i845チップセット搭載マザーらしきサンプルの展示が再び始まる

【 2001年8月17日号】

i845チップセット搭載マザーらしきサンプルの展示が再び始まる

　i850チップセットを搭載した新型Socket 478対応マザーボード「TH7II」が発売されるのと同時に、アキバではほかのSocket 478対応マザーボードのサンプル展示も始まっている。展示されているのはBIOSTARとCHAINTECHのマザーボードで、いずれもSDR SDRAM用のスロットを備えているのが特徴だ。
　まずCHAINTECHの「9BJA」という型番の製品を展示しているのがDOS/Vパラダイス本店。これは見たところATXフォームファクタのマザーボードで、Socket 478を搭載しているほかSDR SDRAM用のDIMMスロットを3本備えている。Socket 478でSDR SDRAM対応というと、自動的に未発表のi845チップセットを思い浮べるところだが、店内に一緒に掲示されている紙には「intel ■■■の新チップセット」と肝心な部分については伏字にされており、実物もチップセットの上にヒートシンクが乗っているため、直接型番等を確認することはできない。入荷時期や価格は未定とのこと。
　BIOSTARの「M7TDB」という青い基板のマザーボードを展示しているのは、DOS/Vパラダイス2号店。これもATXフォームファクタの製品で、SDR SDRAMのDIMMスロットが4本あり、なぜかそのうち1本だけ色が白くなっているのが印象的。なぜ色が違うのかは不明で、同店が所有しているメーカー提供のスペックシートにも、特にこれに関する解説は見られない。また、この製品もチップセット上にヒートシンクがあり、スペックシート上のチップセット名も伏せられており、正確な型番などは不明。近日入荷で、15,000円台の価格になるという。
　6月にはi845チップセットを搭載したSDR SDRAM対応Pentium 4用マザーボードとしてT-ZONE. PC DIYがCHAINTECHの「CT-9BJA」をサンプル展示したことがあったが、推測では今回展示されたチップセット不明の2製品も同類の製品と見られる。不明な部分も多いが、今なら直接ショップに足を運べば、未発売の最新型マザーボードをチェックすることが可能だ。
　なお、i845チップセット搭載のSocket 478対応マザーボードの入荷予定についてはっきり予定を出しているのは、18日(土)現在ではぷらっとホームのみで、SUPERMICROの「P4SBA」という製品が近日入荷し、予価は21,800円という。
□Chaintech Computer
http://www.chaintech.com.tw/
□BIOSTAR
http://www.biostar.com.tw/
【2001/6/19】i845チップセット搭載マザーの展示開始、CPUソケットに注目
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20010616/etc_ct9bja.html

　（CHAINTECH 9BJA）

　（BIOSTAR M7TDB）

[撮影協力:DOS/Vパラダイス本店とDOS/Vパラダイス2号店]

[↑前の記事]：	ABITから初のSocket 478採用マザーボード「TH7II」登場
[↓次の記事]：	Socket 478対応新型Pentium 4 1.9GHzのデモがスタート

戻る　

	（CHAINTECH 9BJA）
	（BIOSTAR M7TDB）