アキバの自作PCパーツ激戦区に、もうじき新たな名所が誕生することになりそうだ。その名は「Linux Cafe」。現在、DOS/Vパラダイス秋葉原本店前にあるビルが全面改装中で、ここは新たにLinux関連のフロアを結集させたリナックスビルとして近日オープンする予定だ。すでに1Fに入る予定になっているネットワーク設備完備のオープンカフェ「Linux Cafe」も全貌を見せ始め、周囲の期待も高まりつつある。フロアはB1F~5Fまで全6フロアあり、一般の人が利用できる1Fのカフェをはじめ、3FにはLinuxを中心とした講義用フロア、4Fにはベンチャー企業が入るなど、Linuxをテーマとしたビジネスや技術を集結させたLinux専門ビルとして運営される。実はこのビル、もともと千代田区の遊休施設で、新たな利用方法を公募して選考のうえリナックスビルへの改装が決まったもの。アキバならではの新しい施設として注目を集めそうだ。 □Linux Cafe(http://www.linux-cafe.co.jp/) |
外食産業の値下げ合戦を例に出すまでもなく世の中はデフレが猛烈に進行中だが、PDAの世界もご多分に漏れないようだ。ソニーが軽量薄型のCLIEを8日(土)に発売する関係なのか、本家Palmは1日(土)から「日本全国みんなでPalm大作戦!」キャンペーンを実施、既存モデルの大幅値下げに踏み切っている。エントリーモデルのm100はなんと4,900円にまで下がり、白黒液晶の薄型モデルm500は24,800円、カラー液晶の薄型モデルm505は34,800円になっている。m100の価格は衝撃的だが、とりあえずPDAの入門用として手に入れるにはよさそう。また、m500より上のモデルは周辺機器とAirH”カードと組み合わせれば、モバイル常時接続ネット端末に早がわりするとあって、この時期に手に入れるPDAとしては大いに魅力的といえる。PCパーツを買ったときのお釣りでPDAを買うというパターンもありかも?キャンペーン期間は2002年2月28日(木)まで。 □キャンペーン(http://www.palm-japan.com/about/pr/20011128.html) |
NECからはHDDを内蔵した「SmartVision Pro HD40」のほかに、PCIカードタイプのTVチューナー付きビデオキャプチャ製品「SmartVision Pro 3」も発売になっている。3次元Y/C分離回路やノイズ対策を施したチューナーを搭載することで高画質化をはかった同シリーズ最新作で、MPEG-2ファイルの編集時に必要な部分のみ再圧縮することで編集時間の短縮やファイル全体の劣化を抑えるVideoStudio用プラグインs「SmartRender」が追加されているのも特徴の一つ。録画したビデオファイルの編集を頻繁に行なうという人や、画質重視の人なら要チェックの製品と言えそうだ。タイムシフト視聴中の番組を録画できる「タイムシフト録画機能」やiモード対応携帯電話などから録画予約できる「遠隔予約録画機能」、電子番組表(ADAMS-EPG)や文字放送に対応しているのは従来どおり。実売価格は16,800円~17,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。 □SmartVision Pro 3(http://121ware.com/smartvision/vision3/) |
フェイスが新たな店舗をオープンする予定を明らかにした。ホームページ上に出された告知によると、新店舗は先日閉店したばかりの元TWO-TOP秋葉原本店だった場所(ブロックF3-[b1])で、7日(金)16:00に新本店としてプレオープンするという。5日(水)には従来の本店は閉店し、6日(木)は休業となる。すでに新店舗では新しい看板などの据え付け作業が始まっており、内装工事も着々と進行している模様だ。これまでの本店とは目と鼻の先の場所だが、店舗スペースが格段に広くなるため、利用者にとっても便利になりそうだ。なお、新店舗は1Fと2Fの2フロア構成となる。インターネット通販も含めたオープンセールも実施される予定で、すでに商品と価格のリストがホームページ上に出ているので、気になる人はチェックしてみよう。 □フェイス秋葉原新本店オープン(http://www.faith-go.co.jp/sale/open12.htm) |
人気の超小型自作PCキットは相変わらず動きが活発だ。まず、SCSI外付けケースサイズの小型自作PCキットにまた新色モデルが登場している。これまで、フロントパネルにアクリル板がはめ込まれた「CF-7989」という型番の製品には、アクリル板の色が無色透明と青半透明の2種類があったが(別型番でアクリル板なしの製品もある)、今週からは緑半透明のモデルも発売になっている。価格は32,800円~33,780円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。また、225mm角のキューブ型アルミPCケースを採用した自作PCキット「Pandora」には、マザーボードがFREETECH P6F209からShuttle FV24に変わった新製品として、本体色がシルバーの「P100S」とガンメタリックの「P110G」が登場している。実売価格は37,800円~38,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。さらに、先週からサンプル展示が始まった話題の超小型キューブ型PCケース採用「Polo」が、11月29日(木)発売から急遽延期となり、発売時期未定になってしまった。廉価版の「Polo C」が発表になるなど、こちらも動きが慌しい。このジャンルの製品は人気が集中しているだけに、しばらくはいろいろなハプニングもありそうだ。 |
ちょっとユニークな超小型デバイスが登場している。リンク・エボリューションが発売した「IrSTICK」という製品は、これまで販売されたPC用のIrDA通信アダプタの中では最小で、なんとその大きさはジャストUSBコネクタサイズ。USBポートに挿して使用する製品だが、USBコネクタの尻尾に通信ユニットがひっそりとついているだけで、一見すると意味のないケーブルレスUSBコネクタにしか見えない。最近ではIrDAポートを持たない小型のノートPCも増えているため、これをPDAなどモバイルデバイスとの通信用に使うと便利そうだ。IrDA 1.1に対応しており、通信速度は9.6Kbps~4Mbps。製品にはWindows用デバイスドライバが同梱されている。実売価格は5,380円~5,480円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。 □IrSTICK(http://www.linkevolution.com/shell.mv?+&showpage=/infrared/IrStick.html&display=j§ion=1) |
ASUSからUltra ATA/100対応をうたったDVD-ROMドライブ「DVD-E616」が発売になった。これまでにもUltra ATA/66対応というドライブはいくつも出ていたが、Ultra ATA/100の対応製品はこれが初めて。ドライブ自体の性能は、DVD-ROMが最大16倍速、CD-ROMが最大48倍速。512KBのキャッシュを内蔵し、ASUS独自のノイズ・振動低減化技術のDDSS IIを採用しているといった特徴もある。本来、DVD-ROMを16倍速で読み込んでもデータ転送速度は約22MB/sにしかならないため、インターフェイスに関してはUltra ATA/33で十分ということになるのだが、IDEでは同一ケーブル上のプライマリとセカンダリで違うモードのデバイスを組み合わせるとパフォーマンスに影響が出る例もあり、保険の意味でHDDと含めてUltra ATA/100で統一させて接続したいという人には貴重な製品と言える。店頭にはリテールパッケージ品として並んでおり、表面に「ATA-100 Supported」と書いてあるのが目印。実売価格は8,480円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。 □DVD-E616(http://www.asus.com.tw/Products/dvdrom/dvd-e616/) |
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