない面もあるのかもしれない。

【2001/6/30】黒ずくめのSDRAM DIMMが出回る、ショップのロゴ入りタイプも
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20010630/etc_blackmemory.html

 (PC133 SDRAM)

[撮影協力:コムサテライト3号店ツクモParts王国]


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