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Socket 478対応新型Pentium 4 1.9GHzのデモがスタート
同店は店内に専用デモ機を設置、「Pentium 4 1.9GHz + D845WN(Socket 478) Demonstrating Now!!」「Comming Soon!!」という貼り紙をつけ、大々的に入荷予告とデモの実施をアピールしている。これまでにも、店頭でi845チップセットを搭載したSocket 478対応マザーボードのサンプル展示などが行われた実績はあるが、実際に新型Pentium 4も含めて動作デモが店頭で行われたというのは、これが初めて。マザーボードはIntel純正の「D845WN」で、Pentium 4 1.9GHzは評価用のES品が使われている。Pentium 4 1.9GHzのヒートスプレッダ上には「INTEL CONFIDENTIAL QGU6ES A4 C125BSB2-0332 (m)(c)'01 80531PC1.9G0K D125A413 0922」というマーキングが見える。
未発表の製品とはいえ、マザーボードやCPUの形状などはすでに知れ渡っているため、見た目にそれほど新鮮味はない。しかし、Intel純正と見られる巨大なCPUクーラーは、これまでイベントなどで参考出品されていたものとは異なっていて印象的。イベントなどで使われていたCPUクーラーは、渦状に成型されたヒートシンクを採用し、銅とアルミの素材を組み合わせたコストのかかったものだったが、現在同店でデモされているものを見ると、現行Pentium 4用のCPUクーラーをそのまま巨大化したようなアルミ製のシンプルな構造になっている。おそらく、これが実際に製品に同梱されるものとみられるが、量産化されたPentium 4では熱効率がよくなったということなのか、あるいは単なるコストダウンによるものか、変化の原因はわからない。
同店のデモ機では、ベンチマークソフトの3DMark 2001を実行中なので、どれだけスピードが出ているのか、直接店に足を運んでチェックしてみるといい。ベンチマークの数値を見るというよりも、自分のPCで3DMark 2001を実行した際の画像の動きとの差を見るのがいいだろう。製品の入荷時期や価格は未定とのこと。
なお、Intel純正のSocket 478対応マザーボードについては、T-ZONE. PC DIYでも、リテールパッケージの箱だけを展示中。同店によると、PDFデータで送られてきたデータを実際に原寸大で印刷して組み立てたものとのこと。「D845WN」「D845HV」という2製品の箱が店内に展示されている。
IntelがPentium 4 2GHzの正式発表を27日(月)に行うと予告していることもあり、Socket 478関連製品の動きがアキバでも激しくなりつつある。
□Pentium 4(Intel)
http://www.intel.com/pentium4/
(Intel Pentium 4) |
[撮影協力:ZOA秋葉原本店とT-ZONE. PC DIY]
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