8MBという大容量のバッファを搭載したことで注目を集めたWestern Digital製HDD「WD Caviar(Special Edition)」シリーズに、新たに120GBモデルの「WD1200JB」が登場した。ディスク容量以外のスペックは、すでに登場している100GBモデルの「WD1000JB」と同じで、スピンドル速度が7,200rpm、平均シークタイムが8.9ms(リード時)~10.9ms(ライト時)、最大内部転送速度が525Mbits/s(65.6MB/s)などとなっている。スペック上では速度面における向上はないものの、好評だった「WD1000JB」のディスク容量増加モデルで、価格的にも2MBバッファの「WD1200BB」と大差がないことから割安感がある。コストパフォーマンス重視のユーザーにおすすめのHDDと言えるだろう。実売価格は35,480~39,900円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。 □WD1200JB(http://www.wdc.com/products/Products.asp?DriveID=27) |
キューブ系自作PCキットのTualatin対応モデルが続々とデビューしているが、前面に取り付けられた透明アクリル板が印象的なキューブ系自作PCキット「CF-7989」にも、Tualatin対応モデルの「CF-7989T」が新たに登場となった。先々週に登場した「CUBE-24T」と同様に、従来モデルとの違いは採用マザーボードをTualatinコアCPU対応のShuttle製FV24(Version 3.1)に変更している点で、本体サイズやデザイン、機能面などに変わりはない。また、本体カラーは赤、青、黄という3種類が用意されており、カラーバリエーションの豊富さは「CF-7989」の特徴をそのまま受け継いでいる。実売価格は30,800円~34,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。 □CF7989(http://www.keian.co.jp/new_pro/cf7989/cf7989.html) |
MSIとASUSに続いて、今度はABITから同社初のnForceチップセット搭載Socket Aマザーボード「NV7m」がデビューを飾った。フォームファクタはmicroATXで、拡張スロットはAGP×1、PCI×3、DDR SDRAM対応DIMM×2となっている。チップセットにはVGA機能と5.1チャネルサウンド出力にも対応するサウンド機能を備えたnForce 420D(IGP-128+MCP-D)を搭載し、またRealtek製の物理層チップによる10Base-T/100Base-TX対応LANインターフェイスも備えており、機能的には充実している。microATX対応PCケースを利用してコストパフォーマンス重視の小型PCを自作する場合の新たな有力候補となりそうだ。実売価格は19,480円~20,780円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。 □NV7m(http://www.abit.com.tw/eng/product/mb/nv7m.htm) |
最近ではメディアの最安値も500円前後という例が出始め、着実に低価格化と普及が進むDVD-Rだが、そうした中、ついにDVD-RメディアをCD-R/RWメディアのように100枚入りスピンドルケースで販売するショップも現われた。販売を始めたのはCD-R/RWドライブやメディアなどを得意とするあきばんぐで、100枚入りスピンドルケースに入ったRITEK製DVD-R 4.7GBメディアを64,900円で販売し始めている。同店の1枚単位での販売価格は669円なので、100枚のまとめ買いでトータル2,000円のお得ということになる。もちろん、これでも100枚単位での購入となると現時点ではまだ懐が痛むところだが、これでまたDVD-Rメディアが手軽なCD-R/RWメディアの状況に一歩近づいたということは言える。 □RITEK(http://www.ritek.com/ritek_j/index.htm) |
2週間ほど前からぷらっとホームでデモが行なわれていた、眼球内にある虹彩の違いを判別してユーザーの識別を行なうというUSB接続のユニークなユーザー認証システム製品「BM-ET100US」がいよいよ販売スタートとなった。製品は英語版(Panasonic製)の輸入品で、デモがスタートした当初、同店では予価を「4万円を超えるぐらい」としていたが、今回の実売価格は37,500円と若干その予価を下回っての登場となっている(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。ただし入荷数はごく少量で、さらに昨今の円高の影響もあり次回の入荷分からは値上がりする見込みとのことなので、欲しいと思った人は早めに行動に移ったほうがよさそうだ。 □BM-ET100US(http://www.panasonic.com/medical_industrial/irisspec.asp) |
Apollo P4X266Aチップセット搭載のVIA純正Socket 478マザーボード「PE11-LA」がようやく発売となった。Realtek製10Base-T/100Base-TX対応LANコントローラを搭載した「PE11-LA」と、LAN非搭載モデル「PE11-SA」の2製品で、スペックや基板レイアウトを見る限りでは、Apollo P4X266搭載の「PE11-L」「PE11-S」をベースとした製品のようだ。Apollo P4X266A搭載マザーボードとしては、RIOWORKSから4本のDDR SDRAM対応DIMMスロットとUSB 2.0コントローラーを搭載した「NUVIA-L」が既に登場しているが、「PE11-L」と「PE11-S」はDIMMスロットが3本でUSBインターフェイスもチップセット内蔵機能によるもの(USB 1.1)となっている分、価格は安めで手頃さがある。実売価格は「PE11-LA」が15,800円~18,499円、「PE11-SA」が15,799円~17,499円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。 □PE11-LA(http://www.viavpsd.com/products/PE11LA_spec.jsp) □PE11-SA(http://www.viavpsd.com/products/PE11SA_spec.jsp) |
最近では「緑色Athlon XP」をショップ店頭で見かける機会も多くなってきたが、今週からはAthlon MPの緑色パッケージ版もいくつかのショップでデビューしている。主なものとしては、DOS/Vパラダイス秋葉原2号店でAthlon MP 1600+が、高速電脳でAthlon MP 1900+がそれぞれ入荷しているのが確認できた。現時点ではAMDからの正式な発表はないものの、このように複数モデルに渡って緑色パッケージ版が登場していることから、今後Athlon MPもAthlon XPと同様に“緑化”されていくものと見られる。もともとパッケージ素材が同じ両CPUだけに、これも自然な流れではある。コレクター的には今のうちに現行の「茶色Athlon MP」を押さえておいたほうがよいのかもしれない。 □Athlon MP(http://www3pub.amd.com/japan/products/cpg/server/athlon/) |
ASUSとTyanに続き、MSIからもAMD-760MPXチップセット搭載のDual Socket Aマザーボードが近々デビューすることになりそうだ。製品名は「K7D Master-L(MS-6501)」で、T-ZONE. PC DIY SHOPでサンプル品の展示がスタートしている。AMD-760MPXというと、チップセットの不具合に絡むUSBに関する仕様が気になるところだが、やはりASUSやTyanと同様にチップセット側の機能は使用せず、USBインターフェイスカードが同梱される形になる模様だ。店内では、同梱される予定のUSB 2.0対応インターフェイスカードも並べられて展示されている。なお、マザーボードのI/Oパネル部にUSBコネクタを搭載していない点や、32bit/33MHz対応PCIスロットが3本となっている点などはASUSの「A7M266-D」と同様だ。同店での具体的な入荷時期、価格などは未定という。 □K7D Master(http://www.msi.com.tw/products/server/server_board/6501.htm) |
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