書き込み速度はCD-R 32倍速/CD-RW 10倍速で、読み込み速度は最大40倍速。バッファアンダーランエラー防止技術のBURN-Proofや書き込み品質向上技術のFlexSS-BPを搭載している。

　TDK純正のパッケージ品で、書き込みソフトのB's Recorder GOLDが付属している。

　従来モデル(ICD2410A)の書き込み速度はCD-R 24倍速/CD-RW 10倍速だった。

[撮影協力:クレバリー1号店と高速電脳]

　ドライブのスペックや付属品は内蔵用のMP5120Aとほぼ同じ。

□関連記事
【2001年9月29日】リコーからDVD+RW規格に対応したドライブがデビュー、価格は5万円台
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20010929/etc_dvdplusrw.html

[撮影協力:クレバリー1号店]

　PCとの接続インターフェイスはIEEE-1394またはUSB 1.1で、各ドライブが個別のドライブとして認識されるしくみ。ドライブのスペックはCD-RWドライブ側がCD-R書き込み 8倍速/CD-RW書き込み 4倍速/CD-ROM読み込み 12倍速で、DVD-ROMドライブ側がDVD-ROM読み込み 6倍速/CD-ROM読み込み 24倍速となっている。CD-RWドライブのバッファ容量は2MBで、書き込みエラー防止機能は特に搭載していない。
　なお、PCで利用するための書き込みソフトやDVD-Video再生ソフトは付属しておらず、PCからCD-R/RW書き込み機能を利用するためには別途書き込みソフトが必要となる。対応ソフトはWinCDR 7.0など。

　単体でのCDコピー機能は、本体前面の「パソコン - スタンドアローン」切替スイッチで有効になるもの。書き込み速度は最大8倍速（音楽CDは4倍速）の「VARIABLEモード」と4倍速(音楽CDは2倍速)の「Fixモード」を選択できる。書き込みの進行状況は、本体中央に設置されているレベルメーター状のLEDで確認可能。なお、単体で音楽CDのバックアップをする際は、著作権保護処理のされた音楽CD専用CD-R/RWメディアが必須になる。

　スロットインタイプのCD-R/RWドライブはアップル Power Mac G4 Cubeに搭載されて店頭販売された例などはあるものの、PC/AT互換機用の周辺機器が店頭販売されたのはこれが初めて。

□関連記事
【2001年12月14日】松下、単独でCD-ROMのバックアップが可能なドライブ(PC Watch/LED点灯の写真あり)
http://www.watch.impress.co.jp/pc/docs/article/20011214/pana.htm

[撮影協力:俺コンハウス]

　筐体はクリアパーツを多用したスタイリッシュなもので、縦置きでも横置きでも使用可能。ただし、付属している国内用ACアダプタのコネクタ形状に問題があるため、同梱物を使ってそのまま利用できるのは縦置きのみ。横置きで使用するためには、同じく付属しているヨーロッパ用ACアダプタと、別途購入する必要があるACコンセント変換アダプタ(ヨーロッパ仕様 - 日本仕様)を組み合わせて利用する必要がある。

　箱パッケージは玄人志向の茶箱ではなく、iomegaの化粧箱。

　ACアダプタ類のほか、SCSIケーブルや1.3GB GIGAMOメディアなどが付属している。

□関連記事
【2001年12月22日】MDG-3130AP(今週見つけた新製品)
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20011222/ni_i_dd.html#mdg3130ap

[撮影協力:コムサテライト3号店とTSUKUMO eX.]

　マイティ ジャパンブランドの製品で、FD32MB用の専用書き込みソフトも付属している。ドライブユニットはPanasonic LKM-FH34-5AP。

　接続インターフェイスはATAPIで、コネクタは薄型CD-ROMと同じもの。

　薄型ドライブのため、そのまま3.5インチベイに設置するにはベゼルの高さが足りないなどの不具合があるが、BLESS ストレージ館では不具合を解消するための専用マウンタを販売する予定もあるという（具体的な時期は不明）。また、同店ではこのドライブの小型IDEコネクタを通常のIDEコネクタに変換するアダプタも1,300円で販売している。

[撮影協力:BLESS ストレージ館]