【 2002年4月6日号 】

GeForce4 MX460搭載ビデオカードがようやく登場、第1弾はMSIから

G4MX460-VT(MS-8863)G4MX460-VT(MS-8863)
G4MX460-VT(MS-8863)G4MX460-VT(MS-8863)
G4MX460-VT(MS-8863)G4MX460-VT(MS-8863)

 なかなか登場しなかったGeForce4 MXシリーズ最上位のGeForce4 MX460ビデオチップを搭載したビデオカードがようやく登場した。第1弾となったのは、MSIの「G4MX460-VT(MS-8863)」で、実売価格は19,980円~21,900円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。これで、デスクトップPC向けGeForce4シリーズのビデオチップは一通り製品となって店頭に登場したことになる。

 デスクトップPC向けGeForce4シリーズのトリを飾ることになったGeForce4 MX460の主な仕様はコアクロックが300MHz、メモリクロックが275MHz、フィルレートが12億Texels/s、メモリ帯域幅が8.8GB/s(DDR SDRAM使用時)などとなっており、コスト重視のメインストリーム向けNV17コアでは最高クロックのモデルということで、コストと性能を両立させたいというユーザーには注目の存在と言える。

 そして、初の搭載製品として登場した「G4MX460-VT」は、ビデオメモリに64MBのDDR SDRAMを搭載し、すでに登場している同社のGeForce4 Ti 4600搭載モデル「G4Ti4600-VTD(MS-8872)」などと同様、VGA出力、S-Video出力端子のほかにS-Video入力端子を備えるという特徴を持っている。ビデオキャプチャソフト「WinCoder Ver 2.0」やビデオ編集ソフト「WinProducer Ver 2.0」も付属しており、別途ソフトを買い足さなくてもビデオキャプチャ/編集が楽しめるようになっているのはうれしいところだ。また、カードの外形は「G4Ti4600-VTD」やGeForce4 Ti 4400搭載モデル「G4Ti4600-VTD(MS-8872)」とほぼ同様だが、基板の色がそれらとは異なり赤色になっているのが印象的だ。

 そのほか、フルバージョン3本を含む計10本のゲームソフトがバンドルされているのも特徴のひとつ。初のGeForce4 MX460搭載ビデオカードであることはもちろんのこと、ビデオキャプチャ機能や豊富なゲームソフトが付属しているのもなかなかの魅力と言える。あれこれ買わなくてもビデオキャプチャやゲームを楽しみたいという人にはオススメの製品と言えそうだ。

□G4MX460-VT(Micro-Star International)
http://www.msi.com.tw/products/multimedia/vga/spec/8863.htm
□GeForce4 MX460(NVIDIA)
http://www.nvidia.com/view.asp?PAGE=geforce4mx
【2002/3/30】GeForce4 Ti 4400/4600搭載ビデオカードがASUSやMSI、玄人志向からも登場
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20020330/etc_gf4.html
【2002/2/9】発表直後からGeForce4 MX440を搭載したビデオカードが続々とデビュー
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20020209/geforce4mx440.html

 (MSI G4MX460-VT)

[撮影協力:コムサテライト2号店ソフマップ1号店 Chicago パソコン・デジタル館]


[前の記事]: 初のUltra320 SCSI対応カードが登場、LSI Logic製のプロトタイプ
[次の記事]: USB不具合解消版のAMD-760MPXを搭載した「Tiger MPX」発売に

[ Back ]戻る  

Copyright (c) 2002 impress corporation All rights reserved.
E-Mail:akiba-pc-info@impress.co.jp