【 2002年1月26日号 】

「アキハバラデパート フジヤマ」が駅前に3月18日新装開店、詳細発表に

FUJIYAMAFUJIYAMA
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 50年の歴史に幕を下ろし、「撤退」して「アキハバラ系SCに生まれ変わる」と宣言していたアキハバラデパートが、ついに新店舗の具体的な概要を明らかにした。発表内容によると、当初の予定通り新店舗はホビー商品やアニメなどのキャラクターグッズを中心としたフロア構成を採用し、店舗名も新たに「アキハバラデパート フジヤマ」と改められるという。そしてオープン日は3月18日(月)であることが明らかにされた。

 詳細を知るための糸口は、JR秋葉原駅の総武線ホームと直結しているデパート入り口付近に掲げられた新たな案内板にある。そこには『www.fujiyama21.com アルバイトスタッフ募集中 先進の情報発信とエンターテインメント空間「アキハバラデパート フジヤマ」3月18日(月)OPEN! FUJIYAMA Akihabara Dept.』とある。この段階で、新店舗名と開店日を知ることになるわけだが、より詳しい内容は、ここに書かれた独自ドメインのWebサイトにアクセスすると初めてわかるという仕組みになっている。

 そのWebサイトにアクセスしてみると、「アニメ、マンガ、ゲーム、ホビーの総合セレクトショップ アキハバラデパート フジヤマ」という派手なタイトルとともに、富士山をモチーフにしたまるでDUTY FREE店のような店舗ロゴが現れ、新店舗概要とオープン記念キャンペーン告知が表示される。それによると、3Fはイベントエリアとアキバカフェのほか、キャラクターグッズ/ホビーグッズ/DVD/CD/ゲーム/コミックの売り場が設けられ、2Fは書籍/靴修理/100円均一ショップ/レストラン/インポートグッズのエリア、1Fはレストランと一般商品の売り場ができるという。ここでは店内レイアウトや各売り場の完成予想図も見ることができる。これを見る限り、基本的に1Fと2Fはこれまでの一般向けデパートの内容を受け継ぎ、JR秋葉原駅と直結している3Fのみが、いわゆる「アキバ系」商品を集約した新路線をとるということになるようだ。

 これで店舗の「箱」としてのイメージはほぼ全てが明らかになった。あとは、目の肥えたマニアックな客層を満足させるだけの商品構成を展開できる“目利き”の部分があるのかどうか、それが「撤退」後の成功の鍵を握ることになりそうだ。

□アキハバラデパート フジヤマ
http://www.fujiyama21.com/
【2002/1/12】アキハバラデパートの具体的な改装計画が明らかに、3月に新装開店
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20020112/etc.html#akidepa
【2001/11/23】アキハバラデパートが撤退を宣言、「アキバ系SCに生まれ変わります」
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20011123/etc_akidepa.html

 (AKIBA PC eArena)


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