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ELSAからQuadro DCC搭載ビデオカード発売、Xbox用ソフト開発向け?
Quadroシリーズと言えばグラフィックスワークステーション向けのビデオチップとして知られているが、GeForce3と同じコアアーキテクチャを持つというQuadro DCCはQuadroシリーズの中でも最高峰に位置するビデオチップ。最近では、8月に開催された世界最大と言われるCGの祭典「SIGGRAPH 2001」で、Quadro DCC搭載ビデオカードによるファイナルファンタジーのテクノロジーデモが公開されたことで注目された製品でもある。そのQuadro DCCビデオチップを搭載したGLoria DCCも、3ds max4などの3D CGソフトに最適化された独自ドライバ「ELSA MAXtreme」が付属するなどプロユース向け製品であり、Xbox用のソフトを開発するのに適したハイエンドカードとも言われている。また、OpenGLを重視した設計になっているのも特徴だ。
カードの見た目は基本的にGeForce3搭載ビデオカードのGLADIAC 920と変わらず、部品実装パターンやビデオチップ上の冷却ファン、メモリチップ上のヒートシンクもまったく同じ物がついている。外見上で違うのは「GLoria DCC」にはVGAとTV出力用S端子のほか、DVI端子がついているという程度。そもそもQuadroシリーズはGeForce3にいくつかの機能を追加した上位バージョンだということを考えれば、GeForce3搭載ビデオカードの基板デザインがそのまま使えるのも当然といったところか。
価格を考えると一般ユーザーがおいそれとは買えない製品だが、アキバでは複数のショップでデモを実施しているので、3D CGに興味のある向きは一度足を運んでその実力を体験してみてはどうだろうか。
デモを実施しているのは、PCiN秋葉原とT-ZONE. PC DIYなど。
□GLoria DCC(エルザ ジャパン)
http://www.elsa.com/international/japan/product/cv/gloriadcc/gloriadcc.htm
(ELSA Quadro DCC) |
[撮影協力:T-ZONE. PC DIY]
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