Socket Aマザーボードの新製品 2001年12月15日号

※このページにおける価格などは、Watch編集部が各ショップ店頭での表示を独自に調査したものです。
 この価格で販売されることを保証するものではありません。
 実際の販売価格は変動しますので、購入時に各ショップ店頭にてご確認ください。


【Socket Aマザーボードの新製品】
メーカー/製品名価格(円)ショップ備考

Socket Aマザーボード
|ASUS A7M266-D
(Dual CPU,AMD-760MPX,ATX,AGP Pro1
 ,64bit/66MHz/3.3V PCI2,PCI3
 ,DDR DIMM4)
32,799ソフマップ1号店 Chicago Windows専門館6F,売り切れ
32,800LAOX PC・DO SHOP売り切れ。次回入荷は来週以降
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 AMD-760MPXチップセットを搭載したASUS製のDual Socket Aマザーボード。AMD-760MPXチップセット搭載マザーボードとしては、9月からGIGABYTE GA-7DPXDWがサンプル展示されていたが、実際に製品版として販売されたのはこのA7M266-Dが初めて。

 AMD-760MPXと従来モデルのAMD-760MPとの主な違いは、SouthBridgeをAMD-768へ変更することにより新たに64bit/66MHz PCIバスに対応した点で、A7M266-Dは64bit/66MHz対応PCIスロットを2本搭載している。また、メモリスロットはRegistered DDR SDRAM DIMMに対応したDIMMスロットを4本備えているが、このうち2本は一般的なUnbufferedタイプのDDR SDRAMにも対応している。

 電源コネクタに関しては、一般的な20ピンタイプのATX電源コネクタのほか、Pentium 4用マザーボードなどでも見られるATX+12V電源コネクタやAUX電源コネクタを搭載している。なお、T-ZONE. PC DIY SHOPでは、AUX電源コネクタを未接続の状態で店頭デモを実施中(使用している電源ユニットはPOWER WIN PW-300ATXA)。

 マニア向けの設定機能としては、CPUコア電圧(1.10/1.075V~1.85/1.825V、17種類)、メモリ電圧(2.5V、2.6V、2.7V)、FSB(100MHz~133MHz、6種類)を設定するジャンパピンやディップスイッチを基板上に備える程度。

 上記のほかT-ZONE. PC DIY SHOPTSUKUMO eX.TWO-TOP秋葉原1号店フェイスなどでも「近日入荷予定」としてサンプル版製品を店頭展示中。また、CUSTOMでは、入荷予定日を「20日(木)以降」と説明している。

[撮影協力:T-ZONE. PC DIY SHOPDOS/Vパラダイス秋葉原本店ソフマップ1号店 Chicago Windows専門館LAOX PC・DO SHOP]

|ASUS A7N266/SE
(nForce 420,ATX,VGA,Sound(CMI8738),AGP1
 ,PCI4,PCI/ACR1,DDR DIMM3)
21,300パソコンCityパーツ館
21,500RockValley
21,980T-ZONE. PC DIY SHOP1F
22,000エルプラザ
22,500コムサテライト3号店1F
22,800コムサテライト1号店
22,800クレバリー1号店
22,800LAN/PLAZA
22,800LAOX PC・DO SHOP
22,800WonderCity秋葉原店
22,979TSUKUMO eX.3F
22,979ツクモParts王国
22,980ZOA 秋葉原本店3F
23,800TWO-TOP秋葉原1号店3F
23,800TWO-TOP秋葉原2号店
23,800BLESS 秋葉原本店
23,800CUSTOM
23,800高速電脳
23,800OVERTOP1F
23,800パソコンハウス東映
23,800DOS/Vパラダイス秋葉原本店
|ASUS A7N266
(nForce 420,ATX,VGA,Sound(CMI8738),AGP1
 ,PCI4,PCI/ACR1,DDR DIMM3)
24,200コムサテライト3号店1F,売り切れ
24,800TWO-TOP秋葉原1号店3F
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左:A7N266/SE、右:A7N266写真
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 nForceチップセットを搭載したASUS製Socket Aマザーボード。店頭に登場したnForceチップセット搭載マザーボードとしては、Microstar K7N420 Pro/MS-6367に続き3製品目となる。

 搭載チップセットはK7N420 ProやMS-6367が搭載するnForce 420-Dの下位にあたるnForce 420。両者の違いはサウスブリッジチップに当たる「MCP」の機能で、具体的にはnForce 420の「MCP-D」チップが搭載していた5.1チャネルサウンド出力機能が省略されている。ただし、このマザーボードでは、別途C-Media CMI8738サウンドチップを搭載しており、これによる6チャネル出力に対応している。

 このほかの機能はnForce 420-Dと変わりなく、DIMMスロットの使用法に関しても先行製品と似たような制限がある。

 搭載しているマニア向け設定機能は、メモリ電圧変更ジャンパ(2.5V、2.6V、2.7Vから選択)や、BIOS上からのFSB/PCIクロック変更機能(100/33MHz、103/33MHz、158/33MHzなど)、FSB/メモリクロックの比率設定機能(1:1、3:4)など。このほか、BIOSには「Internal Graphic Over-clocking」という詳細不明の設定項目も用意されている。
 また、マニュアルにはCPUをオーバーヒートから保護する「C.O.P.Thermal Protection」機能に関する解説もあるが、これは現在の製品では利用できない機能で、対応版製品は今後発売される見込みという。

 「MESSIAH」「STAR TREK NEW WORLDS」といったゲームが付属しているという特徴もある。

 今回発売されたのは、製品パッケージとマニュアルが異なる「A7N266/SE」と「A7N266」の2タイプ。ショップの説明によると「A7N266/SEはクリスマス限定パッケージ」だそうで、A7N266/SEのマニュアルには表紙にサンタのイラストや「X'MAS SALE」の文字列が書かれている。ただし、外箱に関しては「クリスマス限定パッケージ」の方が簡素で、A7N266が専用デザインのリテールボックスを採用しているのに対し、A7N266/SEでは同社が汎用的に利用している無地赤色のリテールパッケージがそのまま流用されている。
 店頭で確認した限りでは、両者の違いは上記2点のみで、基板のリビジョンも同じ1.02。

 バリエーションモデルには、MCP-DチップやRealtek製LANコントローラーなどをオンボード搭載した上位モデル A7N266-Eがラインナップされている。

□A7N266-E(ASUS)
http://www.asus.com.tw/mb/socketa/a7n266-e/overview.htm
□関連記事【11月17日】nForceチップセットを搭載したMicrostar製Socket Aマザーがデビュー
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20011117/nforcemb.html
【12月8日】nForce搭載マザーボード第2弾はMicrostarのmicroATX対応製品
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20011208/etc.html#ms6337

[撮影協力:T-ZONE. PC DIY SHOPコムサテライト3号店TWO-TOP秋葉原1号店高速電脳]


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