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ABITの「TH7II」に続いて今度はIntelからi850チップセットを搭載したSocket 478対応マザーボードが発売になった。製品はmicroATXの2モデル。「D850MDL」がLANありタイプで「D850MD」がLANなしタイプ、実売価格はそれぞれ22,500円~22,800円、20,500円~21,800円となっている(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。チップセットがi850であるためメモリにはデータ転送帯域の広いRIMMが使え、最新のSocket 478対応Pentium 4 2GHzなどと組み合わせて最速の環境を構築できる。i850でSocket 478対応のマザーボードは今回の製品を合わせても計3モデルと少なく、流通量もまだ十分ではないため、ハイパフォーマンスの環境をすぐにでも構築したいのなら、今はまだ早い者勝ちの状態だ。 □D850MD(http://developer.intel.com/design/motherbd/md/) |
Creativeの新サウンドチップAudigyを搭載したサウンドカード「Sound Blaster Audigy」の店頭デモがいくつかのショップでスタートしている。この新型サウンドカードは先日発表されたばかりの製品で、S/N比の向上や32bitのエフェクトエンジンを搭載して臨場感ある音響効果が実現できるといった特徴がある。実際に店内でデモを行っているのは、クレバリー3号店とT-ZONE. PC DIYとソフマップ1号店 Chicago パソコン・デジタル館で、各店には日本語版リテールパッケージのサンプル品も展示中だ。最近はサウンドカードが話題にのぼることも少なくなったが、定番サウンドカード久々のバージョンアップということで、注目度は高い。特にゲーマーやサウンドマニアの人にとっては気になる存在だろう。一度自分の耳で確認してみるといい。各ショップによると、入荷は近日とのこと。なお、製品は標準タイプの「Sound Blaster Audigy Digital Audio」、5インチベイ用拡張ユニット付きの「Sound Blaster Audigy Platinum」、外付けインターフェイスボックス付きの「Sound Blaster Audigy Platinum eX」の3種類がある。 □Sound Blaster Audigiy(http://japan.creative.com/soundblaster/audigy/welcome.html) |
Gatewayの日本撤退が突然8月29日(水)に発表されるという衝撃的な事件があったばかりたが、これにあわせて早くもアキバでは異変が起きている。まず、発表当日に直営店である「秋葉原ゲートウェイカントリー」はそのまま即閉鎖。店頭での問い合わせもできず、あとは電話のみでの応対という、電光石火のドラスティックな展開となった。また、修理品が流れ出したのか、Gateway製のノートPCがジャンク扱いで中古ショップに格安で流通し始めている。あぷあぷとあぷあぷ2SQUAREでは、30日(木)から続々と一部故障や付属品に欠品のあるPentium III600MHzを搭載したSOLO 3350などが入荷し、なんと19,800円~39,800円というびっくりするような安さで売られている。サポート業務がどこかに引き継がれる可能性が高いとはいえ、日本法人撤退で商品価値もそれなりに下がってしまったらしい。ちなみに、19,800円のものはTFT液晶の不良とACアダプタが欠品の中古品だった(メモリは128MBでHDDは20GB)。ただし、31日(金)時点で全てこのSOLOシリーズは完売してしまったとのこと。 【編集部注】記事掲載当初、販売日時等に関して誤った記述がありました。お詫びいたします。 □日本ゲートウェイ(http://www.gw2k.co.jp/) |
DVD-R対応のドライブが出始めたからなのか、それとも単にマーケットがもう飽和状態になったということなのか、CD-R/RWドライブの価格が突如急落を始めている。各店で一斉に価格が下がったのは、まずヤマハの16倍速CD-R/RWドライブ「CRW2100E-VK」で、なんと実売価格は8,980円~9,800円。このほか、一部ではアイ・オー・データ機器のBURN-Proof対応24倍速CD-R/RWドライブ「CDRW-AB24B」が15,000円程度、DVD-ROMの読み込みが可能なリコー製6倍速CD-R/RWドライブ「RW9060A」が9,800円程度といった例もある。世の中デフレが進行していると言われているが、PCの世界も例外ではないというわけだ。1万円前後で10倍以上の高速なCD-R/RWドライブが買えるのなら、とりあえず必要なくてもCD-ROMドライブの代わりに入れ替えるのもいいかも?(詳細は「その他のお買い得情報」参照のこと)。 |
ハードウェアMPEG-2エンコード対応TVチューナー内蔵ビデオキャプチャカードの人気ナンバー1であるカノープスの「MTV1000」が各店に続々と再入荷している。超人気商品であり、永らく品薄が続いていたとあって、アキバでは店頭に「MTV1000再入荷しました」といった貼り紙をわざわざ出しているショップも多い。少なくとも8月31日(土)の段階では、アキバでの在庫量はそこそこ確認できた。実売価格は39,800円程度。なお、現在出回っているものは、発売当初のものと違ってiEPG対応などソフトウェアがバージョンアップしているため、箱にも「iEPG対応」と文字が入るなど、若干新しくなっている。「MTV1000」が今まで手に入らず困っていたという人は、今週末が狙い目だ(詳細は「その他のお買い得情報」参照のこと)。 □MTV1000(http://www.canopus.co.jp/catalog/mtv1000/mtv1000_index.htm) |
また書き込み対応型のDVD関連新型ドライブが近日登場する。今度はDVD+RW規格に対応したリコー製ドライブ「MP5120A」で、この製品はDVD-ROM/CD-R/CD-RW対応の従来型“コンボドライブ”にDVD+RWが加わったという意味で“スーパーコンボ”という愛称がつけられている。これまで書き込み対応型のDVD関連ドライブとしては、DVD-RAM/R、DVD-R対応の2種類があったが、DVD規格の混乱ぶり象徴するかのように、これで3種類目が登場することになる。DVD+RWはDVD-RWやDVD-RAMと同じ相変化方式の書き換え可能DVD規格で、既存のDVDビデオやDVD-ROMドライブとの互換性の高さが特徴。また追記や編集が可能で、小容量のデータでも実データのみを書き込むなど、規格上のメリットは多い。TSUKUMO eX.でドライブの予約受付を開始したもので、入荷予定は9月下旬になっているという。同店では予価未定となっているが、発表当初の見込みでは実売価格は6万円程度となっていたため、DVD-RAM/RとDVD-Rドライブとの中間くらいの価格で手に入りそうだ。 □MP5120A(http://www.ricoh.co.jp/dvd/) |
電脳街アキバの中心的存在として永らく親しまれてきたLAOX THE COMPUTER館が、いよいよ大きく方向転換する。「ないものはない」のキャッチフレーズで開店してから11年、これまで一般ユーザー向けの巨大パソコンショップとして名実ともにナンバーワンの座を欲しいままにしてきた同店だが、今度は「主として中小企業・SOHO向けソリューションセンターとして再構築」するため、大改装に踏み切る。1日(土)からは関連店舗も含めた閉店大処分セールを実施中で、一部を除いて多くの商品を店頭価格からさらに5%~10%値引き販売している。改装のための具体的なスケジュールは明らかにされていないが、セールが30日(日)までとなっており、発表当初に「リニューアル・オープンはこの秋を予定」としていたことから、10月中には改装が完了するとみられる。さて、アキバを代表する巨大パソコン店の方向転換は成功するのだろうか。 □閉店大処分セール(http://www.laox.ne.jp/campaign/refresh/) |
ヒートシンク断面が「Ω」型になっている変わったSocket 370/A用CPUクーラーがミヨシから発売になった。型番は「CF-F2」で、実売価格は1,679円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。とにかくその特徴は見た目がユニークなことで、金色にアルマイト加工されたアルミ製ヒートシンク断面が珍しいΩに近い形状になっている(ただしスリットは下ではなく上にある)。冷却効果を高めるフィンはヒートシンクの内周に垂直と水平に3ブロックあり、ファンはヒートシンク側面に5.5cm角のものが垂直に取り付けられている。やや“ウケ狙い”のようにも見えるが、実はヒートシンクの円筒状部分のサイズはファンの直径にぴったりあわせてあり、効率よく風を流すための工夫がなされているなど、意外と真面目。また、ファンの回転数が4,500rpmと比較的遅く、騒音レベルが30dB以下になっているという特徴もある。低騒音で、かつちょっと見た目の変わったCPUクーラーを使いたいという人にはいい候補になるかもしれない。なお、対応動作クロックについては「1.0GHz対応」とだけ明記されている。 □CF-F2(http://www.mco.co.jp/lineup/dosvparts/cpufun.html) |
一部ショップが予告していた通り、玄人志向から実売価格が1万円割れの格安Gigabit Ethernetカードがデビューした。発売されたのは10Base-T/100Base-TX/T1000Base-Tに対応した32bit PCIタイプの「TP83820GB-PCI32」と64bit PCIタイプの「TP83820GB-PCI64」の2製品。搭載しているLANコントローラはNationalSemiconductorのTP83820で、構成している2チップのうち1つには冷却用のヒートシンクが搭載されている。実売価格は「TP83820GB-PCI32」が7,800円~7,979円、「TP83820GB-PCI64」が9,380円~9,979円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。これまで販売されていたGigabit Ethernetカードは最も安いものでも約13,000円程度だったため、一挙に半額近くまで下がった計算になる。とりあえずHubが安くなるまで、クロスケーブルとセットにしてPeer to Peerで、その速さを体感してみるのがいいかも? □TP83820GB-PCI32(http://www.kuroutoshikou.com/products/network/gb-pci32.html) □TP83820GB-PCI64(http://www.kuroutoshikou.com/products/network/gb-pci64.html) |
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